艦隊これくしょん Mercenary Fleet 作:Colonel.大佐
「おはよう艦娘諸君、今日の仕事を言い渡す」
午前9時。提督の挨拶と共にブリーフィングルームでいつもの1日が始まった。
ブリーフィングルームに集められた9人の艦娘たち……叢雲、不知火、弥生、隼鷹、龍驤、摩耶、最上、川内、霧島はブリーフィングルームの席に座りながら、提督の説明に耳を傾けている。
「よーし、今日の任務枠は3つだ。海上護衛に深海棲艦泊地偵察、それから絶賛孤立中の友軍基地への物資運送だ。それぞれ募集枠2から3名までだ」
提督は作戦資料を纏めた3つのファイルを手元に置くと、説明を続けた。
「海上護衛は資源が各250、出動手当が1人4万だ。物資輸送は1人5万、偵察任務は割がいいぞ、8万だ」
「ていとーく、質問」
摩耶が手を上げる。
「何だ摩耶」
「人数が少なすぎやしねーか」
入りたての新人艦娘、摩耶はブリーフィングルームを見回す。50人は収容できる程の大きなブリーフィングルームはガラ空きで、しかも、ここにいる全員が艦隊が持っている全ての艦娘という有様だった。
「少ないのがうちらの長所って所なんだよねー、まあまあそんな怒らずに」
隼鷹がなだめに入るが、摩耶は構わず話し続ける。
「馬車馬みたいに働かされて辛いとは思わないのかよ、こんな人手不足鎮守府なんて聞いてねーって」
「……そんなに嫌なら楽な仕事にするか?」
提督の鋭い眼光が摩耶に刺さる。周囲の艦娘たちは摩耶に向かって「察しろ」と言わんばかりの視線を向けている。
「ま、また今度にする……」
「よし」
提督はひとつ咳払いをしてから話を変える。
「大変なのは解っている。人員不足なのは百も承知だ。だが、このまま万年人手不足というわけにもいかない……幸いにも人員補充計画は順調とは言えないが着実に進んでいる、もうじきここも賑やかになるだろう。それまでの辛抱だと思って頑張ってくれ」
提督の言葉に、皆は喉から出掛かった不満を飲み込んだ。
この艦隊も誰もが承知しているが、提督も艦娘と同じように働いている。書類仕事が終われば配膳の手伝いや補給の手筈を整え、入居施設の整備までを秘書艦の叢雲と共に行っている姿を見れば提督を責める艦娘はいない。そもそも、提督がハードワークで雑用をやっているこの環境自体がおかしいのである。艦娘たちも、恨むべきは提督ではなく人員補充や建造申請を渋る上層部だと思っていた。
「さて……では募集枠を決めるぞ、まずは海上護衛だ」
提督の言葉に、艦娘たちは互いの顔を見回してからニヤリと笑った。
それから、ブリーフィングルームは任務の取り合いを行う、競りのような喧騒に包まれた。
艦娘たちが任務に出撃し、基地は静寂に包まれていた。
提督は執務室で一通り書類や報告書を書き上げると、窓の外をぼんやりと眺めた。叢雲も報告書の手伝いを終えると、ようやく一息ついた。
「まあまあ、この基地も回るようになったなあ」
提督は背伸びしてあくびを漏らしつつも、満足げな表情を浮かべていた。
無理も無いだろう。摩耶と川内という巡洋艦コンビの建造で駆逐艦の補充計画は断念されたものの、あれから1週間で受注する任務の数も増え、艦娘たちも完全に傭兵艦隊のシステムに順応していた。やはり元の艦隊に比べて稼ぎも良く、さらに自分の好きな任務を能動的に選ぶ事が出来る、戦果を上げるほど見返りがあるシステムが戦闘に与える好影響は見逃せない物があった。同時に、通常の作戦行動部隊の支援などにより、この基地はもとより、他の鎮守府から見た傭兵艦隊の需要も僅かながら高まりつつある。
