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プロローグ
『それでは振り分け試験はじめ!!』
(ふむ。これくらいならAクラスは余裕だな。)
カリカリカリカリ・・・・・
ガタンッ!!
『姫路さん!?』『瑞希ちゃん!?』
試験を解いているとどこかで誰かが倒れる音と、ひとつは男の声、もう一つは聞きなれた女の声がした。
『姫路、試験中の退席は無得点扱いになるがいいかね?』
『ちょっと先生!それはひどいじゃないですか!?』
『そうですよ!いくらなんでも・・・・』
『吉井、佐渡、今は試験中だぞ。席に戻りなさい。それともお前たちも無得点になりたいのか?』
『『構いません!』』
『なっ!?』
『友達を見捨てるなんてこと、私にはできません。』
『僕もそうです!それに僕も頭痛が痛くなってきたので退席します!行こう、姫路さん。』
(・・・・・・・まったく、あいつは本当に昔と変わらないな。)
俺は静かに、答案用紙に書いていた名前を消した。