私は死にかけです(`_´)ゞ
というわけで初っ端から滑る夏の暑苦しい汗っかきことドーントレスです!
皆さんは夏休み、どうお過ごしですか?
私の夏休みは…終わりました…(苦笑
それでも切り替えて行きましょい!ということで本編…じゃなくて番外編!
ごゆるらんとどうぞ
sideハンゾウ
…とまぁ、なんか流され気味だったが成り行きでセニアと夏祭りを廻ることになった…困ったことに俺は勿論、セニアもあまり祭り慣れしていないらしい。
故にどの屋台がどうとか、あのスポットがアレだとかというものが全く無いのだ…
えぇっとぉ…つまりは…
会話がない。
なんか…若干気まづい…セニアはさっき、ちょっと目が合ってからこっちを向いてくれなくなったし…
「…はぁ」
やはり、どの祭りでもどんな祭りでも、俺の口から漏れるのはため息だけのようだ。
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sideセニア
…ど…
ど、どどどどどぉしよおぉ!
ハンゾウさんと夏祭りを廻ることになっ…いや、ローザがしてくれたんだけど…あああぁぁぁ
『あんたのことはあたいが一番分かってる。
安心しな!とっておきのを持ってきたから!』
つい数分前のローザの言葉が脳内再生される。
ううぅーー…あの時にちゃんとローザになんのことか聞いとけば、多少は覚悟というか…心の準備も出来たのにぃ…
もうかれこれ30分くらい無言で顔も合わせられず歩いている…
こ、こういう時って…どうすればいいんだっけ?
…でも、不思議とこうしていられるだけでも「なぁ、セニア?」ーー⁉︎
私の右斜め上から声がかかる。
もちろん、呼んだのはハンゾウさんで呼ばれたのは私だ。
私はハンゾウさんの方に顔を向けると、ハンゾウさんは少し目を逸らしながら頬を掻き、言葉を続ける。
「その、なんだ…ローザにはあぁ言われたけど…無理に一緒にいる必要、無いんだぜ?」
「…へ?」
私の思っていた…欲しかった言葉の正反対の言葉を投げられ、私はそれを受け取れず、足元に落とした。
「ってぇのも、俺はローザみたく場数こなしてる訳じゃぁねぇし、正直女と祭りに行くこと自体、慣れちゃぁいねぇ…」
「……」
「だからっつうのもあれだがよぉ…その、なんだ…無理して俺なんかと居るより「…て、ない…」んぁ?…っ⁉︎」
ハンゾウさんの顔が驚きの表情を作り、止まる。
「…無理なん、か…して、ないもん」
「セ、セニア?」
…あぁ、ダメだ…
こんな顔、ハンゾウさんに見せられない…
…でも、言わなきゃ…私の…思ってること…胸が苦しくて、しゃっくりでもないのに、ひっくひっくして…喋り、辛いけど…
「…ごめ、ハンゾウ、さん…わた、全然、大丈夫だか、ら…」
刹那
私は走り出していた。
こんな顔を…
こんな弱さを…
こんな自分を…
見てほしくなかったから…
気づけば私は明るい道を外れ、暗い林の中にかけていた。
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sideローザ
「〜♪」
いやぁ、偶には恋のキューピットになるのも悪かないね〜
あたいには無縁のことだと思ってたけど、まさかこんな近くに機会が落っこちてるとはね!
「…」
とはいえ、ちょっとだけ心配だねぇ…
あの2人…何処までも鈍感でそこはかとなく奥手だからねぇ…大丈夫だろうか?
刹那
ドッバァン!!!←扉が思い切り開かれる音
「ローーザ殿ォオ!小生!庶民的な祭りを満喫できましたぞぇ〜!
しからば、小生ちょっと疲れたのでおふとぅん敷いて寝ます!おやす…zzz」
「騒がしいと思ったらあんたか…って寝んの早っ⁉︎」
唐突に現れたマツバを二、三回揺らしてみたがピクリとも動く気配がない…しゃぁないねぇ
あたいはマツバを肩に担ぎ上げ、ベッドにぶん投げてやる。
マツバはベッドでバウンドし、巻き上がった掛けシーツの中に器用に入り込み、もう一度ベッドの上に着地した時には仰向けで沈み込むように眠り込んでいた。
さて、代わりも来たわけだし…ちょっくら2人の進捗具合でも観てきますかね♪
あたいはボウガンからスコープを外し、帯に挟むと宿から出て高台に上がることにした。
to be continued
じーーーごーーーどーーーじーだーぐ〜なーーーい!!!
(和訳:感想等お待ちしております)