稼ぎたい艦娘は危険な任務へ、危険は冒したくないが稼ぎたい時は普通の任務へ、あるいは気分や稼ぎによってどちらかへ選ぶ……というシステムは今まで型通りの戦闘と作戦を行っていた艦娘たちには魅力的に映るのだろう。艦娘の数や忙しさに反して、その戦果と士気は徐々にだが高まりつつあった。また、艦娘たちそのものも難がありながら有能であるという点がさらに艦隊の運用力向上に拍車をかけていた。もちろん、叢雲や提督は各任務における作戦立案をある程度済ませるという事前工作も功を奏していた。
「まあ、実験部隊としては申し分ないわね」
「だな。問題児の受け皿にしちゃ悪くない」
午後の眠気覚ましにコーヒーを啜りながら提督は叢雲の言葉に答えた。
「それより、今週の人員拡充計画についてだが……何か進展はあったか?そろそろ今日到着だろ」
提督は書類を催促する手振りで、叢雲に話を振った。
対する叢雲は「げっ」と言わんばかりの気まずい表情を浮かべた。
「実は……その件については問題がちょっとあるのよ……」
叢雲は手元の書類と資料の山から、目当ての紙切れを取り出して提督へ渡した。
叢雲から受け取った書類を見た提督は、納得がいかないという顔を浮かべながら書類の文面を再度見直した。
「……補充4名……たったの4名でそのうち2人は非戦闘員だと?」
提督が呆れているが、叢雲の心のそこから同意した。
「建造について申請したら却下されたわ。ここではなくて他の鎮守府に人員をまわすそうよ」
提督は納得いかない様子だったが、それをなだめるように叢雲は話を続ける。
「ま、念願の駆逐艦増員については素直に喜びなさい」
「お、おう……」
しかし手渡された書類には、艦の種類は書いてあっても名前までは記載されていなかった。おまけに、残りの2人については名前も分からず「基地運営要員」という素っ気ない文字だけが躍っていた。
「まあいいか、到着予定は?」
「1時間後よ」
午後を過ぎてから、基地の滑走路に1機のヘリコプターが爆音を上げながら降り立った。
補給物資輸送でよく来るCH-53E、スーパースタリオンから4人が滑走路へと降り立つ。艤装を収納するコンテナも下ろされたが、2人分しかなかった。
スーパースタリオンは荷物を降ろすと、すぐに飛び立っていった。
4人は滑走路に残されたままだったが、すぐに提督と叢雲が駆けつけた。
「君たちが新しい艦娘と基地要員か」
提督の言葉に、4人の1人――ピンク色の髪を揺らした、この中で一際大人っぽい少女が反応した。
「そうですけど……守衛の人ですか?この基地の提督を探しているんですけど案内して貰えます?」
「俺が提督だ」
そう言われて、4人は天辺からつま先まで、提督の顔と服装を凝視した。
黒のBDUに黒い帽子、腰のベルトにはホルスターに収まった自動拳銃。どう考えても提督に見えないその姿に、4人はぎょっとした。
「す、すみませんでしたっ!」
すぐに直立不動になった4人は、ばっと敬礼を送る。提督は「敬礼はいい」と宥めた。
「俺は雇われ司令官で軍人じゃない。軍属みたいなもんだ、敬礼はいいが指揮官である俺の指示には従ってくれ……こいつが秘書艦の叢雲だ、この後の基地の案内は叢雲に聞いてくれ」
「……叢雲よ。よろしく頼むわ」
叢雲は柔和な笑顔を浮かべる。4人は艦娘がちゃんといる事に安心した様子だった。
「簡単に自己紹介を頼む」
提督の言葉に、ピンク色の髪をした少女が答えた。
「どうも、明石です。艤装はないですけどれっきとした工作艦の艦娘です。艤装の整備や艦娘のメンテナンスならお任せください!酒保も開けます!」
ほう、と提督と叢雲は顔色が変わった。
