デュエルモンスターズ 赤の記憶を求めて   作:トパートパール

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今回から主にGX時代のカードが登場します。


GX編 はじまりの地―デュエル・アカデミア
PIECE-3 入学試験!VS獣族デッキ


「受験票、筆記用具、おにぎり、お茶……、よし忘れ物はないな」

 

 

ブレザータイプの制服を羽織ながら準備をしている

…こういう時は自然と独り言が多くなる

端から見れば不審者だ……

 

 

「よしよし……、あとはDホイールを動かして……」

 

 

ギュルンと、エンジンをかける

今日はデュエルアカデミアの実技試験の日だ

場所は海馬ランドというところでやるらしいが、肝心の場所がわからない

それならば、ナビがついているDホイールで行けばいいという魂胆である

…どちらかというと、これに乗りたいというのが本音である

ちなみに、このDホイールはボディは限りなく黒に近い赤(紫)で、前に1輪、後に2輪の形状だ

端的に言うと、修正テープの前にタイヤを1つ、後の大きなタイヤを二回り小さくしてタイヤを増やした感じ、……そうデルタアクセルできそうな……、って何考えているのか……

…とにかく、気持ちを沈めよう

事故でも起こしたら大変だ

 

 

「よし、出発だ」

 

 

 

 

 

 

………………

…………

……

 

 

 

 

 

 

 

30分後、海馬ランドに着いた

…慣れたように運転できて、結構楽しかった

少し早めに着いたが、受付を済ませる分には問題ないだろう

…問題といえば、後から気付いたのだが、運転してきて本当に良かったのか……

 

考えてみれば、今の容姿は15の子どもである

つまり、見掛け子どもが派手な(3輪だし、モーメント光ってるし)乗り物に乗っているのだ(ちなみに、奇妙なことにアクセルとブレーキのペダルが着いおり、バイクよりも車の造りに近い)

…職質食らっても文句は言えなかったかもしれない……

というか、仮にも受験生であり、派手なバイクで登場するなど、いい度胸である

…どうも興奮で思考が着いていっていないらしい

次から気を付けなければ……

 

 

 

 

 

 

 

………………

…………

……

 

 

 

 

 

 

もう1時間は経っただろうか

会場には制服姿の受験生達が集まっている

試験官が前の方で準備をしているし、そろそろ始まるのだろう

ディスクからデッキを取り出して、最終確認をしている

…試験というからには、おそらくデュエルの内容を見るのだろう

つまり、カードのコンビネーション、根本の戦略、相手のカードの対処などの要素が重要になるはずだ

まぁ、勝つに越したことはないが、欲を言えば味を出したい

 

 

「受験生の諸君、おはようございます。

これから、実技試験を始めます。」

 

 

…どうやら、準備が整ったようだ

 

配布物や諸注意を確認したあと、受験番号を呼ばれた者からデッキとディスクを持って来るようにとのことだった

 

 

 

 

 

 

………………

…………

……

 

 

 

 

 

 

 

 

「受験番号67番、山白 青人君」

 

 

 

…どうやら、順番が来たようだ

心なしか、鼓動が早まり、身体の重心がおかしい気がするが、行くしかない

…地面がふわふわするな

 

 

 

 

 

 

 

………………

…………

……

 

 

 

 

 

 

 

 

「受験番号67番、山白 青人です。本日はよぉしくお願いしぁす。」

 

 

 

…ヤバい!何か色々噛んだ……

 

 

 

「こちらこそよろしく。私が今回実技試験を担当する者だ。見たところかなり緊張しているようだが、勝敗は気にせず、君自身のデュエルを見せなさい。」

「はい!」

「ふむ…」

 

 

挨拶が終わり、お互いにデュエルディスクを展開する

 

 

「「デュエル!」」

 

 

青人:LP4000

試験官:LP4000

 

 

「先攻は受験生の君からだ」

「はい!いきます!」

 

 

右手のディスクからドローする

…この世界では先攻のドローはあるようだ

 

 

「僕はモンスターを裏守備表示でセット!カードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

青人:LP4000

フィールド:

【モンスター】

裏守備モンスター1体

【魔法・罠】

伏せカード1枚

手札:4枚

 

 

「では、私のターンだ。まずは手堅く様子見といったところか…。 だが、守ってばかりでは勝てないぞ。私は『巨大ネズミ』を召喚!」

 

 

巨大ネズミ:

★4 ATK1400

 

 

青白いネズミがチュウと鳴きながら現れた

 

 

「私は、『巨大ネズミ』で裏守備モンスターを攻撃!」

 

 

ネズミがまたチュウと鳴き、僕の裏守備モンスターにのしかかる

わずか守備力100の守備モンスター『ジャイアントウィルス』はそのまま破壊される

 

 

「『ジャイアントウィルス』の効果発動!このカードがバトルで破壊された時、相手に500ポイントのダメージを与える!」

「ぐっ…」

 

 

試験官:LP4000→3500

 

 

「さらに、デッキから同名カードを任意の数だけ特殊召喚する!」

 

 

ジャイアントウィルス:

★2 ATK1000

 

ジャイアントウィルス:

★2 ATK1000

 

 

2体の紫色の球体ウィルスのモンスターが現れる

 

 

「なるほど、悪くない手だ。私はカードを1枚伏せて、ターンを終了する。」

 

 

試験官:LP3500

フィールド:

【モンスター】

巨大ネズミ:

★4 ATK 1400

【魔法・罠】

伏せカード1枚

手札:4枚

 

 

…ふう、ここまでは予定通りだ

 

そう、今回僕が使うカードは【封魂石】デッキではない

【封魂石】は通常のデュエルでは使用できない

ならば、自分で新たなデッキを組まなければならないということだ

幸いにも、望んだカードはディスクを通して自分の元に来る

 

ただ、どうやらこの世界はデュエルの最先端の時代ではないようなのだ

例をあげるならば、この世界の扉を開ける前に見た、チューナーというモンスターを使用したシンクロ召喚、素材の上に重ねて召喚するエクシーズ召喚といった召喚方法が存在したが、この世界にはまだ存在していないといった具合だ

当然これらの未知の召喚方法を使うと否が応でも目立ってしまうだろう

目立つこと自体は悪いことでないのかもしれないが、最悪の場合は何かの嫌疑をかけられるかもわからない

それ故に、非常時以外はこの世界にあるカードを使うつもりだ

…さて、デュエルを続けよう

 

 

「僕のターン!僕は『キラー・トマト』を召喚!」

 

 

キラー・トマト:

★4 ATK1400

 

 

キラー!と唸りながら、目と口の部分がくり貫かれたトマトのようなモンスターが現れる

 

 

「そして、手札からフィールド魔法『ダークゾーン』を発動!」

 

 

あたりに青黒い雲が展開され、所々稲光が起き始めた

 

 

「フィールド魔法『ダークゾーン』は、全てのフィールド上の闇属性の守備力400と引き換えに、攻撃力を500ポイント上げる!よって、僕のモンスターの攻撃力は…」

 

 

キラー・トマト:

ATK1400→1900

ジャイアントウィルス:

ATK1000→1500

ジャイアントウィルス:

ATK1000→1500

 

 

「私の『巨大ネズミ』を上回ったか…」

「さらに、永続罠『アクアの合唱』を発動!このカードは自分フィールド上に同名カードが2体以上存在する時、それらのモンスターの攻撃力500ポイント上げる!僕のフィールドに『ジャイアントウィルス』は2体。よって、攻撃力はさらに500アップ!」

 

 

ジャイアントウィルス:

ATK1500→2000

ジャイアントウィルス:

ATK1500→2000

 

 

「ほう…」

 

 

試験官はわずかに驚いた顔をする

 

 

「バトル!『キラー・トマト』で、『巨大ネズミ』を攻撃!」

 

 

トマトー!と叫びながら、頭突きが炸裂する

…何か突っ込んだ方がいいのだろうか?

