狩人闘恋万華鏡〜迅竜の恋情と覇竜の傷跡〜   作:ドーントレス

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はい!ドントレです。いゃあ久しぶりに投稿させていただきます。

活動報告とか超スタイリッシュなことはわたくしにはまだまだ早かったかもですが…一様予告どうりにしようと考えてます。

ハンゾウ「それでは、本編をどうぞ‼︎」

マツバ「小生の出番は⁉︎⁈」

あっ…


第8話「とある激闘。そして…」

ローザside

 

「…ごめんなさい」

 

そんなことハンゾウがする訳がないと分かってはいたが…なんか体が動いてしまった…

 

「…もういいよ…謝るな…」

 

ハンゾウはそう言ってくれるけど、なんかこう…顔が見れない…

 

「…うぉし!ならこうしよう」

 

ハンゾウが提案してきたこと、それは…

 

「今日の飯。お前が作れ。…俺が焼いたこんがり肉…カチカチに冷めてるし、泥ついてるし、半分近くイーオスに食われてたから…まあ、イーオスはぶっ飛ばしたんだが、いかんせん腹が減ってな…セニアなんか倒れてやがるし」

 

そういえば、さっきまであたいが寝ていた荷台に涙を滲ませて倒れているセニアがいた。

うん。可愛い。頭装備のはずの猫耳が力なくペタンってしてるのも口が三角になってるのも、全部が可愛い。

 

「さて、俺は野宿の準備でもするかね〜」

 

そう言うとハンゾウは立ち上がる。その際にカラカラと音を立ててハンゾウの鎧から鉛玉が落ちた…

 

「…なんで⁈」

 

「いやいや!お前が撃ったからだろ⁉︎」

 

「いや、そうじゃな…そうだけど、えっと…そっちじゃなくて」

 

長年ガンナーをやってきたからわかる。あれは《貫通弾Lv2》の鉛玉だ。外殻の硬いモンスターにも関係なく外殻を突き破って内部にダメージを与える弾だ。

 

それが人間用の装備を貫通することなく、今ぺしゃんこな塊として地面に落とされたのだ…

 

「あんた、本当に人間かい?」

 

「あ?なんだその質問?人間じゃなきゃ何に見える?」

 

「いや、そいつは…「まぁ、半分以上は人間じゃないのかもな」…えっ」

 

あたいは驚いた。…いや、心配に近い感じかもしれない。あのハンゾウがフルフェイスの兜からでもわかるくらいに、哀しそうな表情を浮かべて、しかしその声には若干の後悔の念が混ざっているように感じたからだ。

 

「…何か、あったのかい?」

 

「……」

 

「…いやなら別に「いや、聞いてくれるか?」…あたいでもいいなら、構わないよ」

 

「助かる。ちと長くてつまらん話だが…」

 

その時、一瞬だけ気温が上がった気がした…

それからハンゾウが話してくれたことはあたいは二度と忘れないとは言い切れない。でも、あいつのハンターとしての覚悟と、本当の意味で人を『守る』ってことに対してちょっと考えが変わった気がする。

 

ーーと言っても、夜遅かったってこともあって途中から寝てたんだけどね!ーー

 

?side

 

“呼び出されてきてみればこのザマだ…哀れな彩鳥よ、あとは我が血となり肉となるがいい”

 

先程激闘(笑)が繰り広げられた場所には、二体のモンスターの亡骸があったはずだった。その声の主はよだれとも消化液ともつかぬそれを垂らしながらクルペッコの亡骸を貪り食っていた。別に腹が減っているわけでもなく…本能に忠実に只々『喰らう』。

それを終えた後、新たな血の匂いを嗅ぎつけそれは歩き去って行った。しかし、ある程度離れたところで一度足を止めそれは長い胴体を曲げて振り返ると一言

 

「ぐギョアァァァ‼︎」“次に会う時には必ず貴様を喰らう。待っておれ‼︎”

 

それは口から黒いの煙のようなものを吐き出しながら深夜の森の奥へと消えて行った。




はい。修正しました。いやー一度読み直すってことも必要ですね。こいつはうっかり

そんなことより!次からちょっと分岐でハンゾウの過去編を書いていきます

マツバ「して、小生の出番は⁉︎」

そんなものはない‼︎

ローザ「あたい向けの感想。期待してるよ!」

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