ハイスクールD×D 神をも越えて、悪魔も倒せる者 作:スムージー
オッス!!俺は神代 浩也!!今、俺の目の前に、パズドラのゼウスっぽいお爺さんが居る。コスプレのクオリティたけーなオイ。
「コスプレではなく、お前のイメージに合わせただけじゃよ。」
あ、そう。そう言えば、俺って確か死んだよね?
「死んだ時の記憶があるとは珍しいのう。そうじゃよ。お前は死んだのだ。」
アッハイ。じゃあ、hellでもheavenでも連れて行って下さい。
「分かった。転生して貰おう。」
マジすか。転生すか。あの世には行けないんだね。
「うん。特典とか、行きたい世界とか選ばせてあげるから、言ってみ。」
その前に、転生の理由を簡潔に述べよ。
「私が、ミスして、死なせました。」
OK理解した。じゃあ、行きたい世界は平和な世界なら何処でも良いわ。特典は、マジンカイザーが欲しいっす。
「平和な世界にマジンカイザー…?」
あ、災害とかの時の救助用に欲しいんす。災害とかのニュースを見ると、『ロボットとかあれば、救助が捗るのにな』…って。あと、マジンカイザーカッコいいから。
「なら、身に纏えるくらいの大きさが良さそうじゃな。3mくらいで設定しておこう。あと、肉体も強化しておこう。マジンカイザーに相応しい様にな。」
あざーっす。
「では行くぞ。」
はい!戦いの覚悟は出来ています!
「いや、行く世界は平和な世界じゃから。」
そうだった。じゃあ、行ってきます。
「うむ。余程の事が無い限り、連絡寄越さんから、楽しんで生きるが良い。」
俺。穴から落ちました。
「ヤバイよ…またミスったよ…送った世界を間違えたよ…『ハイスクール奇面組』じゃなくて、『ハイスクールD×D』に送っちゃったよ…紛らわしいよ…」
■■■■■■■
俺。転生しました。平和な世界に転生した筈なのに、目の前に化け物が居ます。何故!?
「何故目の前に人間が現れたか分からんが…私を悪魔と知っての行動か!!」
化け物じゃなくて、悪魔でした。それなんてブロリー?
「あ、悪魔さんでしたか。失礼しました。」
面倒そうなので、逃げようとした俺。でも、悪魔さんが逃がしてくれませんでした。解せぬ。
「ちょうど良い…お前を喰ってやる。」
「ブロリーじゃなくて、ヘル○ットおじ○んブラックだった!?ちょっ…マジンカイザーの出し方分からんのだけど!?」
焦ってると、さっきのお爺さんの声が聞こえた。アドバイスタイム?
『普通に念じれば出てくる様になっておる。念じろ。まあ、その程度の相手なら、マジンカイザーを出さずとも、肉体を強化されたお前の力でワンパンじゃろうな。』
「えっマジすか!?じゃあ…フン!」
悪魔さんの腹を殴りました。これぞ必殺の『作画崩壊パンチ』。
「ぐぼらぁ!?」
悪魔さんはぶっ飛んでお星様になりました。やったぜ。いや、そんなことよりも…
「オイ。爺さん…」
『………ハイ。』
「……言いたい事は…分かるよな?」
激おこ状態っすわ。
『またミスして、危険な世界に、送りました。』
なるほど。
「……確か、マジンカイザーは『神をも越えて、悪魔も倒せる』ってヤツだったな…」
マジンカイザーを身に纏う。やる事は決まってる。爺さんをぶん殴る!!
「ターボスマッシャーパンチ!!」
空に向かってターボスマッシャーパンチを撃つ。
『ブヘェ!?何で飛んできた!?本当に神をも越えたのか!?』
「………まあ、こうなっちまった物は仕方無い。この世界で生きるとしよう。しかし、カイザーの初使用がこうなるとは、二度目の人生最大の汚点かもなぁ…で?この世界はどんな世界なん?悪魔とか居るみたいだけど。
『ハイスクールD×Dの世界じゃよ。』
ラノベなのは知ってるけど、話は知らない奴だな。うん。
「ハイスクールって言うんなら、高校生の話なんだろ?俺も高校生二年生だったし、ちょうど良いや。悪魔とか居るなら、カイザー持ってる以上は絡まれるだろうし、どうせなら原作に介入してやるよ!!」
半ばやけくそ状態で、原作介入を決めた俺だった。
「所で、本当は何の世界に転生する予定だったん?」
『ハイスクール奇面組』
「あ、知らんわ。」
『マジで!?あの名作を知らんとは…時代の流れか…』
リアクションを考えるに、中々古い奴だな。
「って、無駄話はどうでも良いんだよ。住む場所とかって、あんの?」
『あるよ。とりあえず、暫くは散策しといたら?来週には原作の学校に転入させるから、場所とか覚えておいてくれ。それじゃあの。』
「了解。」
爺さんの言う通りに散策する事にした俺。粗方場所を覚えて、明日、学校の下見をする事にした。
■■■■■■■
翌日。転入の手続き自体は終わっているらしく、制服が届いた。それに袖を通して、下見へ向かった。
おおう…女子のレベルが高い!コイツは嬉しい誤算だぜ!
「それにしても、女子の比率が高いな。」
「共学化してから、数年しか経ってませんからね。」
不意に背後から声をかけられ、ビビりながら振り返る俺。敵だったら、殺られてたぜ!
「あ、驚かせてしまいましたね。私はこの駒王学園の生徒会長の支取 蒼那です。転入生の神代 浩也君ですね?学園の案内をしたいのだけれど…良いですか?」
「それはありがたいです!宜しくお願いします!」
眼鏡の知的美女…そんな人に案内をして貰えるとはありがたい!やったぜ。
(こんな時期に転入してくるなんて、あまりにも不自然…一般の転入生だと良いのだけれど…)
「それでは、行きましょうか。」
「ういっす。」
支取さんに案内され、学校内を見て回った。結構広いが、設備は割りと普通だった。そんなこんなで一応の案内が終った所で、騒ぎ声が聞こえてきた。女子がキャーキャー言ってる。事件ですかな?
「またあの二人ね。神代君は気にしないで、いつもの事ですから。」
「こんなに騒いでいるのに、いつもの事とは…一体何事だし。」
数秒後、紅い髪の美女と、黒い髪の美女が現れた。原因はこの二人みたいだな。
「あら、見掛けない顔ね?ソーナ、その子は?」
紅い髪の美女が俺を見て、支取さんに質問する。
「あ、俺は神代 浩也と言います。この学校に転入するので、その下見に来たんです。」
「へぇ…私はリアス・グレモリーよ。宜しくね。そして、こっちが…」
「姫島 朱乃と申します。宜しくお願い致しますわ。」
グレモリーさんと姫島さんが頭を下げる。それを見て、周りの女子が俺の存在に気付いたのか、話し出す。
「あの子、中々イケメンじゃない?木場くん程じゃないけど、ちょっとワイルドな感じで…」
なにやらひそひそ話していて聞こえない。寝癖とか立ってただろうか?
「……神代君、とりあえずは案内は終わりです。何か気になる所とかはありましたか?」
「いえ、特には。今日はありがとうございました!」
俺は支取さんに頭を下げて、学校を後にした。
(女子が多い学校なら、魔法少女物かな?)
そんな事を考えながら、家路に着いた。転入するのが楽しみだぜ!!
マジンカイザーカッコいいですよね。