椿の花の色~あなたは私の胸の中で炎のように輝く~ 作:桜華惨禍
本日二回目の投稿です。
キャラが、更に増えます。
キャラが、書き分けられているか不安です。
そんな第九話です。
……まさか、こんなにもキャラが濃いとは……
自分の姉妹を見てこんな感情を持つのは、いけないと思うが、流石に度肝をぬかれた。
「ぷっぷくぷぅ~、睦月おねぇちゃん無視するなんて酷いぴょん!」
「……睦月、どうか、しましたか?」
……おっと、自分の世界に入ってすっかり無視していた。
挨拶されたらしっかりと返さないと
「ごめんね、ちょっと考え事してたの。うん、またあえて嬉しいよ!弥生ちゃん、卯月ちゃん」
「うーちゃんも嬉しいぴょん!。睦月おねぇちゃんまたよろしくたのむぴょん」
「はい、また一緒に海へ……」
二人と挨拶が、済むと教室に足柄さんが、入ってくる。
「はーい、授業始めるわよー。立っている子は、席に座りりなさーい」
授業が、始まるようだ。
「睦月おねぇちゃん後で、お昼を一緒に食べるぴょん!」
「……お昼、御一緒します……」
そう言って二人は、自分の席に戻って行く
さて、俺も席に戻りますか
∽ ∽ ∽
授業は、割りと普通の授業だった。
読み書きうんぬん
引き算、足し算、かけ算、わり算
歴史が、どうこうといった感じだ。
一応最終学歴が、高校生としては、余裕だった。
……一つ違うとすれば、深海棲艦についての授業が、あったということだ。
敵の種類や見た目などについて事細かく説明する。
一番驚いたのは、どうやら深海棲艦にも上位互換が、存在するということだ。
ドラ●エ風にいうとスライム→スライムベス的な感じの物らしい
エリート→フラグシップといったように、強さが、全然違うそうだ。
チャイムが、鳴り、そのたびに、第六駆逐隊と如月ちゃんが、やって来る。
雑談したらまた授業といった感じの普通の小学校のようだ。
なお先生は、妙高さん、那智さん、足柄さん、羽黒さんの誰かが、担当するローテーション方式とのこと
なんでも、出撃にあたってのローテーションが、あるので、この四人の誰かが、先生をしてくれるのだ。
因みに授業は、昼間に終わる。
──さて、楽しみの昼御飯だ。
∽ ∽ ∽
如月ちゃんに、車椅子を押して貰いながら目的地である。食堂に着くまで、皆で、雑談する。
「睦月おねぇちゃんは、いつ足が、治るぴょん?」
「もうちょっとだよ卯月ちゃん」
俺の足は、本来ならこんな風には、ならないそうだ。
入渠してしまえば、どんな傷だって治せるらしい。
だけど、俺は、轟沈一歩手前だったらしく予想以上に、肉体的損傷が、激しかったそうだ。
……まぁ睦月ちゃんは、一言も肉体が、怪我してないとは、言ってないからね……
そうこうしている内に、食堂に着いた。
食堂は、間宮さんと伊良湖さんにメニューから頼んでそれを貰うといった形だ。
俺は、席で待っておくしかない。
まぁ、並ぶ邪魔になっちゃうからね……
皆が、料理を持ってきてた。
俺の料理は、如月ちゃん(半場強制)に頼んでいる。
間宮さんと伊良湖さんの料理は、人生の中で堂々たる一位の美味しさだ。
如月ちゃんが、サンドイッチとサラダ。卯月ちゃんが、野菜炒め(にんじん多め)定食とにんじんジュース、デザートにうさぎりんご。弥生ちゃんは、お子様ランチといった所だ。
因みに俺もお子様ランチにしている。
大人になると途端に頼めなくなる(世間的に)お子様ランチをもう一度食べたいと頼んだからだ。
入院中は、お粥など、体に良いものだったからこういった普通な物が、恋しかったのだ。
……お子様ランチを見るとそれは、それは、綺麗なできだった。
山の形に盛られた炒飯に、旗が立てられ(大日本帝国海軍のマーク)にフライドポテト、ミニハンバーグ、ポテトサラダにプチトマト。さらには、ゼリーとそれは、もうTHEお子様ランチいったプレートだった。
さっと、いただきます。と言って食べ始める。
まずは、炒飯から頂こう。
……濃くも薄くもない味付けに、絶妙なパラパラさ、そして、さっと舌にとろける叉焼と、贅沢な一品だった。
次にハンバーグを食べる
……肉汁が、口のなかにじゅわーと広がり、美味しいお肉の味が、口全体に幸せが広がる
ハンバーグと相性抜群なトマトソースもより一層美味しさを引き立てる。
「……悦ぞ、これが、最高の幸せにゃしぃ……」
涙をボロボロ流しながら味を堪能する。
全て遠き理想郷が、そこには、あった。
「睦月姉さん涙を流してまで喜んで……」
「うーちゃん達毎日食べてるけどそんな風には、ならないぴょん」
「……感性は、人それぞれですよ……卯月……」
俺が、ボロボロと涙を流して食べていると、ぽんっ、と肩に手を置かれた。
「およ?」
後ろを振り返ると……
「わかります。そのお気持ち……間宮さんの料理は、絶品ですよねぇ……」
と赤い袴に胸当てを当てた、黒髪のお姉さんが、うんうんと頷いていた。
それに驚いたように、皆が立って挨拶をする。
「こんにちは、赤城さん、今日は、もう練習お仕舞いですか?」
「赤城さんこんにちはだぴょん!今日も相変わらず綺麗だぴょん!」
「……赤城さん、こんにちは……」
それを見てくすくすと笑いながら赤城さんが、返す。
「もう、今は、楽しいお昼ですよ?そう畏まらないでね?」
そう答える赤城さん
……すごい……これが、大人の女性の余裕……
するとそこにサイドテールの女性が、現れる。
「……赤城さん、どこで、油を売ってるんですか?」
「あぁ、すみません加賀さん。少々見所のある子を見かけて……」
すると加賀さんが、俺の方をちらりと見て「……そう」と答えた。
「赤城さん、料理が、出来ましたよ?」
「そうですか。では、またお話しましょう?睦月ちゃん」
そう答えると二人は違う席に行ってしまった。
「流石は、一航戦よねぇ……風格が、違うわぁ」
「赤城さんも加賀さんもすっごくカッコいいぴょん!」
「……あれが、一航戦の誇り……」
……あれが、一航戦……確かに格好いい……
俺も俺で、感動していると
「睦月ちゃんが、早く良くなるように皆にプレゼントです。」
そこに、アイスクリームを、持った、間宮さんが、現れた。
「いいのですか?」
「そんな風に美味しそうに食べてもらったサービスしてあげたくなるでしょう?」
そう答える間宮さん
おぉ、間宮さんのアイスクリーム初めて食べる。
「睦月、感激ぃ♪」
他の皆も感謝の言葉を言う。
「アイスクリームっていいわよねぇ……」
「ぷっぷくぷ~!うーちゃんアイス大好きだぴょん!」
「……アイス」
「さぁ、皆召し上がれ♪」
間宮さんのアイスクリームは、とてつもなく美味しかった。
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