俺氏、艦娘になります。   作:御藍

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前話の「出撃用意」の続きみたいなもの。


抜錨、前進極微速

『俺はなんでこんなところに居るんだ?』

 

 

最初そう思った。

突然のこの光景に俺は目を疑った。

だってこんなところに来た覚えはなかったし、ここがどこかなのかも分からなかった。

取りあえず、自分が死んだってことは何とか思い出せた。

これが夢じゃないとすると俺は"転生"したってことになる。

 

転生とかやべぇな、漫画やアニメとかで見たことあったけどまさか実際にあるとは思いもしなかった。

そして、俺はすごいことに気が付いた。

 

何と、ここがまさかの"艦これ"の世界であるということだ。

 

いやー全く驚きだね。こんなことあっていいのかな。

だって目の前に"提督"と"加賀"が居るし。

提督とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』のプレーヤーのことを指す。

ようは画面の前の貴方、おまえらのことだ。

そして、加賀は艦これ屈指の人気キャラで俺も好きだったりする。

とすれば、ここは鎮守府か?見た感じ工廠っぽいな。

ってあれ…?じゃあ、俺はいったい何になって…

 

 

艦 娘 に な っ と る 。

 

 

え?何これ?え?艦娘?え?自分もしかしなくても艦娘になってる?

だって手とかめっちゃ華奢で指も細い、服装見れば女の服装っぽいし、やべ、顔触ってみたら肌めっちゃつるつるだ。

そうかそうか、俺艦娘になっちゃったか。

それで工廠に居んのは、俺建造されちゃったみたいね。

 

全て理解できた。

取りあえず、艦これの世界最高やン。なんやここ楽園かいな。きっと楽園。たぶん素晴らしいWonderful Worldに違いない。

 

え?自分が死んだことに後悔はないのかって?

そりゃまぁ、前世はそれなりに充実してたし、ちょっと未練もあるけど、そんなこといつまでも考えてたらこの小説始まらないし、そんなシリアルな鬱展開もりだくさんじゃありませんしおすし。

まぁ、人間ポジティブシンキングに生きなきゃ人生楽しくないってことよ。

艦これワールドに転生したことだし、ウハウハな艦娘ライフを楽しんじゃいましょー(北上風)

 

 

 

 

 

 

 

 

…あれ?でも、艦娘になったってことは戦闘もあるんだよな…?

いや、それ考えちゃダメだよな。だって艦娘なんだから戦うの当たり前だし。

困ったなぁ、大丈夫かな俺。

前世じゃ運動神経はまあまあだったんだけど、今生はどうなんですかね。

……初出撃で轟沈とかしたらどうしよう。

い、いやそんなこと考えちゃ終わりだよな…。

大丈夫だ俺ならやれる逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだry

 

 

まぁ、取りあえず…頑張ろう。

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