「明石と言ったな、フォークリフトや重機の取り扱いは出来るか?」
「はい?まぁ、出来ますけど……」
「ボイラー技師免許は持ってる?それぐらいないとここの艦隊はやっていけないわよ」
ええー、と明石は面を食らっている様子である。他の艦娘もやり取りを聞きながら「マジで?」という顔をしている。
「言っておくが艦娘が9人、指揮官の俺を含めて10人しかこの基地はいない。掃除も当番制、食事も当番制、整備も当番制で尚且つ出撃もある。戦う前にやる事が一杯あるから全員、他人事ではないと思って仕事にかかってくれ」
ごくり、と明石は生唾を飲み込んだ。
叢雲はその様子を見て微笑む。どうせ、またヤバい所に配属されたと焦っているのだろう。かつての自分のように。
提督と叢雲は、その隣に立つ少女に目を向けた。
背は小柄で、駆逐艦の艦娘とほぼ同じくらいの高さだった。少しつり目気味の目に、整った顔立ちだがあどけなさがまだ少し残る。艦娘にしては珍しく、黒色の髪を少し長めのおかっぱ頭に整えていた。制服は国防海軍指定のものであるが、艦娘特有の制服ではなく、内勤の人間が着るための服だった。
叢雲は少しだけ見覚えのある雰囲気だった。同期の駆逐艦、霰だ。独特の煙突帽子をかぶせればちょうど霰とそっくりになるだろうか、と思ったが、よくみれば別人と分った。
「……名前と役職は?」
「早埼。主計科から配属されてきました。こちらの食堂で働けと言われて……」
澄んだ声でぶっきらぼうに答えられる。だが、その言葉は提督と叢雲にとって一番の衝撃だった。
「お、おい……聞いたか……」
「調理担当が増える……増えるのね!!」
「霧島のカレー連続3日みたいな悪夢から開放されるんだな!!」
「やったわ……!霧島には悪いけどやったわ……!!」
顔を見合わせて浮かれる2人を尻目に、明石は早埼にそっと「やばい所に配属されたみたい」と2人に聞こえないよう耳打ちした。
提督は咳払いをひとつすると、話を元に戻す。
「とにかく、不足気味の艦隊には大歓迎だ。よろしく頼む……ところで艦娘か?」
「給糧艦です。間宮さんや伊良湖さんほど活躍はできませんし、艤装もありません、作戦行動にも参加できませんが、食事でしたら提供できます」
これまたぶっきらぼうな返事だったが、提督と叢雲には嬉しい報せだったのだろう、すでに全幅の信頼を寄せるかのような視線を向けていた。
「残りの2人は駆逐艦だな。名前と艦型を」
提督の言葉に、駆逐艦の2人は返事した。
「暁型駆逐艦のネームシップの暁よ。一人前のレディーとして扱ってよね!」
ふん、と胸を張るのは暁型のネームシップ、暁だ。
叢雲も見覚えのある艦娘だ。明るく、威勢もいいがどこか子供めいてる雰囲気――実際に子供だが――が全体に残っている。
そして、もう1人の駆逐艦は、叢雲も見覚えがない感だった。
茶色のショートカット、幼い顔立ちと茶色の瞳。似たような特徴の艦娘はいるが、そのどれもに比べると背が低めだった。来ている制服も、知らない艦型のものだ。
その艦娘は、小さな声で挨拶をした。
「橘型駆逐艦、梨です……不束者ですが、よ、よろしくお願いします」
その日の夜、基地の食堂はいつになく騒がしくなっていた。
帰還した艦娘たちを待ち受けていた新しい艦娘赴任のサプライズは、提督と同じく艦娘たちにも朗報だった。出撃の疲れを忘れて喜ぶ彼女たちの中で、隼鷹が真っ先に「歓迎会をやろう」と言い始めたのだ。
それから、飲めや歌えやのパーティーが始まったのだった。隼鷹が給料で買い溜めたり提督が食堂の冷蔵庫にストックしていたビールや日本酒が振舞われ、宴はヒートアップしていた。