 

 

試験官:LP3500→3000

 

 

「『巨大ネズミ』の効果!戦闘で破壊された時、デッキから攻撃力1500以下の地属性モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する!私は2体目の『巨大ネズミ』を特殊召喚!」

 

 

巨大ネズミ:

★4 ATK 1400

 

 

「ならば、『ジャイアントウィルス』で攻撃!」

「だが、私のデッキにはまだ3体目の『巨大ネズミ』が残っているぞ!」

「まだだ、もう1体の『ジャイアントウィルス』で攻撃!」

 

 

試験官:LP3000→1800

 

 

怒濤の攻撃で、フィールドに煙が上がる

 

 

「『巨大ネズミ』の効果。デッキから『ケンタウロス』を特殊召喚する。」

 

 

ケンタウロス:

★4 ATK1300

 

 

煙が晴れると、上半身が人、下半身が馬のモンスターが鎌をかまえていた

…ケンタウロスとは、また珍しいカードだ

 

 

「僕はカードを2枚伏せてターンエンド」

 

 

青人:LP4000

フィールド:

【モンスター】

キラー・トマト:

★4 ATK1900

ジャイアントウィルス:

★2 ATK2000

ジャイアントウィルス:

★2 ATK2000

【魔法・罠】

ダークゾーン

アクアの合唱

伏せカード2枚

手札:1枚

 

 

…布陣としては悪くないはず…

後は、相手がどう攻めるか?

 

 

「ステータスの低いモンスターを強化するとは、中々味のある戦術だ…」

「ありがとうございます」

「では、今度はこちらがいくぞ。私のターン、ドロー!」

 

 

…なるほど、このターンは私の攻撃方法を見られていたのか…

ならば、このターンは守備…

試験官はカードのパワーを調節しながら、こちらが力を発揮する瞬間を見極めている

あくまでも雰囲気からそんな感じがするということなのだか…

…と、緊張していた自分が、相手の行動を分析していることに、はっと驚く…

 

 

「だが、私は君のターンの終わりにあるカードを発動していた。そのカードは…」

「永続罠『神の恵み』…」

「そう、このカードは、ドローの機会が訪れる度に自分のライフを500回復する!」

 

 

試験官:LP1800→2300

 

 

「さらに、フィールド魔法『ガイアパワー』を発動!」

 

 

暗雲が立ち込める空にヒビが入り、巨大な樹木が現れる

…く、フィールド魔法を張り替えられたか…

 

 

キラー・トマト:

ATK1900→1400

ジャイアントウィルス:

ATK2000→1500

ジャイアントウィルス:

ATK2000→1500

 

 

「『ガイアパワー』の効果は、地属性モンスターの攻撃力を守備力400下げる代わりに500ポイント上げる!」

 

 

ケンタウロス:

ATK1300→1800

 

 

「私はさらに魔法カード『融合』を発動!場の『ケンタウロス』と手札の『ミノタウルス』を融合!『ミノケンタウロス』を融合召喚する!」

 

 

ミノケンタウロス:

★6 ATK2000→2500

 

 

上半身が『ミノタウルス』、下半身が馬のモンスターが現れる

…地属性の『ミノケンタウロス』も『ガイアパワー』の効果でパワーアップしたか…

これで攻撃力は2500、守備力は1700から400下がって1300…

 

 

「続けて獣戦士族の『ミノケンタウロス』を対象に魔法カード『野性解放』を発動する!対象モンスターの攻撃力は守備力分アップする!」

 

 

今の守備力が1300ということは…

 

 

ミノケンタウロス:

ATK2500→3800

 

 

ミノケンタウロスはウオオ!という雄叫びとともに、赤いオーラを発している

…なるほど、カードの消費こそ多いが、その数値は強敵であることには変わらない

守りを見るにはうってうけということか…

だが、試験官の手札はあと1枚…

 

 

「さて、私の手札は残り1枚だがそれを今発動させよう。魔法カード『天よりの宝札』!」

 

 

!!…ここで、『天よりの宝札』…

 

 

「お互いのプレイヤーは手札が6枚になるようにドローする!ドローをしたことで、永続罠『神の恵み』の効果も発動する!」

 

 

試験官:LP2300→2800

 

 

「速効魔法『サイクロン』!場の魔法・罠ゾーンにあるカードを1枚、『アクアの合唱』を破壊する!」

「うっ…」

 

