シエスタを無事に救出して数日後のとある日のトリスティン魔法学院では何やら慌ただしくしていたのであった。
実はトリスティン魔法学院にトリスティンを統治しているつまりゲイムギョウ界で言えば龍美達を指し、テルカ・リュミレースはヨーデルのことを言い、リーゼ・マクシアでいうなればアーストと同じ国王が訪問すると言うのであった。
全校生徒は自分の使い魔の芸を披露するのだが、ルイズの使い魔になっているヨーデルとアーストから満場一致で教祖の地位を剥奪されたイストワールが出来るはずもなく、
「ですから、あと三日下さい‼」
「アンタはアホか‼ 子供でも出来ることが何にもできないのね‼」
「わたしは、由緒ある、・・・・」
「此処はゲイムギョウ界じゃないわよ‼ 龍美がいてくれたら」
案の定、イストワールの悪い癖が出てしまい、ルイズを困らせていた上に自分に非があることを認めようとしなかったのであった。
ルイズは龍美が来てくれることを祈っていたのであった。
するとそこに、
「だったら、ボクが引き受けましょうか?」
「龍音さん‼ 助けて下さい‼」
「アンタ、どこからって、お願い」
「大体、話の内容はわかりました。それじゃあ、行きましょう。誰か武術が出来る人はいますか?」
「剣なら心当たりがあるわ‼ 急ぎましょ‼」
二人が口論になっている間に天井裏で猫に化けていた鳴流神家の末妹のトリスティンでは珍しい黒髪の長髪をポニーテールに結い、前髪の辺りに白い十字キー型の髪飾りを着けて、黒一色の戦闘服に身を包んだ、見た目はルイズと同窓生に見えるがこれでも二つ下の中学二年生の十四歳の龍音がいつの間にか背後に立っていたので、ルイズは時間が惜しかったので龍音に取り敢えずついて来てくれと言って、イストワールをほったらかして、芸をお披露目する場所に向かったのであった。
「どこ行ってたのよ、もうすぐあなたの番よ、って、まぁ、ダーリン‼ 来てくれたの‼」
「あの~ボクはダーリンでもないですし、話は後にしてください」
「シュルケ、龍姫じゃない」
「わかったわ、後でお話しましょうか、わたしは微熱のシュルケ」
「みんなが付けてくれたのは、「閃光龍神」の鳴流神龍音です」
「閃光⁉」
芸を披露する場所に到着したルイズと休暇で幼馴染みで獅子神家の末妹の獅子神天龍共にトリスティン魔法学院に遊びに来ていた龍音はシュルケに実の姉の龍姫に間違われたのであった。
すぐさまシュルケの親友と言うタバサが龍姫ではないと言って事なきを得たのである。
シュルケは龍音に取り合ず名前だけ教えて、二つ名も名乗ったので、龍音もそれに従い、仲間から付けられた通り名の「閃光」を名乗ったら、その場にいた生徒一同に凝視されてしまったのであった。