酒を飲める艦娘はとにかく楽しく騒ぎ新人を歓迎し、酒を飲める新人も同じくじゃんじゃん飲んでいた。一方で酒の飲めない艦娘は、その反対側で楽しく親睦を深めるための雑談で盛り上がっていた。
「いいねぇ~早埼ちゃぁぁん!メシは美味いし最ッ高だよお~」
べろんべろんで酔っ払った隼鷹が早埼の肩に頬ずりしながら叫ぶ。完全できあがっている隼鷹とは対照的に、給糧艦の早埼は感情を全て殺した顔で「離れて下さい」と呟いて隼鷹を突き飛ばしている。
「本当に助かりました。最近はローテーションでずっと回していたので……」
霧島が早埼に頭を下げる。早埼はいえいえ、と頭を下げてからくいっとコップの中の烏龍茶を仰いだ。
「5時間ぶっ通して全艦隊分のアイスを作れだのスイーツ作れだの無茶振りをしてきたり今晩は和食が食いたいと下ごしらえ済みの食材を全部捨てるよう指示したりとか、そんな仕打ちをしない艦隊であれば私はどこでも大歓迎です」
「うっわ、キッツいなそれ」
摩耶が3本目のギネスビールを開けながら突っ込む。
「手を借りたい時はいつでも言って下さい。私も伊達に食堂当番をやってないので」
霧島は早埼に微笑む。対する早埼も「ありがたいです」と頭を下げた。
「ところで、一杯やるかい?」
摩耶が明けたばかりのギネスビールを差し出す。早埼は首を左右に振った。
「いえ。飲みません」
「へー、飲めないのか?」
早埼はその問いにまたも首を左右に振った。
「飲みすぎたせいで海軍入隊のサインをしてこのザマなんです。だからもう飲みません」
「おっ、もしかして身に覚えのない外泊証明書にサインしたって口か?」
「あら、意外ね」
食いつく2人を前に、早埼は「長い話になりますが」と前置きをした上で話を続けた。
「あれは1年前の事でした。私は当時、海軍特殊部隊の一員として沖縄奪回戦で……」
「ほうほう」「ふむふむ」「アハハハ霧島が5人に見えるよぉ~!」
盛り上がりを見せる霧島・摩耶・早埼・隼鷹を尻目に、もう1つのテーブルでは暁を囲んでの雑談で盛り上がっていた。
やはり前の鎮守府ではどういった様子だったのか、どんな仕事をしていたのか、どんな艦娘がいたのか、艦娘になる前は何をしていたのか、定番の質問攻めから会話に花を咲かせている。
その一方で、会話から外れている橘型駆逐艦の艦娘、梨は彼女たちから少し距離を取って、1人でちびちびとジュースを飲んでいた。
盛り上がる艦娘たちの会話から外れていた叢雲は、ふと、梨へ近寄った。
「隣の席、いいかしら」
「は、はい」
叢雲は梨の隣に座った。
「親睦会なんだから、ここは皆と一緒に騒いだ方がいいわよ。それとも、会話は苦手?」
「えっと、その……」
狼狽する梨を前に、叢雲は年長者としてどうにかしてあげるべきだと思い、急いでフォローした。
「あっ、そんな構えなくて大丈夫よ」
「はい……すみません……」
しゅんとする梨を前に、叢雲は少々気まずくなりながらも、何とか会話を続けようとと話を切り出す。
「橘型駆逐艦は艦娘養成学校でもそんなに見なかったけど……どうしてここに?」
「そ、その……役立たず、だと言われて……それで左遷されました」
思いがけない言葉に、叢雲は聞かなければよかったと後悔した。
「私……低速で、武装も弱くて、装甲も全然なくて……皆の足を引っ張るからと、水雷戦隊でも除け者にされて」
ぎゅっ、とコップを握り締めながら、梨は視線を伏せながら話し続けた。
「ここの艦隊でも、上手くやれるか不安なんです。標的艦にされたり、解体されたりしないか……不安で……」
