超次元召喚   作:天龍神

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軍隊

月渚はトリスティン王国のアンリエッタの就任式のパレードを見物しに来ていたのである。

 

月渚は主のルイズの頭の上で三毛猫状態でちょこんと座ってパレードを使い魔仲間と見物して周りを見渡して主の身の安全を確保していたのであった。

 

問題もなく、パレードは終了してアンリエッタがトリスティン王国の新しい王になったのであった。

 

そして、

 

「まさか‼」

 

「どうしてもって言うから連れて来てやったぜ‼」

 

「貴様‼ 姫に対して‼」

 

「アニエス‼」

 

「この僕が幻だと言うのか? アンリエッタ」

 

そう龍美達がワルドの暗殺計画で殺されるところを、ワルドより先にレイヴンともに城から連れ出して、テルカ・リュミレース帝国の下町で自治会長をしているハンスクの自宅にほとぼりが収まるまで匿われていたアルビオンのウェールズ皇太子がユーリ達に護衛されながら、下町の住人からもらった質素な服装でアンリエッタの目に前に姿を現したのであった。

 

あまりのサプライズゲストにアンリエッタはその場で泣きだしてそのままウェールズ皇太子に抱きついて本人だと確信したのである。

 

もちろんこのパレードを見物しに来たルイズ以外は我が目を疑ったのだから。

 

「ありがとうございます‼ この恩は決して忘れることはない、トリスティン王国の追うとして、御礼を申し上げます、アニエス‼ この方々に褒美の品を‼」

 

「はぁ‼」

 

「今回ばかりは貰うしかねぇな、出来れば換金できるもので頼む」

 

「ユーリさん、下町の方々にはお世話になりましたとお伝えください、自分はこれからやることがあるので」

 

「ああ、伝えといてやるぜ」

 

アンリエッタはウェールズ皇太子を救ってくれた凛々の明星に報酬を送ることにしたのでトリスティン銃騎士隊長のアニエスに指示を出して用意させることにしたのであった。

 

ウェールズ皇太子もユーリに下町の住民の方々にお礼を伝えて欲しいと告げたのである。

 

そして無事にパレードは終え、凛々の明星はアンリエッタから少しばかりの宝石を報酬でもらいその場を立ち去ったのであった。

 

それから三日が経ったのであった。

 

「学院の男子はみんな、軍に入隊したんだ」

 

「少し寂しいです」

 

「よかったな、おまえさん、そこいらの男みてぇにつええのに、女で」

 

「姫とシュルケとタバサの武術指南役は解雇されないので」

 

「そう言えば、シエスタもこの頃、やってるんじゃなかったか?」

 

「はい、最低でも自分の身を守るぐらいには強くなりたかったので」

 

戦争に備えて学院の男子生徒は全員が軍隊に招集されて、残った学院の女子はいつも通りに過ごしていたのであった。

 

夏休みを終わり、地球で言う二学期が始まったトリスティン魔法学院で戦闘力は龍姫達には遠く及ばないが、学院最強と謳われている、月渚は親友のシエスタ共に食堂で食器を片付け終えて、休憩しながら料理長のマルトーともに和気藹々としていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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