椿の花の色~あなたは私の胸の中で炎のように輝く~ 作:桜華惨禍
タイトルの子が、出てきますが、今回は、余り出番が、ありません。
次の話から出番が、多くなります。
では、本編をどうぞ!
皆さま、こんにちは、睦月です。
さて、足もそこそこよくなり。一人で、歩けるようになりましたが、松葉杖が、ないと辛いです。
さて、こんな私ですが、最近妙な視線を感じるんです。
最初は、気のせいかと思いましが、日に日にましてゆくので、怖いな~、嫌だな~、と思いましたが、恐る恐る元を探したら一発で発見しました。
……えっ!なんでわかったって?
いや、だって、ねぇ……
「じぃ~~~っぽい」
……わざわざ、口に擬音をだしてこっちをみてるんですもの……今まで気付けなかったのが、恥ずかしい……
と言うかどちら様でしょうか?
しかも、俺と視線が、合った瞬間に、隠れるんですけど。いや、バレてますよ?
取り合えず如月ちゃんに、聞くことにした。
「えっと、如月ちゃんあの子誰?」
「睦月姉さん、あの子は、白露型の夕立ちゃんですよ。…………それにしても睦月姉さんをずっと見つめて、許せない(ボソッ」
「そっ、そうなんだ」
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、夕立ちゃんの視線より恐ろしいお方が、近くにいた。
カムバーック昔の如月ちゃーーん!!
……一体本当に何が彼女をこうさせるのだろう?
……あっ!俺か!
取り合えず如月ちゃんに、関しては、後々考えるとして、夕立ちゃんの方に、近づく。
夕立ちゃんは、ビクッ!と驚いて、逃走を謀ろうとしていたが、素早く手を取って挨拶する。
「こんにちは、夕立ちゃん」
「こ、こんにちはっぽい。睦月ちゃん」
「えっと、なんで私の方をずっと見ていたの?」
「その……」
取り合えず彼女の言い分は、なんでも私とお友達になりたかったのだが、どう話しかけて良いのか分からなかったそうだ。
……なに、このかわいい生き物。
「うん、いいよ。夕立ちゃん。睦月とお友達になろうよ!」
「やったー!嬉しいっぽい。これからよろしくっぽい!睦月ちゃん」
「うん、よろしくね夕立ちゃん!」
ちゃららちゃちゃーん
睦月は、友達が、一人増えた。
隣で、どす黒いオーラを放っている如月ちゃんは、スルーする。
∽ ∽ ∽
本日の演習は、全員が、合同でする様だ。
俺は、安定の見学だけどね。
教官は、どうやら川内さんの様だ。
「じゃあ、皆今日は、夜戦について実践するよ!」
……夜戦か、文字の通り夜に戦うということなのかな?
すると、質問が、入る。
「川内さん、夜戦ってなんののですか?」
と、電ちゃんが、質問する。
「おっ!良い質問だねぇ。夜戦っていうのは、凄く良いものなんだよ!」
答えになってない。
「もう!姉さん、ちゃんと教えてあげてください!」
ポニーテールの女性が、突っ込む。
確かあの人は……
「あぁ、初めての方が、多かったですね。初めまして私は、川内型の神通と申します」
そうだ!思い出した。
彼女は、神通さん。確かにあの華の二水戦の旗艦を勤めていたすごい人じゃないか!!
そして、神通さんが、夜戦について説明する。
「いいですか、夜戦と言うのは、昼戦で、うち漏らした敵に対しての追撃です。夜戦というから夜に仕掛けるので、闇の中での攻撃になるので大変なんです。その代わり夜戦は、雷装と火力を足した一撃になるんです」
その説明に対して川内さんは、「まぁ、夜戦を補助する装備もあるけどね」と言っていた。
俺は、この説明に、対してこの疑問をぶつけた。
……もし、これが可能ならば……
「あの、神通さん!」
「なんでしょうか?睦月ちゃん」
「夜戦は、雷装と火力を足した一撃になるんですよね?」
「えぇ、そうですが?」
「……なら、戦艦クラスも倒せるんですか?」
そう答えると回りが、ざわめき始めた。
俺の質問に、神通さんは、淡々と答える。
「えぇ、倒すことも出来るでしょう」
「なら!「ですが」
「貴方達の今の実力では、不可能でしょう」
そう、はっきりと答える神通さん。
「な、何で……」
「倒せない訳では、ありません。今は、です」
「あっ!」
そうか、成る程。今は、ね……
「解かってくれたようですね。確かに、今は、実力が、足りません。ですが、しっかりと演習を続けたら貴方たちでも戦艦を倒せるんです」
「ですから、皆さん今からやる演習に、真面目に、取り組んでくださいね?」
俺も含めて、全員が、はい!と答える。
……そうか、倒せるんだ……
……睦月ちゃんの仇である。あいつを……
……俺の手で……
∽ ∽ ∽
皆が、暗くなった部屋のなかで、砲雷撃戦をしていると神通さんが、此方に来る。
「こんにちは、睦月ちゃん。さっきは、いい質問をありがとうございます」
「いえ、そんな大したことしてないのです」
「いえ、そのお陰で、皆が、演習を真面目に取り組んでいるので本当に大助かりです」
「そんな、睦月は、気になったことを質問しただけなのね」
「いえいえ本当に助かったんです……あっ! 後、すみません。内の姉が、お見舞いにいっていなくて……」
そういえば川内さんだけ来てなかったね。
「それこそ大したことないにゃしぃ!」
来てもらえるだけでも凄く良いのに、それに、ついて謝られるなんて……
「そうですか……気にしてなければいいんですが……」
「全然気にしてないのです!」
本当に、礼儀正しい人だなぁ。
「……そうですか、ならいいんですが……では、私は、指導に戻ります。睦月ちゃん、脚が早く良くなるといいですね」
「はい、また指導して貰う機会があればよろしくたのみます!」
「はい、その時は、鬼の神通として、指導させて頂きますね?睦月ちゃん、見学しっかりとしておいてくださいね?」
「はい! 機会が、あればよろしく頼みます!」
「えぇ、こちらこそ」
そう言うと神通さんは、指導に戻られた。
指導している姿の神通さんは、まさに華の二水戦といった所だ。
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