 

ジャイアントウィルス:

ATK1500→1000

ジャイアントウィルス:

ATK1500→1000

 

 

…永続罠だから破壊されるとは思っていたが…

 

 

「そして、手札から『デス・ウォンバット』を召喚!『ガイアパワー』の効果で攻撃力500アップする!」

「なっ…」

 

 

デス・ウォンバット:

★3 ATK1600→2100

 

 

「『デス・ウォンバット』は私が受ける効果ダメージを0にする。これで、『ジャイアントウィルス』によってダメージを与えることはできない。」

 

 

…効果ダメージ対策まで…

さすがは、試験用のデッキだ…

 

 

「バトルフェイズ!『デス・ウォンバット』で、『キラー・トマト』を攻撃!」

「くっ」

 

 

青人:LP4000→3100

 

 

「『キラー・トマト』の効果発動!戦闘で破壊された時、デッキから攻撃力1500以下の闇属性1体を攻撃表示で特殊召喚する!2体目の『キラー・トマト』を特殊召喚!」

 

 

キラー・トマト:

★4 ATK1400

 

 

「『ミノケンタウロス』で『ジャイアントウィルス』を攻撃!《バトル・アックス・スワイプ》!」

「手札から『クリボー』を墓地に送って効果発動!戦闘ダメージを1度だけ0にする!」

 

 

大量の『クリボー』が現れて、ダメージを防いでくれる

…『ジャイアントウィルス』は破壊されたけど、これでダメージは…

 

 

「私は手札から速効魔法『融合解除』を発動!融合モンスター『ミノケンタウロス』の融合を解除し、その素材一組を特殊召喚する!」

「何っ…」

 

 

『ミノケンタウロス』が融合デッキに戻り、素材である『ミノタウルス』と『ケンタウロス』が復活する…

 

 

ミノタウルス:

★4 ATK1700→2200

ケンタウロス:

★4 ATK1300→1800

 

 

『野性解放』による代償をこんな形で無効にするとは…

…『野性解放』は攻撃力アップの代償にターンの終わりに破壊されるカード…

しかも、バトルフェイズ中の特殊召喚ということは…

 

 

「『ケンタウロス』で『ジャイアントウィルス』を攻撃!」

 

 

青人:LP3100→2300

 

 

「『ミノタウルス』で『キラー・トマト』を攻撃!」

 

 

青人:LP2300→1500

 

 

「『キラー・トマト』の効果!戦闘破壊されたことで、デッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスター『黒き森のウィッチ』を特殊召喚!」

 

 

黒き森のウィッチ:

★4 ATK1100

 

 

黒い法衣をまとった黒髪の女性が現れる

 

 

「私はカードを1枚伏せて、ターンを終了する。」

 

 

試験官:LP2800

フィールド:

【モンスター】

デス・ウォンバット:

★3 ATK2100

ミノタウルス:

★4 ATK2200

ケンタウロス:

★4 ATK1800

【魔法・罠】

ガイアパワー

神の恵み

伏せカード1枚

手札:2枚

 

 

…ふう、持ちこたえたか…

『巨大ネズミ』ときて『野性解放』は予測してたが、『デス・ウォンバット』と『融合解除』は想定外だった…

 

 

「僕の、ターン!」

 

 

だが、これで手札は6枚

もっとも、これは前のターン『天よりの宝札』でカードを引かされたお陰なのだが…

…でも、布石はすでに整っている

 

 

「手札から魔法カード『融合』を発動!フィールドの『黒き森のウィッチ』と、手札の『クリッター』を融合!『クリッチー』を融合召喚!」

 

 

クリッチー:

★6 ATK2100

 

 

クリッチー!という鳴き声とともに白装束の魔法使いのような生物が現れた

 

 

「この瞬間融合素材として墓地に送られた『黒き森のウィッチ』の効果発動!デッキから守備力1500以下のモンスターを手札に加える!そして、『魔導戦士 ブレイカー』を召喚!」

 

 

魔導戦士 ブレイカー:

★4 ATK1600

 

