【まどマギ】こんなの絶対おかしいわ【オリキャラ】 作:amany
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この天井を見るのは何度目だろう。
なんて。
そんなことを考えるのは野暮だ。自分の望んだ運命を嘆いてはいけないということは充分に理解している。
では今私は何をすべきなのか。
私が今、しなければならないこと。
それは。
私の友人である鹿目まどかの救済だ。
「暁美ほむらです、よろしくお願いします」
この一文も言い慣れた。始めて見滝原に来た時はあんなに緊張していたはずなのに。どうやら慣れというものは人をも変えるらしい。
さて、魔法少女をしていた頃のまどか(厳密に言えば別世界線におけるまどか)はもっと積極的な中学生だった。
それは転校してきた私に自ら声を掛けるほどであり、なかなかの陽気な人物だという印象を私に植え付けたのだった。対して魔法少女をしていないまどか(つまり現在のまどか)はどこか消極的になっているようだ。
おっと、まどかが目をそらしてしまった。少し見過ぎたか。
彼女から見れば私は初対面なのだ。対応は慎重にしなければ…。
「ほむらちゃんっていうんだ〜」
「ねぇねぇ、部活何やってたの?」
HRが終わると同時に飛び交う質問の嵐。これは未だに慣れない。
「ごめんなさい。保健室に行かなくてはならないから」
やんわりと断る。するとそれを見兼ねた、保健委員であるまどかが私を連れて行く。回数を重ねるごとに私がリードしている感が増していく気がするのは否めないがこれももう恒例と言える行動だった。
幾つかの教室の横を過ぎた先、校舎と校舎を繋ぐ渡り廊下の人が少ない辺りで私は彼女に警告をかける。これはもはや常套手段だ。
この辺りだろうか。
くるりと身体を捻り、まどかの方をーー
「おっとと。失敬。
私としたことが慌ててしまいました。お怪我ありませんか?」
紳士のような、上層のお嬢様のようなその言葉遣いの持ち主。それは幾年にも渡る時間遊泳の中でも存在を確認しなかった人物だった。
「あっ、くれは先輩!どうしたんですか?」
というまどかの反応から推測すると、どうやらこの世界線は今までの世界線とは異なっているらしい。
「あら、まどかさん。ということは彼女、お友達?」
「えーと、そうです。暁美ほむらちゃんっていうんですよ」
「そうなの。
こんにちは、暁美さん。私は東雲 くれはと申します。まぁ何と呼んでもらっても構わないわ。よろしくお願いします」
後輩と知ってなのか、少し口調の砕けた東雲くれはは、すっと右手を差し出した。
これが私と彼女のファーストコンタクトである。
さて。こんにちは。
作者ことamanyです。
今回の小説はハーメルンでの僕の処女作、まどマギ二次創作「こんなの絶対おかしいわ」です。
まどマギ、初見は雰囲気が独特だな。と思っていただけなのですが三話で心掴まれ、終わる頃には完全に虜になっておりました。
それでは今作についてお話ししていこうと思います。
今作に限ったことでは無いのですが、僕、どうもラノベのようなハイテンションの文章を書くのが苦手なようです。しかしこの作品、元がアレなので割と雰囲気は合わせられたと自負しております故、飽きっぽい性分の僕でも完結出来るのではなかろうかと思っている次第です。
どうぞこの先もお楽しみ願います。
では。