最後の言葉は消え入るような小ささになった。顔を俯かせているので叢雲は表情を伺えなかったが、辛そうな顔をしているのは明白だった。
だが、叢雲はその話を聞くと、笑った。
「心配しなくていいわ。ここは人員不足だし、あんたを虐めるような輩はいないわ」
梨の肩を叩き、叢雲は顔を上げさせた。案の定、思い詰めていた顔をしていた梨は「本当ですか?」と尋ね直した。
「そうよ。人手不足だから、提督は常に大歓迎よ。それに、秘書艦だからスペック表も見させて貰ったわ……ランニングコストの低さも上々、対潜方面の能力は特にいいわね。私たちみたいな裏方仕事が多い艦隊では貴重な戦力よ、改めてよろしく頼むわ」
何一つ嘘のない言葉を前に、梨の反応は劇的だった。
「あ、ありがとう、ございます……」
嬉しそうに微笑む梨を前に、叢雲も笑みで返す。
2人のやり取りを遠めに眺めていた提督も、同じく微笑みを口元に浮かべていた。
艦娘が増えると厄介事も増える――特に異動や左遷人事で送られてくる艦娘がいる艦隊は、必然的に荒れるものだと提督は他艦隊の司令官から言われていた。
だが、それは杞憂に終わっている。元より左遷されたり異動で飛ばされてきた艦娘だけで編成された艦隊だからだろう、はぐれ者ははぐれ者で固まって団結する。ましてや人数の少ないこの基地では団結しないと戦争どころか生活すらままならない。その点では今回の4人の艦娘の補充は天恵とも言えた。何よりも予想よりも早く工作艦と給糧艦が送られてきたのが幸いであった。
しかし、お祭りムードで歓迎会パーティーに興じる彼女たちを見ながら、提督は一抹の不安を感じていた。
提督はBDUのポケットから、折りたたまれた1枚の書類を取り出した。
つい先ほど、司令部から送られてきたその電報はまだ秘書艦の叢雲にも見せていない。今この場で話すのも悪いだろうと、提督は気を遣っていた。恐らく話すのは明日からとなるだろう。
「国防省のクソどもめ……」
提督は、誰にも聞こえないように小声で毒づいた。
書類には、南西諸島海域出撃命令の文字が躍っていた。
新艦娘(未登場艦)が登場です。
●給糧艦 早埼
杵埼(きねざき)型給糧艦の2番艦。間宮のような艦隊随伴能力ありの給糧艦ではなく、南方の島々に食料物資を運ぶ専門の給糧艦だったとか。
ネームシップの杵埼は空襲で失われたものの、残りの同型艦3隻は太平洋戦争を生き延び、それぞれ賠償艦として中国・ソ連で使用されたり、民間に払い下げられたという幸運艦。早埼はソ連に賠償艦として引き渡された後はソ連海軍で使用され、以降の消息は不明。ちなみに艦これでは悪名高き潜水艦グロウラーと遭遇、浮上航行中だったグロウラーに体当たりをかまして搭載の機銃でグロウラー乗組員を銃撃し被害を与えるという給糧艦らしからぬ戦歴を有している意外な艦でもある。
●橘型駆逐艦 梨
正確に言うなら松型駆逐艦の流れを汲む橘型駆逐艦、だいたい松型。1944年から建造が開始された戦時建造艦であり、大雑把に言うと太平洋戦争において被害が激しかった駆逐艦の穴を埋める為に生産性を向上させた駆逐艦である。性能的には護衛駆逐艦に分類されるが、れっきとした駆逐艦。史実では対戦装備を拡充しており艦これではレアの部類に入る三式ソナーなども装備していたほか、オーソドックスに単装高角砲や61cm魚雷も装備しているほか、艦これ世界では禁句である例の「アレ」を搭載できるよう改装されていた。
梨は建造後は訓練航海などに従事していたが、45年6月に米軍機の空襲により山口県沖にて沈没。駆逐艦としては特に活躍や戦歴もないままその生涯を終えたのだが……