 

赤を基調とした魔法使いの剣士が現れる

 

 

「『魔導戦士 ブレイカー』は、召喚に成功した時魔力カウンターを1つ乗せる!そして、その魔力カウンターを使うことで、フィールドの魔法・罠カードを1枚破壊する!僕が破壊するのは、フィールド魔法『ガイアパワー』!《マナ・ブレイク》!」

「何っ…」

 

 

デス・ウォンバット:

ATK2100→1600

ミノタウルス:

ATK2200→1700

ケンタウロス:

ATK1800→1300

 

 

フィールド魔法が破壊されたことで、その効果を受けていたモンスターの攻撃力が元に戻る

 

 

「さらに、このカードは自分の墓地の悪魔族モンスター3体をゲームから除外して特殊召喚できる!墓地の『ジャイアントウィルス』3体をゲームから除外!漆黒に眠りし魂、今悪夢とともに解き放て!いでよ、死の世界の支配者『ダーク・ネクロフィア』!」

 

 

 

ダーク・ネクロフィア:

★8 ATK2200

 

 

壊れた人形を抱いた女性のような亡霊が現れる

 

 

「ふむ、『ジャイアントウィルス』を使った目的は『ダーク・ネクロフィア』召喚のためだったか…」

「効果ダメージは防がれましたがね」

 

 

試験官は納得したように頷いた

 

 

「バトル!『クリッチー』で『デス・ウォンバット』を攻撃!《マジカル・ワンド》!」

「だが、私の場の伏せカードを見落としているぞ!罠発動!『聖なるバリアーミラーフォース』!相手の攻撃宣言時、攻撃表示モンスターを全て破壊する!」

 

 

…ミ、『ミラフォ』って…

でも、

 

 

「それは読んでた!」

「む?」

「カウンター罠発動!『盗賊の七つ道具』!ライフを1000払うことで、罠の発動を無効にして破壊する!」

 

 

青人:LP1500→500

 

 

…あ、危ない危ない…

入試であんな物騒なモノを伏せてるなんて…

 

 

「バトル続行!行け、『クリッチー』!」

「ぐっ…」

 

 

試験官:LP2800→2300

 

 

何はともあれ、これで邪魔者は消えた

 

 

「罠発動!『自業自得』!相手モンスター1体につき500ポイントのダメージを与える!今いるモンスターは『ケンタウロス』と『ミノタウルス』の2体!よって、1000のダメージを与える!『デス・ウォンバット』がいない今、効果ダメージは有効!行け!」

「ぐぅ…!」

 

 

試験官:LP2300→1300

 

 

「行け、『魔導戦士 ブレイカー』!『ケンタウロス』を攻撃!」

 

 

試験官:LP1300→1000

 

 

「『ダーク・ネクロフィア』、『ミノタウルス』を攻撃!」

 

 

『ダーク・ネクロフィア』は、頷くとその場にゆっくりと浮かび上がる

…これから、私がやろうとしていることを予期しているのだろうか?

 

 

 

「ダメージ計算時に手札から速効魔法『突進』を発動!『ダーク・ネクロフィア』の攻撃力をターンの終わりまで700ポイントアップ!」

 

 

ダーク・ネクロフィア:ATK2200→2900

 

 

「行け、『ダーク・ネクロフィア』!《ダーク・アイズ・ディシジョン》!」

 

 

攻撃宣言を受けた『ネクロフィア』は、その瞬間目を光らせ、赤い光線を放った…

 

 

試験官:LP1000→0

 

 

「試験終了、おめでとう君の勝ちだ」

「ありがとうございました」

 

 

私は試験官に一礼すると、試験場をあとにした




第3話終わりです。
今回はアカデミア入学試験ということでしたが、自分ならば中学ぐらいの学生を見て何を判断するか、を考えながら構成しました。
デュエル自体かなり甘めかなと思ったのですが、本編でも「レベルが低く設定されている」との発言があったし、入試で叩きつぶすようなデッキは少し酷かなと思ったのでこうなりました(よかったのだろうか?)。

次回からはアカデミアですね。お楽しみに。


それでは、また。



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