アルビオンの戦場で七万と言う軍在相手に殿を務めろと無理難題を押し付けて来たマザリーニ枢機卿からの依頼をルイズは受けてしまったのであった。
月渚は強硬手段でルイズを歌で眠らせて鳴流神家に転送して、月渚は前線に立って龍神化して桜花と倭刀デルフリンガーを左右に二刀流で構えて、敵大将を空から捕らえることにしたのであった。
将棋で言う勝敗は王を取った方が勝ち、つまり月渚はこれ以上無意味な血が流さないために敵の総大将を探すことにしたのであった。
「どこじゃ‼」
「ぎゃあぁぁっぁ(;゚Д゚)‼」
やはり空を飛んでいる龍神化中の月渚を見たアルビオン兵は目が点になっていた上にバリアジャケットで飛行しているのでレビテーションで飛んでいる速さより倍以上の速さで本陣に向っていたのであった。
「フレン‼ この書状を‼」
「はぁ、フレン・シーフォ、必ずしも、アルビオン総大将の下へお届けします‼」
「だったら、急ごうぜ‼ 早くしねえと、月渚が殺される‼」
テルカ・リュミレースの帝都ザーフィアスでもハルゲキニアの戦争を止めるべく、ウェールズ皇太子との結託でアルビオン領をザーフィアスとして扱うことになったことを記した書状を皇帝のヨーデルが自筆で書き、フレンに渡して、凛々の明星共にハルゲキニアに転送したのであった。
「うふふふふ、このまま行けば、トリスティンは我が、レコン・キスタの者だ‼」
「シェフィールド指令‼」
「どうした?‼」
「実は・・・」
「はしゃぎすぎたようだの、シェフィールド、そろそろ舞台から降りてくれんかの?」
「おい、取り押さえろ‼ ‼ どうした‼」
アルビオンの軍を指揮しているシェフィールドがいる本陣に部下の兵士が大慌てで駆けつけてきたのだが、月渚に柄殴りで気絶し、月渚はそのまま殺し文句を言ってのけたのであった。
「・・・此処は、あ‼ 月渚、月渚、嘘でしょ、いやぁぁぁ‼」
「うるさいと思ったら、ルイズちゃんじゃない、月渚はあなたのことを思って此処に飛ばしたのよ‼」
「お願いです、わたしをアルビオンに転送してください‼ お願いします‼」
「大丈夫、あなたは月渚の主、守り刀は折れはしないわよ」
鳴流神家の庭で目を覚ましたルイズは月渚が命を代えてもルイズに変わって殿を務めていることを察して近所迷惑覚悟で月渚の名を叫んだのであった。
ちょうどそこにサンダルを履いた剣心がルイズの側にやって来て月渚は大丈夫と答えたのであった。
「トリスティンはもう我が手に墜ちる」
「それは、どうじゃろうかの?」
「止まれ‼ 双方、刃を引かないか‼」
「誰だ‼」
「天馬じゃ、年貢の納め時じゃの」
アルビオンの戦場で高みの見物をしていたシェフィールドはトリスティンが落ちると月渚に良い放ったが、どうやら運が見方をしたのは月渚の方で、颯爽と龍月が運転しているバイクに二人乗りで双陣営を割るように参上し、高々とヨーデルから預かった書状を掲げたのであった。