IS~透明だった少女は何を思う~   作:はにゅー

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処女作です。悪いところや誤字脱字などがあったらなるべく優しくご指摘ください


プロローグ1

~宇宙戦艦「榛名」艦内のとある一室~

 

 

{西暦2150年、人類はインフィニット・ストラトス略してISと呼ばれる最新鋭のパワードスーツにより、宇宙に進出しコロニーやプラントなどの新しい人間が住める環境を作り、太陽光パネルの進歩や軌道エレベーターによりエネルギー問題の大半は解決した。

だが、その反面戦争や環境破壊は何も解決しなかった。相も変わらず、世界のあちこちで紛争が起き自然が百年前の地球のおよそ十分の一以下になり、北極の氷のほとんどが溶けた。極めつけは宇宙と地球の対立。そう、現在は地球と宇宙による第4次世界大戦の真っ只中なのだ。}

「はぁ、考えただけで鬱になる……。」

 

溜息をつきながらもとりあえずレポートを書く手をゆるめない。

{そしてその戦争も終わりが見え始めていたときだった。今回の戦争を引き起こした張本人である宇宙軍総帥の織斑千秋は自軍の劣勢を察し、自分の信用のおける手勢や研究者を連れてまだ完成したばかりのタイムマシンを使い過去へと飛んだ。わが部隊はある程度までは飛んだ時間を観測できたため、こっちも開発中だったタイムマシンを使い織斑千秋達を追撃することとなった。タイムスリップは多大なリスクを伴いかつ、タイムマシン自体二人までしか人間を収容できないため、追撃する隊員は少数精鋭であることが好ましい。その追撃する隊員は……。}

と、そこまで書いたところで、通信機からコールがなった。私はのろのろとそれを取った。

 

「サーシャ少佐、博士から至急第1格納庫に来てくれとのことです。」

 

オペレーターから嬉しくない通信がきて、私は気だるげに了解、と告げてさっさと通信を切った。博士からの招集といったら、もうあれしか思いつかなかったのでもういよいよきてしまったと思うと私はさっきよりも重い溜息をついてしまった。このことは機密事項なので誰にも相談できないと思うともっとだるくなってしまう。なぜなら博士が私を招集した理由はあれなのだから。私はさっさと身支度を整えると、これから起こることを憂鬱に思いながら第1格納庫へ急いだ。

 

「やあ、サーシャ。急で悪いけどタイムマシンに乗ってもらうよ。」

 

とんでもないことをさらりと言いやがった目の前の青年は藤堂といって、私の上司であり、現在所属している部隊のトップに位置する人なのだが、もともとが研究職だったため、艦長室にいるよりこういった作業場にいるときの方が多い変わり者の変態科学者だ。(そもそもうちの部隊自体が技術的などの意味で変態ばかりの部隊と言われているが)

 

「ずいぶん唐突な出だしですね。どうかしたんですか?」

 

そう私が告げると、藤堂が困ったような表情を浮かべながらばれたかとつぶやいた

 

「やっぱりサーシャには隠し事はできないな。オーケー話そう。いやね、逃げた織斑千秋を追う最後のチャンスだというときにね、近くの宙域に敵の大部隊を観測したんだ。しかもこっちの場所がまるでわかっているかのようにね」

 

軽く言ったその内容はかなりやばい状況だった。

 

「それってかなりやばくないですか?」

 

と私がいうと藤堂が

 

「かなりやばいどころか絶対絶命だよねぇ」

 

と藤堂は困り切った表情で言った。

 

「先の戦闘でこっちの損耗が激しい上にこのタイミングを逃すと織斑千秋を追撃できないときた」

 

「万全の時のこっちの足の速さならまだ逃げられるとおもいますが」

 

私は苦虫を食い潰したような表情で言った。

 

「こんな時に限ってメインエンジンがまだ直っていないなんて」

 

前の戦闘で戦艦のブースターが大破しておりまだ本調子ではないのだ。さらに戦艦用のVOBも使い切ってるし。

 

「そこでだ、今からさっさと君を過去に飛ばそうと思うんだが」

 

と彼が言ったことを聞いたときは何言ってるかよくわからなけど、あれ?ちょっと待て

 

「それって最大戦力を手放すってことじゃないですか!ちょっと考え直してくださいよ!」

 

「まぁまぁ落ち着いて」

 

「これが落ち着いていられますか!!」

 

いつもは人形みたいとか感情ないの?とか言われる私でも流石に声を荒げてしまった

 

「その代わりに編成を考え直してみた、ISパイロットのクリスは今回の防衛に出てほしいから代わりに新人パイロットのエフィ・ハーミットに行ってもらうことにした。エフィ来てくれ」

 

博士が格納庫の奥の方に呼びかけると奥からこじんまりとした金髪の少女が来た

 

「エフィ・ハーミット二等兵と言います!噂のサーシャ少佐と共に任務ができるなんて光栄でふゅ……!」

 

噛みながらも元気に答えた少女。確かに元気もいいし、ガッツもありそうなんだけど

 

「博士この娘本当に耐えられるの?」

 

「ああ、ある程度は強化したからね。十分いけると思うよ。ああそれとサーシャとエフィ、時間がないから早くタイムマシンに乗ってくれ。そろそろ追いつかれる頃だ。」

 

そう藤堂が言った瞬間に大きな振動に襲われ、おさまった瞬間に警報がなった。

 

「さあ早く!!」

 

そういわれる前に私はさっさとタイムマシンに駆け出し、エフィは藤堂に言われた時にはっとして駆け出したはいいんだけど、すぐにこけてる。本当に強化されているか心配になるくらいどんくさいわね。大丈夫かしら数秒たってなんとかエフィが乗ったところで藤堂がタイムマシンの起動をさせながら

 

「タイムスリップ中何が起きるかわからないからその点だけ頭にとどめておいてくれ!!じゃあ起動させるよ!」

 

と説明した。タイムマシンからぱちぱちという音共になんだか焦げ臭いにおいがしてきていた時に、機械音で「ジャンプ」という音が聞こえた瞬間意識が遠のいていった。

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか。結構強引な部分があったりわかりにくい部分があったと思いますがとりあえず1話終了です。まだ転生者要素はでてきていませんが、これから出していくつもりです。
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