ソードアートオンライン ~○○の少女   作:侍ナイト

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皆様大変お待たせしました。約三年ぶりの投稿です…かなり時間がかかりました。また読んでいただけるとうれしいです。


5話一層迷宮区とボス攻略会議

2日ぶりに私は、《トールバーナ》に帰ってきてそのままNPCから借りている部屋のベットへそのままダイブした。

この二日間は、主に《アニールブレード》という片手剣を獲得できるクエストを受けるために《ホルンカ村》へ行っていたため、相当眠い… というのが二週間前の話だ。

で、現在私は、第1層迷宮区へ来ている。計20階層で出来ており21階は、第2層になっている。そして、イルファング・ザ・コボルドロードJr.を倒してからと言うものの、レベルが上がり難くなっていた。そして今、久々のファンファーレが鳴り響く。

 

「五月蝿い…」

 

その声だけ静かに響く。回りには二週間前までいた2人は、居ない。

二人とも私をかばってポリゴン粒子()んでしまった。

アイテムも少なくなり、町へ帰ろうとすると赤いケープを被った女性プレイヤーを運ぶ変態(キリト)が居た。

 

 

 

迷宮区とトールバーナの道まで彼女を運んだ。キリトとは倒れた彼女を迷宮区から出すのに運んでいた、私も手伝ったが。

お互いに久々にNPC以外との雑談を楽しんでいた。少しすると、彼女が目をs…

 

「余計な……ことを」

 

この言葉にかなりの怒気を感じた私は全てキリトに押し付けてトールバーナに逃げたのだった。

 

 

 

「よお…さっきは、よくもオイテッテクレタナ?スノー」

 

「嫌な感じがしてさ、ね」

 

キリトの後ろに居る、彼女にすごい怒気で言われたら、流石に怖い。ただ、逃げたときとは違い物欲しそうな目で私を…いや、私の手にある『クリーム付き黒パン』を見ていた。

この『クリーム付き黒パン』はNPCが営業しているパン屋(ベーカリー)で1コル(ゲーム内通貨)で買える黒パンに、トールバーナのクエスト《逆襲の雌牛》のクエスト報酬で貰える、クリーム入り壺を黒パンに塗る(使う)とできるアイテムだ。

 

「た、食べる?」

 

彼女に『クリーム付き黒パン』を差し出すと小さな声で「ありがとう」と言うと同時に四時を知らせる鐘が鳴る。

 

「今日、第1層ボス攻略会議をやるんだ、一緒にどうだ?」

 

コボルドロード(ボス)の部屋が見つかったの!?」

 

「ああ…」

 

 

 

私達は、キリトと共に《トールバーナの広場》に来ていた。既に来ていた人達は私を見る。

ゲームでは、ほとんどの女性プレイヤーがネカマ(女性アバターでプレイする男性のこと)である、そのため私のようなリアルでもアバターと同じ女性はとても少ない。

 

「はーい‼少し遅れたけど始めさせてもらいます‼」

 

広場の中心に青いわk…髪色のブロンズ系防具を着た男性が居た。

 

「みんな、オレの呼び掛けに応じてくれてありがとう。オレは、ディアベル。気持ち的にナイトやってます!」

 

青わk…ディアベルのギャグに「勇者って言いたいんだろ」などツッコミが入る。

 

「冗談はそこまでにして。…本題に入ろう。今日、この層のボス部屋を見つけた」

 

広場の柔らかな感じか一気に引き締まる。

 

「だが、ボスは一人では攻略できない。パーティーを作ってくれ」

 

ディアベルの指示で次々にパーティーが出来上がっていく。私もキリトとフェンサーさん(名前がわからないので)にパーティー申請を出し、私をリーダーにキリトとフェンサーさんことアスナさんのゲージが現れる。

 

「ちょっと待たんかい‼」

 

声がした方へみんなむくとそこには毬栗頭の男性が居た。

 

「ワイはキバオウっていうもんや、こんなかに()び入れなあかん奴等が居るやろ」

 

「キバオウさん、それは≪ベータテスター≫の人たちのことかな」

 

「そうや」

 

キバオウは広場の階段を一飛で降りる。

 

「やつらは、こんクソゲーム始まった日にビギナーを見捨ててウマい狩り場やボロいクエストを独り占めしてやつらはらだげぽんぽんy…「ふざけんなよ‼毬栗野郎‼」…何するんや‼我‼」

 

私は気付いたらキバオウさんを馬乗りになって殴っていた。少しして私の腕を掴んだ巨漢な外人男性が居た。

 

「落ち着け…ここで暴れても何も解決にならんだろ。オレの名はエギル。大丈夫か」

 

「助かったわ」

 

「あ…すみません…」

 

「あんたが言いたいのは、ベータテスターがビギナーの面倒を見なかったから大勢死んだ。謝罪・賠償しろと」

 

「まあ、そうや」

 

「そっちの嬢ちゃんは早い話、死んだのはビギナーだけではなくベータテスターも亡くなったと」

 

「私もテスターだった…亡くなった知り合いをバカにされたと思って…」

 

エギルは大きなため息をつき、一冊の本を取り出す。

 

「まずこのガイドブック。あんたも貰っただろ。一層の道具屋で無料配布しているからな」

 

「…私、有料だった」

 

「ベータテスター価格やろ…多分」

 

後で知ったのだかテスター全員有料だったそうだ。

 

「あまりに早すぎる発行オレは、この情報元は嬢ちゃんたち元ベータテスターたち以外にあり得ないと思った、

 

情報はあったんだ。SAOと他のゲームと同じと考え引き際を間違えたたりしたからだ。こうならないよう、どう攻略するか討論されると思っていたのだがな。」

 

亡くなったベータテスターたちのほとんどベータとの違いを探しているときに運悪くやられてしまったのだ

 

「まあ、いいわ。今は(したご)うといたる」

 

キバオウさんは一番前の席に座り、私はディアベルに連れられて隣にたつ。

 

「元ベータテスターの君が居るなら少しは攻略も捗るだろ」

 

その後、私は攻略本を教科書を読むかのように説明した、勿論これはベータの時の情報だと。

 

翌日、目対話になるが原作道理キリトがビーターになったのだった。




人物紹介

ディアベル
アニメ2話とプロレッシブル1巻に出で来る青いワカメでコボルドロードに1人特効して死んだ人。作者は殺すか生かすか現在悩み中。

キバオウ
いがぐり頭のYouTubeやニコ動などで《なんでや!》のSEで有名な人。

エギル
本名結構長くてSAOマガジン見ないとうてない。キリトの兄貴分2号。コワモテだが人情に厚い人。キリト軍団で一番歳上

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