短いですが、すいません。
その日は酷く雨が降っていた。天気予報では降っても小雨だと言っていたのに大きく外れ周りを見れば急いで走ってゆく人や近くの店などで雨宿りをする人が多くいた。
そんな中僕は一人、傘をさしイヤホンの音量を少しあげて目的地へ向かう。今日は予約していた本が届くのだ。
少し走り気味に向かう...。
目的地である本屋に付き、僕は店内へ入る。
「...少し濡れてるか、少し走り気味だったし。」
そんなことを気にしつつ、目的の本を受け取り外へ出る。後は帰るだけ、早く読みたいのでまたイヤホンをし傘をさそうとした時.....
ドゴォォオオオン!!
大きな音と共に遠くから火が燃えている、かなりの大きさだ。しかも最悪な事に
「あっちの方角は僕の家のある方角だ!行かなきゃ!」
僕は傘をささず、走ってゆく....。
ハッハッハッハッ
走りながら周りを見渡す...建物が跡形もなく崩れている。木はへし折られ道路は所々壊れている。
一体何が起きたのか、僕は走るスピードを上げた。
ズザァァ-ッ!
「ッ!?」
僕の足が急に止まる、何故かというと道の真ん中に女の子が立っているからだ。しかし普通の女の子ではない なにかおかしい。
「あらぁ〜?一般人がいたのねぇ? まぁ盛り上げ役には少ないけどぉ..」
何を言っているんだコイツは?
「おい、あんた此処でなにやってんだよ!早く逃げなきゃ!」
「あ?てめぇは残念だけど死ぬんだよ。想い出の回収は他の奴で行うとしてアンタはエサとして死んでいくの!」
は?死ぬ?何言って...
パリィーン
女の子が急に小石のような物を投げ捨てると それは割れ謎の魔法陣のようなものが浮き出たと思うと そこから信じられないモノを僕は見た。
「ノ、ノイズ....」
ノイズ 特異災害とも呼ばれ長く人類を苦しめてきた天敵 奴らは触れたものを炭化させる特性を持ち人を炭化させ殺す。殺された人は跡形もない、骨も何もかも炭化してしまう。
しかし、最近ノイズは出現せず平和なはずだったのに...
逃げなきゃ、逃げなきゃ!僕は急いで元来た道を引き返そうとするが
「逃すとでもぉ?」
ノイズが僕の後を追ってくる。
「死にたくない!なんで僕がぁ!!」
すこし泣きつつ、走り続ける。しかし限界は来る。
「うぁ!?」
ノイズに靴をやられてしまい、その場に倒れてしまう。
迫るノイズ 泣き崩れてしまう僕
「死ぬのかよぉ!こんなとこでぇ!」
死を覚悟した、その時
「~〜〜♪」
ふと歌が聴こえた。
「大丈夫!?怪我はない?」
一目見て、僕が思ったこと...それは
「キレイだ...」
神様かなにかだと思った、彼女は銀を主とした服装を身にまとい短剣を構えつつ 僕を心配してくれていた。
「冗談が言えるなら大丈夫そうね、ここは私に任せて逃げなさい」
彼女はそういい終えるとノイズへと走ってゆく。
「ありがとうございます!」
僕はもう片方の靴を脱ぎ捨て、全力で走る。
これが彼女との初めての出逢いである。