帝都の悪夢 作:悪性情報
帝都、とある屋敷。
「さて、私の家に泊まって2日。帝都を見て回って此処の現状を確認、兵士の募集もすでに一杯一杯で断られた。それでも帝都で働きたいと言う君たちな訳だが。」
「そうっすね~。言われたとおり帝都の状況はよっく分かったっす」
「兵士の募集の方も取り合ってもらえませんでしたし……」
「まぁ、私の予想通りという訳だ。……そこで、だ。私の仕事場で護衛兵の募集をしているんだが。どうかね?ソレをやるというのは」
「いいんっすか!?」
「……いいんですか?見ず知らずの私たちを家に泊めて、更には仕事の紹介までしてもらっちゃって……」
「構わんとも。どうも私は帝都の人々からよく思われていないようでね。募集をかけても毎回君たちみたいな出稼ぎの者を雇っているのが現状だ。それに、たった2日とはいえ、君たちはいい子だと思ったからこその勧誘でもある」
「お願いしたいんですけれど一つだけ条件が……」
「む、なにかね?言ってみたまえ」
「帝都に来る時にはぐれてしまった幼なじみも見つかったらお願いしたいんです」
「あぁ……タツミくん、だったかな?もちろん構わないとも。そのタツミくんがやるといえば、だがね」
「ありがとうございます、これで心配事はタツミがちゃんと帝都に来れるかだけになります」
「だいじょうぶだろ~、タツミ俺達よりつえーし」
「フフ、早くタツミくんが早く見つかるといいがね」
「さて。私は用事があるので少々出かけてくるとしよう」
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買い物から帰ってきたその日の夜。アリアの住む屋敷に近づく複数の影があった。
各々が武器を持ち、全身を鎧で覆っている者もいる。彼らは、帝都を騒がせている暗殺集団、ナイトレイドである。彼らの目的は帝都で噂になっている話の調査結果が理由である。
地方から出稼ぎに来た人々を甘言で誘惑し拘束し、拷問などを行ない苦しむ様子を楽しむ貴族がいる、という噂話。この噂話の貴族が、調査の結果アリアの両親が行っているという調査結果がでたのである。
作戦の確認をし終わり、話の内容が今回の作戦につながった帝都の噂の話になる。
「しっかし、最近帝都に流れてる噂……なにかおかしくないか?」
「たしかにそうね。郊外の死体の山の噂なんかがそうだけれど、噂が流れてスグに帝都の外から来た旅人に聞いたら、そんなものなかったって言っていたのに、次の日アジトに戻る時は死体の山ができていたし……」
「とりあえず、今回の仕事終わったらボスに報告して調べてもらうかぁ」
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時間は流れて日付も変わり、草木も眠る丑三つ時。
アリアから借りている客室のベットに横になりながらも、何か嫌な予感がして寝るに寝れないタツミ。思い出すのは昼間に聞こえてきたあの噂。そしてそれを聞いた時に考えてしまった最悪の展開。
『地方から出てきた人を捕まえて薬漬けにし、苦しむ様を楽しむ貴族』
『友人二人が薬漬けにされ殺されてしまう』
コレは自分の馬鹿な妄想だ。そう考えるも更に前に聞いた護衛との話も思い出す。
『最近、悪い噂ばかりが現実に起こり始めている』
ハッ、としてベットから飛び起きる。もしも、この話が本当だとしたら……その後に聞いた噂が実際に起こっているということになる。
そこまで考えると居ても立っても居られず、頭を冷やそうと窓へ近づく。と同時に外から感じる殺気。近くに立てかけられていた剣を持ち、外を見る。そこから見えるは満月。そしてその月に映る5人の人影。昼間の護衛との雑談を思い出し、
廊下を駆け抜ける最中、ふと窓の外へと眼をやれば、護衛達が手も足も出ずにバタバタと殺されていく。ほんの10秒程度で全滅してしまった。恐怖で足がすくむが、無理やり抑えこみ状況判断をする。
この状況、オレがアリアさん付の護衛ならどこへ行くか……と考えて、そういえば離れた場所に倉庫があったなと思い出し、倉庫へ向かって走りだす。
――せめて、せめてアリアさんをまもらないと!!!
超鈍亀投稿でごめんなさい。しかもプロローグが終わらない。さーせん!
取り合えずかけてたぶんだけ投稿してます。
誤字脱字等ありましたら報告よろしくお願いしますね!
感想もお待ちしておりますとも!
よく見たら10ヶ月ぶりの投稿だった。何を言ってるのかわかると思うが俺はわからない。
嘘予告
次回、帝都の悪夢 第3話! イエヤス死す