ついに土くれのフーケがトリスティン魔法学院に盗みに入ったが潜んでいたユーリに阻まれて今現在、ユーリはゴーレムの上でフーケと戦闘中だったのである。
「蒼破‼」
「何‼ 詠唱破棄して魔法が使えるのか‼」
「わりぃな、魔術とか勉強するのがいやで魔術は一切出来ないんでな‼ 蒼破追蓮‼」
「くっ‼」
「あれ、ルイズがさっき使った魔法じゃない‼」
「兎に角、フーケを捕まえるわよ‼」
ユーリはお得意のジャグリングを組み合せた独特の剣術でフーケに魔法を詠唱させないでいたのである。
フーケはユーリが詠唱をしないで斬撃を放つ魔法だと思い込んでいたのが災いしてユーリは隙を突いて攻撃を仕掛けていたのであった。
その様子を見て先ほど決闘していたルイズが竹刀で使った技と言うことに気が付いたシュルケだったのである。
ルイズはフーケを捕まることに専念するように指示を出していたのであった。
だが時すでに遅しだったのは知る由もなかったのであった。
フーケがことロングビルが作り出したゴーレムはそのままユーリを乗せたまま学院の外壁を壊して逃走してしまったのである。
「大きい癖に速い‼」
「ワン‼」
「ラピード、頼んだわよ‼」
「おっさん、もう無理‼」
「にゃ~」
フーケがまさかゴーレムを作り出して強行突破を図るとは持ってなかったカロル達は後を追ったのだが人間の足で落ち着けるはずもなく、ラピードに後を追わせて、その場にへ垂れこんでしまったのであった。
その数時間後超神次元のゲイムギョウ界から龍美が龍月達を連れて駆けつけてくれたのであった。
その日に会議室で緊急会議を始めていたのだが、ルイズ達以外で大の大人が誰一人もフーケ並びにユーリとラピード救出に向かおうとしなかったので、
「ああ、もう‼ 此処にユーリさんがいたらこう言うけど、世界が終わるまでやってろってね‼」
「いい大人が、腰抜けじゃ無理か」
「龍美‼」
「・・・・」
「行こうよ、ユーリとラピードだけに良い格好させて」
痺れを切らした龍美はユーリが言うであろうことを代弁してレイヴンが大人が子供を守らないのはどうなのかと咎めたら、一斉に黙り込んでしまい、埒が開かないと判断し龍美達は部屋を出て校門に向かったのであった。
「ルイズ、行くんでしょ? はい、ヘルメット‼」
「ありがとう、龍美」
「ダーリンのヘルメットがいい‼」
「凛々の明星、出陣‼」
校門でアイテムパックから愛車のあのバイクを取り出してエンジンを掛けていたら、ルイズ達がやって来たので龍美はルイズにヘルメットを渡してしっかり顎紐をするように言い、三毛猫も一緒にバイクに跨りフーケの後を追うことにしたのであった。