バカとテストと召喚獣~文月の寮に住む者たち~   作:創空

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文才が皆無のため読みにくく、見苦しい作品だとは思いますが読んでくれると幸いです。

それでは『バカとテストと召喚獣~文月の寮に住む者たち~』始まりです。


第一話

四月・・・それは桜が新しい季節と新入生を祝う月である。今俺たちが歩いてるこの道にも満開の桜が咲き誇り、俺たちを歓迎してくれている。

 

「ここの桜は今年も綺麗だな。」

 

俺は桜木(さくらぎ)慶太(けいた)。文月学園に通う高校二年生である。

 

「そうだね。また見れて良かった。」

 

こいつは佐渡(さわたり)明希(あき)。同じく文月学園に通う高校二年生で俺の小学生の頃からの幼馴染みだ。優しくてかわいらしい俺の自慢の幼馴染みだ。感情の変化がすぐにでるためすごくわかりやすい。純粋で天然であるため、あっち系の話には疎い。

 

『お~い!慶太~、明希~!!』

 

後ろからの声に振り返ると奥の方に5人、こちらに向かっているのが見えた。そのうちの一人は俺たちの姿を確認すると全力疾走でこちらに向かっていた。

 

「全員一緒か。」

 

「そうみたいだね。」

 

「おい慶太!二人きりで登校たぁどうゆうことだ!?」

 

「新学期の朝っぱらからくっつくなよ、気持ち悪い。」

 

「んだとぉ!!」

 

この妙に元気で鬱陶しいやつは矢吹(やぶき)速人(はやと)。とにかく足が速い。陸上部所属で全中を三連覇するほどの足の持ち主。高校でも実力は衰えていない。、こう見えて成績は良かったりする。すごく意外だ。

 

「今、失礼なこと考えてなかったか?」

 

「気のせいだろ。」

 

「それにしても速人君は相変わらず元気だね。」

 

「ったりめーよ!元気が一番!そうだろ!?」

 

確かにそうだが少しは限度というもの知ってもらいたいな。

 

「騒がしいぞ速人。もう少し静かにできないのか?だからお前はダメなんだ。」

 

「凶也~・・・・俺がバカだって言いたいのか?」

 

「ふん、他に何がある。」

 

「この野郎・・・・・」

 

こいつは平松(ひらまつ)凶也(きょうや)。クールでいつも落ち着いている。いつも速人のことをバカにしているが速人とは幼馴染み。凶也の一言で速人がキレるが、喧嘩するほどなんとやらな関係。実家は弓道の家系で、凶也も弓道をやっている。

 

「凶也、そのへんにしてあげなさいよ。速人がかわいそうよ。」

 

「そうだな。このへんにしておくとしよう。」

 

「あ、おはよう雪奈ちゃん。」

 

「おはよう明希。朝から二人の時間を邪魔したかしら?もしかして今からキスするところだった?」

 

「そ、そんなことないよ!!!??」

 

明希がすごく顔を赤くして否定する。明希のこうゆう反応がかわいいからいじめたくなるんだろうな。

いま明希をからかっていたのは氷野(ひょうの)雪奈(せつな)。面倒見がよく、中学の頃には学級委員や生徒会などに所属しており、よく人の相談にのっていた。教師からの信頼も厚く、仕事を任せられるのも結構あった。もちろん成績優秀で、運動もできる。我らの姉のような存在だ。

 

「雪奈、あんまり明希をいじめないでくれるか?」

 

「ふふっ、ごめんなさいね?」

 

「ははは!俺の彼女が人をいじめるわけないだろ!!」

 

「そんなことはわかってるよ、炎次。」

 

雪奈の幼馴染みで彼氏の火山(ひやま)炎次(えんじ)。野球部に所属しており、とんでもない剛速球を投げれる。が、捕れるキャッチャーがいないため本気では投げていない。とてつもない熱血漢。夏に一緒にいると暑苦しくて死にそうになる(雪奈はべつにそうでもないらしい)。

 

「それならいいんだ!!」

 

「・・・・まったく。」

 

「溜め息なんかついてたら幸せが逃げちまうぞ?」

 

「少なくとも重鬼、お前よりはついてないと思うぞ?」

 

大野(おおの)重鬼(しげき)。中学の頃は『鬼人(きじん)』と呼ばれ恐れられていた。見た目は怖い印象しかないが、見た目とは裏腹に情に厚く、正義感が強い。鬼人と呼ばれるようになったのも不良狩りをしていたため、そう呼ばれるようになった。キレると当時のように暴走することもある。ちなみに重鬼は炎次の本気の球を捕ることができる。

 

「こんな風に皆で登校するのは久しぶりだね。」

 

「そうだな。去年はどっかのバカがいつも寝坊してたからな。」

 

「まったくだ。少しは自覚して欲しいものだ。」

 

「仕方ねえだろ、速人なんだからよ。」

 

「確かにそうだな!!」

 

