IS~透明だった少女は何を思う~   作:はにゅー

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第3話です。今回で初めての戦闘シーンがありますが過度の期待はしないでください。
戦闘シーンが難しすぐる……


第3話

~紛争地帯~

 

 

ガオウとかいういかつい顔をした男からやっと逃げ切り、現在私たちは依頼された紛争地帯でブリーフィングを受けていた。

 

「 …………以上が今回の作戦である!何か質問は?」

 

おっとそうこうしている間にブリーフィングは終わったみたいね。無駄に長くて退屈だったわ。エフィに至ってはうつらうつらしているし。この娘本当に軍人なのかしら?

 

「エフィ、さっさと出撃準備をするわよ」

 

「はい!!わたしまだねていませんよ!」

 

エフィに声をかけたら全く見当違いなことを言われた。エフィ、それ寝てた奴が言うセリフだからね。それと声でかすぎ。そんなに声がでかいと周りに馬鹿にされるわよ。

 

「おいおい、ここにブリーフィング中に寝てたガキがいるぞ」

 

「ここはいつから小学校になったんだよ」

 

と周りから馬鹿にしたような声が聞こえてきた。ごもっともで。何の反論も出来ないわ。面倒事に巻き込まれる前にさっさとこの部屋からでた方がいいわね。エフィの手を掴んでさっさとブリーフィングルームから出ようとしたときだった。

 

「おい、戦争は遊びじゃねえんだ。ガキはでていけ」

 

とガラの悪そうな男が私たちの前に立ちふさがった。というかさっさと出て行って欲しいのなら何で私たちの前に立っているのかしら。なんだかすごく嫌な予感がするわ。エフィも不安そうにしているし、こいつのことを無視して行きますか。

 

「おい、きいてるのか」

 

と男が私の肩を掴む寸前で男の手を空いていた右手ではじいてエフィの手を引いて脱兎のごとく駆け出し部屋を出て、出撃ポイントに向かった。

 

「サーシャさん、本当に助かりました!ありがとうございます!」

 

「次からは寝ないことね。今度寝たら………」

 

「わかりました!わかりましたよう。次からは寝ませんから」

 

本当かしら?なんだか信用できないけれどこれ以上言ったらかわいそうだし、ここまでにしようかしらね。

 

「戦況は………こっちが劣勢みたいですね。防衛ラインがかなり下がってる。」

 

持参してきた双眼鏡を見ていたエフィが報告してきた。まだ早いけどそろそろ出た方がいいのかも。

 

「エフィ、まだ早いけれどそろそろ行くわよ」

 

「え?は、はい!わかりました。」

 

「実戦は初めてだろうけど落ち着いて対処すること。いい?」

 

はい!と大きな声をだしてるけど緊張しているわね。無理もないか。今回ではじめてだろうしね。

 

 

 

 

人を殺すのは

 

 

 

 

「じゃあ先に行くわ。援護よろしく!」

 

武御雷を起動させてわたしはこの時代に来て初めての戦場の空へ飛んだ。後ろから陽炎を起動させたエフィがスナイパーライフルを展開させながら飛んできていた。結構冷静じゃない、あの娘。結構本番には強いタイプなのかな。

エフィの評価が上がっていた時に、前から敵のISが2機こっちに向かって飛んできていた。敵の機体はどれも第二世代か。やっぱり機体の技術はあがってないのか?いや、こんな小規模の戦闘じゃなにもわからないし、分析は仕事が終わってからにしよう。まずはこの仕事を片付けてからだ…………!

 

「落ちろ!」

 

敵が撃ってきた弾をかわしながら、相手の懐に飛び込み対IS用プラズマブレードで相手のシールドスキンごと相手の胴を両断した。

結構もろいわね。やっぱりまだスポーツ用だったせいなのかしら。さてもう一体の方はと。頭撃ち抜かれて撃墜されてるわね。いい腕してるわ、流石は狙撃部門トップといったところね。

さっき斬り飛ばしたISからライフルを奪い、別の方向から来ていたラファールに撃ちながらそう思っていると

また別の方向からラファール、テンペスタ、ストームの3機がこっちに向かってライフルを撃ってきていた。

また敵?いくらなんでも侵入されすぎじゃない?ってライフルの弾尽きちゃったか。ちょうど相手の使っているライフルも同じみたいだし頂いちゃいますかね

 

「何だ!?この化け物みたいな速さは!?全くあたらねえ!」

 

「黙って撃ち続けろ!!懐に入られたら終わりだぞ!」

 

さっきのを見ていたのか接近されないように2機で弾幕を張ってるわね。ラファールはっと………

 

「もらった!!」

 

と後ろから声がしたと思ったら後ろからバシュという音がした。まあ無駄だけどね。

 

「なんでだ………直撃したはずなのに何でダメージが入っていない!?」

 

「あの緑色の膜だ!あの緑色の膜で防ぎやがった!」

 

(プライマルアーマー)のおかげで助かったわ。後ろに回られるなんて腕が鈍ったかしら?

 

(プライマルアーマー)は第6世代から搭載され始めたコジマエンジンから発生する粒子によって発生する第3の防壁だ。出力によっては絶対防御の8割近くの防御力を発揮するものだ。ただ、コジマ粒子は人体や環境に悪影響を及ぼすものなのだが、陽炎と武御雷に搭載されたエンジンは悪影響をださない特殊な粒子らしい。

 

さてとあの3機をさっさと落としましょうかね

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