魔法少女?リリカルなのはDiabolical Modified 〜魔改造された彼女たちの運命〜   作:アリヤ

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意外に進まなかったな。いろいろと説明とか入れてたらなんか長くなってたわ。

まぁ、とりあえず無印突入です。

しょっぱなから変えましたけど、もともと魔改造をするっていう目的ではじめてますからね。めっちゃシリアスになってますけどもww

次回はユーノが登場するまでは出したいな……

それではどうぞ!!


無印編
第六話


「それじゃあ、いってきます~」

「いってらっしゃい」

 

 あれから二年後、高町なのはは二年前の時のような誰にも無愛想な顔をしている感じではなく、家族に対しても元気そうに声を出していた。

 すずかに話したおかげによって元気が戻り、どこにでもいる女の子のような可愛さを持っていた。だけど、そのような顔をするのは今でも一部の人間だけで、なのはの親しく、信頼できるものだけにしか笑顔を見せなかった。

 そして家を出て、家の門の出入り口がある先には一台のリムジンが泊まっており、後部席の窓からはすずかが手を振っていた。

 

「すずかちゃん、毎回私の家まで来てもらってごめんね」

「いいんだよ。なのはちゃんを守るためにもこれくらいはしておかないと」

 

 そう――すずかとの一件が終わった後の翌日、なのはが家から学校に行くたびにすずかがリムジンで迎えに来るようになった。最初はなのはもその事に驚き、この時何とかわだかまりを昨日なくした家族も一緒に手を振ろうと玄関の前に立っていたので、リムジンが門の前で止まっている事に驚いていた。

 そのあと、月村家がなのはを守るために毎日送り迎えをしてもらうこととなり、二年経つ現在も今のような事が続いていた。少しでもなのはの安全を考えて、高町家の家族全員が迷惑かもしれないと思っていたけども賛成したのだ。

 

「でも……」

「なのはちゃんがまた誘拐されたとしたら、また自分で閉じこもっちゃうでしょ? 二度とそのような事がないためにもこうやって送り迎えしないと」

「わかったよ。また迷惑を掛けたくないし……」

 

 すずかの言うとおりだったために、なのはは結局反論できず渋々とではあるが、月村家に仕えるメイドのファリン・K・エーアリヒカイトが開けたドアからリムジンへ入っていく。ファリンはなのはがはいるとドアを閉め、リムジンの助手席へと戻っていった。

 ちなみのこの会話は最低でも週に一回はするペースになっている。なのはも毎日送り迎えされているのはどうかと思い、同じような事を何度も言っていたりしていた。

 そしてなのはを乗せたリムジンは、そのまま私立聖祥大学付属小学校へと向かうのだった――

 

 

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「それにしても、去年からこの三人のクラスになってるけども、やっぱり静かで落ち着くわね」

 

 学校に着いたなのはとすずかが共に自分たちの教室へと向かい、先に教室いたアリサが二人が丁度教科書などを机の中に入れてると、そのようなことを呟きだした。

 アリサも二年前になのはがお礼を言った後、すずかと同じように友達となり、現在では三人で一緒に居ることが増えていた。虐めもいつのまにか消滅しており、すずかとアリサの二人がなのはの友達なったという理由が一番強いけども、なのはは普通に学校生活を送れるような事にはなっていた。

 もちろん、今でもなのはを嫌っている生徒はいるのだけども、すずかとアリサの二人が一緒に居るおかげで何もしてこず、さらにはなのはの異能力が強すぎるという事もあって尚更何もしてこないでいた。たまにバカな野郎が三人に対して異能で挑んでくるけども、全く歯が立たない為に逆になのは達が呆れたりするくらいだった。

 それでアリサが言った言葉についてだが、なのは達のクラスはなのは、すずか、アリサの三人しか居ない。そう――前にも少しふれたが、なのは達は上位三名しか入れない特別クラスに去年から続けて入っていた。

 

 一位は概念魔法の異能力を持つアリサ・バニングス。

 概念を変えてしまうために、なのはの悪魔の力を持とうとも一度も勝った事がなかった。だけどアリサの概念を書き換えられるのは魔法を通してなものなために、主に攻撃と防御の二つしか魔法が使えないこともあって、大怪我などを治せるような魔法が使えない為、怪我を治せないという欠点がある。それでも強いとは思うけども、アリサはもう少し幅広く書き換えられればいいなと思っているらしい。

 

 二位は七つの悪魔を操る異能力を持つ高町なのは。

 攻撃に特化しているわけではないけども、未来が見える暴食の悪魔であるベルゼブブの力や、相手の思考を読み取ることが出来る嫉妬の悪魔であるレヴィアタンの力、さらには相手の攻撃を完全に防ぐことが出来る憤怒の悪魔であるサタンの力などがある。攻撃は人間や動物、そして機械なども操れる色欲の悪魔であるアスモデウスだけではあるが、それだけなのにもかかわらず、ここまで勝利することが出来るという事は凄いという事でもあった。

 だがなのはの異能力の場合、デメリットがそれぞれある、暴食ならば空腹になるし、嫉妬ならばその思考を見て嫉妬深くなってしまう。特になのはが困っている事は色欲で、攻撃する手段がこれだけしかない為にデメリットが一番辛く、異性同性に関係なく他人にときめき安くなってしまうことが今のなのはにとって嫌な事だった。特に最近は最初の頃は近くに居た人の事が多かったのだけど、何故かすずかを対象になる事が多くなっているために、尚更なのはの困らせていたのだ。

 

 三位は天使を仕えていることが出来る異能力を持つ月村すずか。

 天使を召喚することができ、召喚しなくてもすずかと心の中で話す事もできるために会話することも可能。だけど最近はなのはと仲良くしていため、敵対している悪魔とすずかが良く一緒に居ることを好んでいない。すずかがなのはとどうして仲良くしようとしているのかが天使たちにとっては良く分からないのだ。

 すずかの異能としては天使を召喚するだけではあるが、天使というほどなのだからごく普通の異能やらと簡単に負けるような力ではない為、なのはの次に強いのだ。

 ちなみに、天使たちは七つの悪魔を操るなのはより劣る事に関してはかなり気にしており、なのはに勝とうとこの二年間努力していたりする。

 

 以上が私立聖祥大学付属小学校の三年生の上位者であり、上位を三人が二年も続けて同じ人で同じ順位だという事は今までいなかった。さらにいえば、他学年の一位の生徒を同じ学年の上位三名が簡単に倒してしまうという事だけでも、なのは達の三人の異能力は異常なほどの力を持っているという事だった。

 そのため、先ほどなのはを尚も嫌っている人がいるとは言ったが、それとは逆になのは達三人を尊敬する人も現れているくらいだ。これに関してはなのはは特に気にしていないのだけども、すずかとアリサの二人は話しかけるだけで敬語を使われたりするため、家でも同じような感じなために落ち着けなくなっており、唯一落ち着けるのがこのクラスぐらいになっていた。

 

「それで、今日はどうするの?」

「とくにないから、たまにはどこかで遊ぼうか? なのはちゃんもそれでいいかな?」

「全然構わないよ。これと言って特に用事があるわけじゃないし」

「じゃあ決まりだね。放課後帰りの車が来ないように後で連絡しておくから」

 

 そんな会話をしていると、チャイムが鳴り響き、担任の先生が入ってきたので話しをやめて教卓の方へと全員顔を向けるのだった――

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