「ええ。速人だものね。」

 

「・・・・・お前ら俺の扱いが去年よりひどくなってねえか?」

 

「「「「「気のせいだ。(だろ?)(じゃない?)」」」」」

 

「皆、速人君がかわいそうだよ。」

 

む。明希は速人の味方なのか・・・・・なんかイラつくな・・・・・

 

「ありがとな!俺の味方は明希だけだぜ~・・・」

 

「・・・・・死ねばいい(ボソッ)」

 

「慶太君!?怖いよ!?」

 

「え?何が?」

 

おっと、聞こえちまったみたいだな。今度はもっと聞こえないようにしないと・・・・・

 

「・・・・あの二人も早く付き合ってしまえばいいんだが・・・・」

 

「・・・・そしたら俺たちみたいにもっとラブラブになるのにな。」

 

「・・・・見ててもどかしいものね、あの二人。」

 

「・・・・気づいてないのはあいつらと速人くらいだろ。」

 

「どうした?こそこそ話なんかして。」

 

「気にする必用はない。それより、もう学校に到着するぞ。」

 

凶也がそう言ってもな・・・・気になる・・・・・・

 

『お、矢吹が珍しく早いな。』

 

「「「「「「「西村先生(鉄人)おはようございます。」」」」」」」

 

「・・・・矢吹、いま鉄人と言わなかったか?」

 

「言いました。」

 

(堂々ということじゃないだろ・・・・・・)

 

西村先生は生活指導の鬼と呼ばれており、この人の補習は地獄と呼ばれている。しかし、すごくいい先生なのには変わりない。こうゆう先生も今時珍しいと思う。

ちなみに、なぜ西村先生が『鉄人』と呼ばれているのか。それは西村先生の趣味がトライアスロンと化け物じみたことをやっているので一部の生徒からは鉄人と呼ばれているというわけだ。

 

「少しは礼儀をわきまえろ速人。」

 

「気にするな平松、いつものことだ。」

 

「しかし」

 

「いいじゃん、鉄人が気にしないって言ってんだからよ、凶也。」

 

「お前は黙っていろ。」

 

ほんと凶也は速人に対して厳しいよな~。いつも注意したりして疲れない・・・・・わけないか。

 

「少しは落ち着け平松。それより・・・・ほら、受け取れ。」

 

西村先生はそう言うと俺達に茶色い封筒を差し出した。

 

「そこに今年のお前たちのクラスが書いてある。」

 

今年のクラスか・・・・・今年はみんなでAクラスに入ると決めていたのだが、明希は途中退席、俺は氏名の未記入というわけでFクラスに入ることになっている。他のやつらはみんなAクラスなんだろうな。

 

「佐渡、お前のしたことは人として間違ってないと思うぞ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「ん?何かあったの、明希?」

 

「実は・・・・・」

 

~説明中~

 

「そうゆうことだったの・・・・」

 

「うん・・・ごめんね?みんなでAクラスなろうって決めてたのに・・・・・」

 

「気にすんな!!オメーのしたことは何一つ間違っちゃいねえ!!」

 

「むしろその立会の教師の方が悪いわ。」

 

「それにクラスが違うだけで、会えなくなるわけじゃない。」

 

「・・・・ありがとう。」

 

「しかし、明希だけFクラスか・・・・・大丈夫なのだろうか?」

 

「別に明希だけがFクラスとは限らないと思うぞ。」

 

「え?慶太君どうゆうこと?」

 

「ほら。」

 

俺は自分のクラスが書いてある紙を差し出した。そこには

 

『桜木慶太 Fクラス』

 

と書いてあった。

 

「なんで・・・・?」

 

「お前を一人にするわけないだろ?」

 

「俺もだぜ明希!!」

 

「俺もな。」

 

『矢吹速人 Fクラス』 『大野重鬼 Fクラス』

 

「あの時、廊下を歩くお前の姿が見えたんだよな。」

 

「ああ、見た瞬間わかった。お前が何をしたのか。」

 

この二人も気付いてたんだな。速人もバカだが、ちゃんと優しいんだよな。

 

「・・・・ほんとにありがとう、みんな・・・・・・」

 

「おいおい、何泣きそうになってるんだ?昔から涙もろいからな、お前は。」

 

そうゆうところがかわいいんだけどな。でも、やっぱり一番は笑顔だな。

 

「なるほど。矢吹はともかく、桜木と大野が氏名を記入していなかったのはそうゆう理由だったのか。」

 

「なんで俺はともかくなんですか!!」

 

だってお前は普段真面目に授業受けてないし、鉄人とか呼ぶし・・・・・・仕方ないな。

 

「普段の行いが悪いからと気づかないのか?これに懲りたら少しは生活態度を改めるんだな。」

 

「くっ!」

 

「ま、速人は置いといて、そろそろ行こう。ずっと立ってるのもきついしな。」

 

「そうだね。」

 

こうして俺たちの学園生活は今始まる。

 

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