東方霊無鏡 〜Per hour 2.5 minutes 【完結】   作:LOORUME

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其参話

化怪化ヶと別れたあと、私は適当に方向を決めた。太陽の方向だ。

 

ところで今は何時だ?わからないな...まあ特に困ることも無いだろうが...

いや、日が暮れたら妖怪が増えて面倒だ。さっさと霊夢を見つけて幻想郷に帰ろう。

 

.........おっと。

 

「あら、見ない顔だわね」

 

妖怪のお出ましだ。

妖力は...化怪化ヶの少し上くらいか?

まあ簡単に倒せる相手だろう。

 

「なあ、ここら辺で紅白のやつを見なかったか?」

 

見た目はかなり幼い。だがかなり長く生きてるような雰囲気だ。

なんというかこの....BB(ry、お年よ(ry...

まあ、そういうことだ。

 

「人に聞く前に名乗りなさいな」

 

ちっ。さっき自分も同じようなことを言ってたから言い返せないぜ。

 

「..........霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ」

 

「そ。

うちは八岐京栄(はちき きょうえい)

蛇の妖怪よ。

で?紅白の奴だったわね」

 

「ああ」

 

「そいつなら見たわ」

 

「!! どこでだ?」

 

「さあ、簡単には教えられないわねぇ」

 

なんだ?

 

「金目のものなら持ってないぜ?」

 

「違うわよ。そんな金をたかるほど飢えてないわ。

そんなことより弾幕ごっこ、しましょ」

 

「なんだそんな事か!受けて立つぜ!」

 

 

 

BGM:「心地よい春風 〜Graceful Descent」

 

 

さあ遠慮はなしだ。こっちから行かせてもらうぜ!

 

相手の弾幕を避けながら通常弾幕を放つ。

 

ん?なんだか相手は弾幕ごっこに慣れてないようだ。あんだけの弾を避けるだけでてこずってやがる。

 

あっ、ピチュりそうになってスペカ使った。

 

ーーーー豪符「八つの酒」

 

 

ふむふむ。小中の弾幕が組み合わさって泡のようになりながら八方に広がっていった。1秒ごとに発射されるようだ。それに加えて大弾は、同じく1秒ごとに8方向のうちどれかふたつにランダムに発射されていく。

 

まあ、余裕だわな。

今までの戦歴を舐めないで欲しいぜ!

 

じゃあここらでいっちょ威嚇射撃に。

 

 

ーーーー魔符「スターダストレヴァリエ」

 

 

あ、あれ?あっさり被弾しちゃったな。どうしよう、もう私の勝ちなんだけどあっけない...。

 

「うちの負けだわ!降参」

 

「や、やけにあっさりしてるなぁ」

 

「そんくらいでいいのよ人ってもんは」

 

「あんたは人じゃないだろ?」

 

「貴方が妖怪を語るにはまだ早すぎるわ」

 

「語ってないぜ?」

 

「人も妖怪も同じようなもんだわ」

 

「そんなもんか?」

 

「ええ、そうよ。

で?紅白だったわね」

 

「ああ」

 

「それならあっちのーーあ、まともに見ては駄目よ。目が潰れるから」

 

今まで向かっていた方向と全くの逆だ。

 

なんだあれ、光だ。光っているのか?

とにかく眩しい。

 

「あれは鏡刻塔。全面が鏡でできているわ。あたしの眼は人間とつくりが違うから見ていても大丈夫なんだけど...

ねえ人間」

 

「ん?なんだ?」

 

「これからあそこに行くんでしょ?

だったら呪い(まじない)とかかけとくわよ」

 

「お呪い?」

 

「そうよ。 ....えい」

 

むむ?視界は特に異常はないようだが。

ああ、鏡刻塔を見てみると、光っている事はわかるんだが光っていないかのように観れる。輪郭がはっきりわかる。

 

「おお、ありがとう。すごいなこれ」

 

「ええ、期限はあと1時間くらいね。

大事に使いなさいよ」

 

「呪いとかお前、妖怪っていうより神サマっぽいな」

 

「うふふ」

 

 

その後私は八岐京栄と別れ、鏡刻塔へと向かった。

 

 

 

 

其与話へ続く

 

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