東方霊無鏡 〜Per hour 2.5 minutes 【完結】 作:LOORUME
「『
「ああ」
「なによ、そんなの犯人が持っているに決まっているでしょ?勿体ぶる必要が無いわ」
「霊夢、甘いぜ。 もしそうなら、鏡の世界から鏡に入れば犯人とご対面できるぜ」
「甘いのは魔理沙よ」
「なんでだよぉ」
霊夢はやれやれといった
「そもそもどうやって鏡の世界に行くのよ。行ける鏡が無いじゃない」
「あれ?そっかぁ。名案だと思ったのになぁ。なんだかあれだぜ、まるで催眠術にでもかかっているみたいだ」
「!....そうなのよ。ねえ、なんかずっと前から催眠術にかかってる感じなのよ。
いつものわたしなら分かったはずなのに分からないと言うか、そんな感じ」
「ああ、わかるぜ。お茶飲んで落ち着いている今でもそうだ」
「これは、まだ異変が終わっていないのかもしれないわね...........
..........え!?」
「どうした?霊夢?
..............あ」
その時、八岐鏡映の溢したお茶によって紫の『理解と不可解の境界』の操作が解除された。
そうなってしまうと二人が事態を理解するのは数秒とかからない。
「あぁーくそぉ!紫に操られてたぜ!まあ、なんにせよ元通りなんだ。今更術をかけなおそうたってそうは行かないぞ?
紫。」
虚空に話しかける二人。
「そうね。たとえ勘や思考力を下げようと、一度手にいれた記憶は消えないわ!」
「さあ出てきな紫!!」
「そこに居るのはわかってるのよ!!」
「そげそげ!」
と三人目。
................?
霊夢と魔理沙の思考は一度停止した。
「.......なんであんたが紛れてるのよ」
「いや.........なんとなくバレないと思って...」
二人と一緒に座ってい誤魔化すようにはにかんでいるのは勿論、八岐鏡映だった。
「っていうかあんたも犯人の一人だったの?まぁそんな予感もしてたけど」
「予感て、後出しジャンケンは見苦しいぜ」
「うるさいわね」
「.........まあ、犯人とも言えるかもね」
「訳を話してくれるよな?」
「ああ、勿論。あと、紫、友人を一人にしないで出てきなよ。」
「はぁ〜い」
鏡刻塔に現れた時とは打って変わって元気がない。まるで、いたずらの準備中に見つかってしまった子供のようだ。
「...紫も座ったね。うん。
じゃあ、こっちの時間で1ヶ月くらい前の話だよ」
八岐鏡映の語りが始まる。
其五話へ続く