東方霊無鏡 〜Per hour 2.5 minutes 【完結】 作:LOORUME
魔理沙は犯人を見つけ出し。その真相を知ることができるのか。
そしてなぜ鏡の世界が在るのか。
《霊無鏡 第3章》
随時更新予定
其一話
どこかに立っている。
見上げると、きれいな星空が広がっている。
彼女は地べたに座っている近くの二人を見つける。
ひとりはスキマ妖怪で、もうひとりは白髪のひとだ。
どうやら二人で呑んでいるらしい。
公共の場という理由で二人を咎めようと思った彼女は、何かの棒を持って近づいて行く。
だが、酔っている二人になだめられ、挙げ句の果てに酒を勧められた。
しょうがなく参加し、おサケをついでもらって乾杯をする。
その酒は、みずかしの香りが...フルーティで、そしてどこか懐かしい味がした。郷愁の味とも言うのか。
まあなんにせよ旨かった。一口で飲み干してしまった彼女は、もう一度ついでもらおうと杯をさしだす。
が、白髪曰くその酒は老化の効果があるらしい。
本当にそうなのかと思いスキマ妖怪をシバきつつ鏡をもらう。
鏡面を覗き込むとそこにはーーー。
「うお!?」
飛び起きた彼女は、周りを見回す。だがそこは実験で失敗した応酬の焦げた天井や壁でも、散らかった見慣れた床でも無かった。
該当していく場所を頭の中で探す。だが見当たらない。
こんな家には一度も来たことが無く、ましてや泊まったことなど一度もない。
.......しばらく考えていたが、思いあたる所が無かった彼女は、思考をやめ立ち上がろうとしたその時であった。
スパァンッ
「あら魔理沙、やっと起きたのね」
爽快な襖を開ける音と共に魔理沙に声をかけてきたのは八雲紫であった。
事情を聞いてみればどうやら、名もない森で気絶した魔理沙と霊夢を見つけたため、紫の隠れ家に一先ず運んだそうだ。
「ふん、
「わかりづらいわ霊夢。食べ終わってから質問しなさい」
「そうだぜ霊夢!
「いえ魔理沙、あなたも丸呑みとかもっとはしたないわよ」
「
「まんまもー!(※以後、脳内補完でよろしくお願いします)」
「むむまみまめ、みょむみみゅーひままむんまなひまも。もら」
「まっ!ままみももまむもむまー!」
「みみみゃまい、みもむむらみ」
そんな不毛な言い争い(?)を続けていた。
「あなたたち、食事しながらスカイダイビングってやってみたいと思わない?部屋ごと 」
魔理沙は身震いをする。
ごっくん。響く食物を飲み込む音。
「すいませんでした」
「はーどーもすいませんねぇ」
霊夢が適当に謝ったためか、魔理沙は火の粉が私にもかかりそうだと霊夢を睨んだ。
「......まあいいわ。食事ダイビングはいつでもできますし。
それより貴方たち、早く異変を解決しないのかしら」
霊夢と魔理沙が帰ってきた時点で解決とも言える。だが紫は真相を知りたいらしい。
そこで魔理沙は考える。
ーーっていうかそもそも真相ってなんだ?何をもってして真相なんだっけ?私たちが、っていうかそもそも霊夢がなんであの世界に行かされたのか、ってことか?
それは八岐鏡映のしわざ、では無いらしいな。でも嘘をついている可能性もあるから心に留めておくか。
で、犯人の条件としては、鏡の結界を作れること、そして私たちが幻想鏡に行くように誘導できること。あとは....なんかあったかな....?
まあいい、とにかく犯人がどんな奴か全く検討がつかん。
これは、かなり長い間の捜査が必要とされそうだぜ。
其二話へ続く