トリスティン魔法学院の大聖堂では土くれのフーケを捕まえたことを祝って舞踏会が行われているが、貴族が優先社会である以上は龍美達は参加できないのである。
月渚も例外でなく、ルイズの使い魔としての契約はまだしていないが、一応、ルイズの使い魔と言う名目で侍従になっているのである。
「それにしても、よく食べるわね」
「(´~`)モグモグ、月渚の料理、美味しい」
ドレスに身を包んだ学院の生徒達はダンスのパートナーを見つけては社交ダンスを踊っているのであった。
タバサはそれにも目も暮れずに、テーブルに用意されている料理を大食いのミラといい勝負できるほど食べていたのであった。
月渚はいつもの割烹着をモチーフにした全身武装しているので露出しているのは手首と足首だけと言う白と黒のメイド服に左腰に愛刀「桜花」をホルダーに差して粒子化して、デルブンリガーは粒子化しているのでしゃべることはなかったのであった。
「おまえさん、もうそろそろ行ってやったらどうだ? ご主人様があの、ミス・ヴァリエールだからよ‼」
「此処はわたし達で十分ですので、行ってください‼」
「ではお言葉に甘えて、失礼します‼」
「シエスタ、仲がいいのね、仲良くできるかしら?」
「大丈夫だろ、月渚は誰とでも仲良く出来ちまう体質だからよ‼」
月渚は厨房で料理長のマルトーを初めてとする料理人に混じって助っ人で料理を作っていたのであった。
その内訳はハルギニアでは珍しい玉子焼き・龍美から支給されていた玄米と大豆で色とりどりの料理を作って見せて、料理長のマルトーを黙らせるほどの料理に腕を見せつけたのであった。
マルトーはルイズの下に行くように月渚に言い、シエスタも助け船を出してくれたことで月渚はその足で大聖堂に向かったのであった。
シエスタの同僚は月渚との仲が羨ましかったのであった。
「あら、月渚、メイド服のまま来たのね‼ どうかしら、わたしの所で働かない?」
「猫になって‼」
「お気持ちは有りがたいんですけど、守り刀の契りを結んでしまった以上はルイズ姫を主としてお世話をしないと行けませんので‼ では、失礼します‼」
大聖堂に入った月渚は色鮮やかなドレスに身を包んだ学院の生徒たちに驚いてしまったが、一先ず落ち着くところ探し行こうとしたら、ルイズの悪友のシュルケと、シュルケの親友のと言うタバサが月渚に寄ってきたのであった。
シュルケは月渚をスカウトしてきたが丁寧に断って、テラスの方へと向かったのであった。