椿の花の色~あなたは私の胸の中で炎のように輝く~ 作:桜華惨禍
大変でした……
第十六出撃 男の浮気に理屈があんのか! バカヤロー!
沖ノ島海域攻略後入渠が終わった俺は執務室に呼び出される
……まぁ、当然っちゃ当然か……
重い足取りで執務室の前に立つ
とりあえず失礼します
∽ ∽ ∽
……安定の提督が何を言っているのかは分からなかった
まぁ、何となくで話の流れは理解できた
……まぁ、結局は翔鶴さんに翻訳してもらったんだけどね
翻訳してもらった所
勝手な行動をするな馬鹿者
安易な行動で艦隊が全滅するんだ
二度こんなことがないように
説教は此処までにして
無事でよかった
攻略おめでとう
とまぁ、こんな感じだ
俺はずっと頭を下げて謝った
……確かに一つ間違えたら死ぬところだったもんな……
翔鶴さんを通して話を一通りした後俺は寮へ向かった
…………執務室を出るとき翔鶴さんに抱きつき慰められながら泣きついている提督の姿は俺は見なかったことにした
……ごめんなさい……
∽ ∽ ∽
「如月ちゃん、卯月ちゃん、弥生ちゃん寝にくいよ~」
「睦月姉さんに拒否権はありません」
「如月おねぇちゃんの言う通りぴょん!」
「諦めて」
四人で寝ようということで俺の所に三人とも集まってしまった。
仲良きことは良いことかな
でもベッドはぎゅうぎゅう詰めだ
まぁ、姉妹だし良いよね
……心配も一杯かけちゃったしね……
「じゃあおやすみにゃん」
「おやすみなさい」
「おやすみぴょん」
「……おやすみ」
∽ ∽ ∽
「う~ん」
寝られん
他の皆は……
「ぴ……ょ……ん……」
「……Zzz」
卯月ちゃんの寝言が突っ込みどころが満載なんだが起きてるんじゃないのか?
弥生ちゃんは普通に寝てると言った所だ
あっそういえば俺のベッドの並びは
如 睦 卯 弥
月 月 月 生
といった具合だ
気になる如月ちゃんの方を見てみると……
< ●> <● >
……ばっちり起きてますやん
如月ちゃんが話かけてくる
「睦月姉さんまだ寝ないんですか」
「……ちょっと寝づらくて」
「早く寝たほうがいいですよ。寝てくれないとおそえ……美容に悪いですよ?」
どうやら如月ちゃんとどっちが先に寝るか勝負しないといけないようだ
……寝るな! 寝たら失うぞ!(色々と)
「睦月姉さん早く寝たらどうですか?」
「如月ちゃんこそ何時も美容を気にしてるし早く寝たら?」
俺と如月ちゃんの間で見えない火花が散る
するとぎゅっと如月ちゃんが俺を抱き締める
「……姉さんは無茶し過ぎです」
「……ごめんね」
その話を持ってくるのはずるい
「……とても、とても心配したんですよ?」
「……ごめんね」
「もう、如月を置いてかないで下さい」
「うん……大丈夫もう無茶しないから」
俺も俺で如月ちゃんを優しく抱き締める
……あったかい……
「姉さんおやすみなさい。今日は諦めます」
「今日だけじゃなくて今後もしないでね?」
俺がそういうと如月ちゃんはすぐに寝た
……これで聞いてないとか無しだからね?
さて、これで心置きなく眠れるな
おやすみなさ~い
∽ ∽ ∽
……寝られん
如月ちゃんが抱き締めて抜け出せない
そのせいか……
凄く言い匂いが……
むにゅ、むにゅとした柔らかい感触が胸に……
天使のような顔が目の前に……
口から溢れる吐息が……
艶やかなふっくらとした唇が……
あぁ、このまま……
……落ち着け俺が襲ってどうするんだ
いいかこういうときは素数を数えるんだ……
2、3、5、7、11、 13、 17、 19、 23、 29、 31……
「う~ん」ごそごそ
むにゅ、むにゅ
睦月の理性への攻撃
睦月の理性は痛恨の一撃を受けた
素数なんて意味がないーー!
……もういいよね?
このまま襲っちゃって?
いつもそんなことされかけてるし同意だよね?
ズキューーン!!くらいしても良いよね?
睦月ちゃんごめんなさい俺は浮気をします。
そして、如月ちゃん
頂きまーす!!
卯月の攻撃
卯月は寝返りをうった
ゴンッ!!
蹴りは睦月の頭へと当たった
痛恨の一撃
睦月の意識を奪った
いつの間にか頭と足が反対になった卯月ちゃんの寝返りがピンポイントで頭に当たる
……さっきまで普通に寝てたじゃん……
……寝相悪すぎでしょ……
俺は強制的な眠りへと就かされた
……浮気したら駄目なんだね……
俺は今後絶対に浮気しないと心のそこより決意する
ブラックアウトする意識の中そう思った
次回の更新をお楽しみに
更新速度少し遅くなるかもです