超次元召喚   作:天龍神

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タバサの闇

夏休みを利用してタバサの故郷へ行くことになったルイズ達はタバサの使い魔の風龍と月渚が召喚したロード・ドラゴンに乗って向かっていたのであった。

 

「着いた」

 

「お嬢様、しばらく見ないうちに、大きくなられようで‼」

 

「案内して、母様の所に」

 

「わかりました、どうぞ、奥様の所にご案内します」

 

「タバサ、いや、シャルロットはなにを抱え込んでるの」

 

無事に問題なくタバサの実家の屋敷に到着したルイズ達をタバサの家で執事にタバサが全員を母の所に案内してほしいと執事に指示を出して、執事の案内の下タバサの母の所に向かったのであった。

 

月渚はタバサに初めて会ったあの時からタバサが学院に偽名で在籍していることを感づいており、天界の次元武偵名簿にはちゃんと本名の「シャルロット」と名乗っていたのであった。

 

月渚はタバサの心の闇の深さに気が付いたのは初めてメイド服来て食堂で配膳をした時であった。

 

そうこうしているうちに、タバサの母がいる部屋に到着したので執事が扉を掛けてくれたので中に入って一行が見た光景はなんと

 

「シャルロット様の実の母であらせられます」

 

「タバサ、良い子ね」

 

「これは一体」

 

「オルレアン公夫人様は、シャルロット様を何者にしようとした暗殺者が盛った毒で」

 

「総合失調症に陥ったんですね」

 

人形を実の子が目の前にいるのにも関わらず、人形のことを実の子と思って可愛がっている女性が椅子に座っていたのであった。

 

その光景を目の当たりにしたルイズ達は言葉を失ったのであった。

 

執事の話だと数年前に行われた貴族のパーティで毒が盛られたグラスをタバサが飲もうとした瞬間にタバサの母が奪い取ってそれを飲んでしまったことでこのように心が壊れてしまったと言う、その暗殺者を嗾けたのは、タバサの伯父だと言うのであった。

 

以前、タバサが月渚の武術を真似出したので月渚が質問したところ、

 

「教えてくれないから」

 

と言って誤魔化されたが、この時月渚はタバサが伯父を裁くために手を汚す道を選んでいることに気づいた月渚であった。

 

月渚はタバサの母の症状を診て、「総合失調症」と判断したのであった。

 

「月渚、なに、その病?」

 

「さっきの話だと、精神に悪影響を及ぼす薬ですね、これはあくまで専門家の仮説ですけど、もしかしたら、卑しき闇を退け‼ リカバー‼」

 

「月渚‼ あなた、龍美達と同じ魔法‼」

 

「あれ、わたしは今まで何をしてたのかしら?」

 

「母様‼ わかる?」

 

「まさか、どのような腕が優れた医者ですら匙を投げた症状を治してしまうとは、シャルロット並びに使用人代表としてなんともうしあげればいいのでしょうか」

 

ルイズは聞きなれない病名を口走った月渚み質問したところ月渚は医者ではないのであまり詳しくないと返して、治癒術を詠唱して試しに治癒術を掛けてみた所、なんと心が壊れたタバサの母が我に帰ったのであった。

 

そして、タバサことシャルロットは成長した体で母と抱き合ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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