お久しぶりですね
内容が曖昧ですがお許しください
あれから数日が経ったけど、今だに怪我が治る気配は無い。当たり前なことだ、幽香さんとの勝負、対応限界を超えた能力使用、ここまで無理をすれば治るのも遅くなるよ。
華扇さんが言うには完治に数ヶ月かかるそうです、それまでずっと寝てなきゃいけないのか......ツマラナイ。ちょっとは動きたいから能力を使って動き回ろうかなぁっと思った、しかし華扇さんが許してくれなかった。
能力を使った途端に、笑顔の彼女が自分の頬を抓り「だ・め・で・す」と言いながら頬をこねくり回された。
数分こねくり回された自分は布団の上で静かに横になった、こねくり回されるのは別にそこまで被害はないんだけど華扇さんの顔が近くて心臓が持たない。あんなに綺麗な顔を近くで見たら誰であろうと冷静でいられるはずがない。ああ、でも............
「やましい感情を感じるぞ?少年」
「え......?」
「よっ!」
「う、うわぁぁぁ!?」
目の前に突如現れたのは先日助けてくれた魔王、桐月アルマさんだった......が急に目の前に現れたから驚いた拍子にそれが傷に響いて今度は声にならない声が口から出て来た。
ドタドタと廊下から足音が聞こえると襖を勢い良く開き現れた華扇さんは何事です!と大声を出し部屋に入って来た。
「あ、お邪魔してまぁす」
「あなたは先日の........何故ここに?」
「ああ、あんまり近づかないほうがーーーー」
アルマさんが言い終える前に喉元にナイフを突きつけられているみたいな感触が襲った。それはこの場にいた三人が味わったようだ、しかしアルマさんはまるで意に介してなかった。なんというか慣れてる?と言えばいいのだろうか。
「な、なんですか今の!?」
「じ、自分も感じたんですけど......」
「あー..........一言で言えばジェラシー?」
「ジェ、ジェらしィ?」
「内の姫は些細なことで嫉妬するほどのお方でね、そこが可愛いけどさ」
姫?姫ってあの姫なのか、それとも比喩で言っているのかわからないけど、ゆういつわかるのはその姫という人にアルマさんはゾッコンってことかな?だって何と無く口調が嬉しそう。
「そ、それでそのお姫様の嫉妬の念がここまで......?」
「ん?さぁ?あの子嫉妬するほどに強くなるから、嫉妬が強いと今みたいに殺気が飛んでくるよ?」
「お、恐ろしいお姫様だね......」
「いやいや!そこが可愛いだろ?」
アルマさんの感性が異常ということが発覚したところで、この人がここに来た理由を聞こう。
「幽香のところに行ったら大怪我して寝込んでるって聞いてさ?お見舞いに来た」
「そんなわざわざ、自分なんかのためにありがとうございます」
「あ、そうそう。幽香も今度お見舞いの花を持って来るってさ」
『えっ?』
その一言で自分と華扇さんは凍ったように固まってしまったのだった......