なんなんすかね。全然書けなくなっちゃいました…
サブの「東方乱界記」に力を入れすぎたんすかね…
寒いけど頑張るぞ‼︎←
目を覚ますと知らない枕とご対面した。
なんか柔らかくてふわふわしてて、寝心地の良誘うな最高の枕だ。俺の隠れ家にあった枕は硬くて、慣れるまで結構首が痛くなってたなぁ。んなことより…
「ここ…何処だ?確か変な連中に助けられ「変とはなんだ!変とは!」ーー⁉︎」
俺は独り言を聞かれたことよりも、声の主が突然現れたことに驚いた。隠密スキルでもあるのか?
「うむ‼︎元気そうでなによりだ。色々聞きたいことはあるが、まずは名前を教えてくれ‼︎同志よ‼︎」
声でけー…寝起きの頭にガンガン響いてくる…えーっと、確かこういう時はお約束の言葉があったような…
「…まず、あんたが誰だよ」
「む、俺か?俺はカトル。君と同じ『古の竜人族の末裔』だよ」
あーそっかー…そういえば俺は、その古のなんとかって奴だったから、親に見捨てられたり気味悪がられたり、あまつさえ売り飛ばされそうになって変な人達と関わってしまったんだっけかー…何つーか、理不尽を承知でこんなこと思いたくもないけど…
「マジウゼェ」
「え⁉︎なんで⁉︎ご要望通り自己紹介しただけなのに⁉︎」
「あ…えっと」
なんか口に出てたっぽい。一様謝るべきなのか?とか考えてると奥から俺を助けた変わりモンの片割れが出てくる。
「あらあら〜げんきそうじゃな〜い。あんしんしたわ〜」
「…どうもっす」
「聞いてくれよナナリー‼︎僕は名前を聞かれたから答えただけなのに彼に「まじ、うっぜぇ〜」とか言われたんだよ⁉︎最近の若い子はこんな感じなのかい⁉︎」
あ、今ちょっとどころじゃなくてぶん殴りたくなった。そんなにしゃくれてねーし。そんなダメ男に少し困ったように眉を下げた笑顔でカトルの頭を撫でるナナリーは、さしずめオカンだな。
「ごめんなさいね〜。かれ、ちょっとでりけーとなの。かりのときはかっこいいのにもったいないわよね〜」
いや、知らんがな。と、心の中で突っ込む。でも、少なくともナナリーの方がまだまともに話せるんじゃないかと思ったので聞いてみることにした。
「あの、俺を助けた時にもう一人誰か居なかったっすか?」
「あら、それは『ておくん』のことかしら?」
「その人どこにいるんすか?ぶっちゃけちゃんと話ができそゲフンゲフン顔を見てないんで」
「あら、そう。たしか、おそとにいたはずだけど…ておくーん!ておくーん?」
この人イントネーション安定しねぇなとか考えてると、玄関に近ずく足音。扉を開け、入ってきた者に俺は言葉を失った。
“何用だ?ナナリー”
そこには灼熱の鬣を靡かせ鋼をも砕かんと鋭く尖った牙を剥いた灼熱の古龍『テオテスカトル』だった。
「このこがおれーをいいたいんだって。ておくんのこえにゆうきづけられたからって」
“左様か。しかし否。主が聞いた声は我ではなかろうて”
いやいや、ナナリー姐さん変なことでっち上げないでくださいよ。俺はそんな事一言も言ってないでしょ?てか、ておくんとやらもナチュラルに口を閉じたまま喋るのやめて。頭に響くから。
“貴様が聞いた声は内なる気と同調した者の声であろう。其奴、現界しておらぬようだが…貴様の修練不足が原因だな”
「ならば!鍛えればいい‼︎」
よくわからん話を聞かされて若干パンク状態の俺を救ったのは、意外にも外角低めからアッパーカットの如く飛び出てきたカトルだった。でも…
「鍛えるって、どうすりゃいいんだよ。俺は一様古のなんちゃけらしいが、それ系の知識は皆無だぞ?」
「安心したまへ‼︎私が知ってる‼︎では早速準備だ!表で待ってるぞ‼︎」
と言うとカトルはダッシュで去っていった。筈だが、なんと全速力のままでUターンし、こちらに戻ってきた。
カトルは俺の肩をがっしりと掴むと
「そういえばまだ君から名乗ってもらえてないな⁉︎私は名乗ったはずだ!答えたまへ‼︎」
カトルの馬鹿っぽそうな、しかし真面目で真っ直ぐな目が俺を捉える。俺はその視線から逃げるように目を逸らして
「……名前なんて立派なもん…持ち合わせてねぇよ」
と零した。
カトルは少し驚いた表情を見せたが、すぐにいつもの笑顔に戻り俺の頭を撫でながら
「そうか。じゃあ、尚更私と行こう。君にとっても、悪くは無いと思える体験ができると私は確信しているよ」
カトルは笑顔だった。しかし、その笑顔の何処かに悲しみが含まれているようで、俺はまたもカトルから目を逸らしていた。
そして、俺はカトルと修行をすることになったんだ。
はい。前回投稿から1ヶ月くらいたってるのにこの程度の駄文しか書けないとは情けないですね。
カトル「これからは私が活躍するから大丈夫だ!」
…感想お待ちして
カトル「待って⁉︎触れてくれないの⁉︎酷すぎじゃね⁉︎」
…おります。
カトル「結局無視かよ⁉︎」