ギーシュの持ちかけたゲームと言う名の決闘に応じた月渚はハンデとして使い慣れしていないデルフリンガーを抜刀して、相手にすることにしたのであった。
猫年齢零歳とは思えないほどの体裁きでギーシュが魔法で作り出した青銅人形を龍姫同様に縮地で、錆びているとはいえ一応、刀として使えるので勢いで斬りつけて、マグロの解体ショーならぬ青銅人形解体ショーをしてギーシュに引導を渡したのであった。
流石に人だかりが多かったので月渚はデルフリンガーを納刀して、主になるルイズを見つけ次第、人気の少ないルイズの自室に向かったのであった。
もちろん、悪友二人も後を追ったのであった。
「姫、すいませんでした」
「あれはギーシュの責任なんだから、月渚は気にしなくてもいいのよ、それにしても、月渚が産まれて間もない赤ちゃんなんて信じられないわね」
「姫‼ 一応、これでも人間としては戸籍上ですが、姫と同い年ですよ」
「そうだったわね、さっきから、アンタ達はなんでいるのよ(; ・`д・´)‼」
「いいじゃない、わたし達だって、武偵なのよ」
ルイズの部屋に逃げ込んだ月渚はルイズにギーシュの決闘を受けたことを謝罪したのだがルイズは気にすることないと言ったのであった。
ルイズは月渚が猫としては生まれて間もない零歳児と言う事実に驚いていたので、月渚は人間年齢を教えたのであった。
もちろんシュルケとタバサまでいたので、ルイズは怒っていたのである。
「姫、これを」
「これ何? 綺麗な水晶玉みたいだけど?」
「これはリミッツボールと申しまして、要するに、自分とユーリさん達、そして、龍美様達が使っている戦闘術、オーバーリミッツを使用出来るようになるものですよ」
「つまり、龍美がフーケに叩き込んだ、秘奥義って言うのが使えるの‼」
「はい、パーティーメンバーに入っている人はこれ一つでオーバーリミッツを発動出来ますが、但し、一人が発動したら、もう一人が発動は出来なくなります、リリアルオーブが支給されましたら、後々、説明させてもらいます‼」
「ルイズ、あなた、奥義は出来るの? 魔法系は上級魔法からでしか秘奥義はできないわ」
月渚はアイテムパックから龍美から支給されたオーバーリミッツを発動するのに必要なアイテムのリミッツボールをルイズに渡したことでシュルケとタバサまでオーバーリミッツを発動することが可能になったのであった。
ルイズはオーバーリミッツを修得したことで自分がゼロから脱却したと思っていたのであった。