皆さんももうお判り頂けると思うのですが…
私、シリアス苦手なんですよ…苦笑
早くギャグパートに行きたいな‼︎
それでは、今回もごゆるりとどうぞ
sideローザ
…もう、どの位ここに縛られているのだろうか…
多分だが、1日は経っていないとは思う。
1日こんな状態でろくに何も口にできず、水も飲めない状況にあったらまず間違いなくあたいの頭はこんなに回ってない。
…でも、そろそろ我慢の限界だ。
さっきよりも頻繁に誰かの悲鳴が上がるようになり、セニアじゃないと分かっていても次は、またその次はと悪い予想がひっきりなしに出たり引っ込んだりして、気が狂いそうだ。
…会いたい…セニアに会いたい…
あたいの心はそれだけで支えられていた。
もしこれでセニアが酷い目に遭ってたりした姿を見たら、多分あたいは自分を保てなくなる。
…誰か…誰か…セニアを
無意識のうちにあの夜のことを思い出す。
あたいとセニアが乱暴されそうになって、もう駄目かと諦めかけたとき…
ーーー燃え盛る紅蓮の鎧をまとった彼奴が助けてくれたんだーーー
何故だろう。
セニアを思っているときよりも、彼奴の顔を思い出しているときの方が安心できて、心が温かくなる。
「やれやれ…あたいも毒されたもんだね」
そう、毒されただけだ。
あんな規格外の化け物ハンター…一緒にいて毒されない奴なんて…
気づけばあたいは、額に手を当ててしゃがみ込んでいた。
……………?
なんで額に手を当てられるんだ?
両手を天井から下がる鎖に繋がれていたあたいが、しゃがみ込むなんて出来るはずがない…
気づけば猿轡もなくなり普通に声が出る。
悪寒が走り、ばっと顔を上げるとそこにはーーー
ーーージンオウX装備の女とリノプロ装備の男がこちらを見ていた。
「さア、お楽しミノ時間だ。いイ声で鳴ケヨ?ヒゃっヒャっひゃッひャ!」
「…っ!?」
あたいの視界がぶれたかと思うと、地面に身体を強く打ち付けられた。理由はわからないが、とりあえず身体を上げようとするが…
「なっ!?…いっつ!」
首と両腕から電気が走り、そして何かに引っ張り込まれるように再び地面に叩きつけられた。
「くッくッく…良イ!女が上ゲル悲鳴ガコの世で唯一俺ヲ興奮さセる…さァテ…ビビア!」
「あ、あ〜う〜」
ビビアと呼ばれたジンオウX装備の女があたいの腰に跨るように乗っかってくる。
重いとは感じないが…
一体何をっ!?
刹那
「ああ゛ぁ゛ぁ゛ああ゛ぁあ゛あ゛あぁ!!」
な…なんだ⁉︎
腕と首から感じたさっきの電流とは比べものにならない電流があたいの身体を駆け巡る。
腰の上に跨る女も、ずっと間の抜けた声を出しながら上を向き電流を浴びる。
「フは、ふひゃヒャヒャひゃっ!最高ダ‼︎2人ノ女が電流ニ彩られ、致死量ギリギリ迄の電流ヲソの身に流サれ!絶頂の如き悲鳴をアげる‼︎」
「お゛ぁ‼︎あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ああぁ゛!!」
「団長からの指示があれば、この俺の最高のモノを味わエルノだガ…まぁ今はビビアのそれで我慢スルンだな…ヒヒっ!恐らく俺のヲ食らッタら一発で意識が飛んじマウンだろウナぁ!」
「ならば、その指示が出る前に俺がお前らを片付けるとしよう」
「「⁉︎」」
僅かに残った意識の中で、あたいは顔を上げるとそこにはーーー
ーーー白銀の鎧を纏った伝説の傭兵の姿があったーーー
「…さぁ、俺の仕事を始めよう」
…短い上になんかあれですね。
ロ「…なぁ、ドントレよぉ?」
は、はひっ⁉︎なんですか姐御⁉︎
ロ「…あたいが欲しい出番ってこういうんじゃないんだよ…分かるか?」
すっすみませっ「吹き飛べ‼︎【スーパーノヴァ】‼︎」ギエピー‼︎
セ「…次回もお楽しみに」