トリスティン魔法学院に元素の兄弟の次に今度はフードで頭を隠しているエルフの男女の三人組が月渚とハーフエルフのティファニアを眠らせようとしていたのだが、気配を感じた月渚にあっさりと見つかってしまい、その上、ルイズ達は月渚との特訓により、
「逃げるぞ‼」
「はいそうですかと、行かせるわけにはいかないのよ‼」
「見えなかった‼」
「姫、取り敢えず、事情を聞いた方が良いのでは?」
「そのつもりよ‼」
縮地が出来るまでに実力がついてしまったので逃げようとしたエルフの男女の二人が組はルイズが男の方の右腕を掴んでそのまま関節技を決めて、月渚は女の方を羽交い締めにして、事情を聞くために学院長室に向かったのであった。
「さてと、三人はどうして、ミス・ルナ達を捕まえようとしたのじゃ?」
「それは・・・」
「はっきり言ったら‼ ティファニアを評議会に売るって」
「ぐ‼」
「図星の用じゃな」
トリスティン魔法学院長オールド・オスマンの立ち合いの下エルフの三人組の事情聴取が行われることになったのだが、オールド・オスマンに学院に来た理由を質問された瞬間、急にぎこちない様子になったので、月渚はその様子を見て、ハーフエルフであるティファニアを評議会に差し出すのだろうと鎌をかけられて、エルフの三人組は図星を突かれたようで、黙り込んでしまったのであった。
エルフの三組はまた来るといって学院を出て行ったのであった。
そして、その日の夜、
「今日も、見回りは大丈夫だね。早く姫の部屋に戻らないと」
「ドサ‼」
「誰‼ ティファニア‼ こうしちゃいられない‼」
月渚は三毛猫状態のまま学院の見回りに出ていたようで、主のルイズの部屋に戻る途中、遠目で何者かが人を抱えて塀の上に着地したのであった。
月渚にははっきりとティファニアが眠らされたようでピクリとも動く気配がなかったのであった。
この現状をほっとく月渚ではなく、ティファニアを連れ去った人物を追いかけることにしたのであった。
「済まぬ、姫殿、しばらくは戻れん」
「相棒・・・」
月渚は龍次化して空からティファニアを連れ去った人物を追いかけることにしたのだが、流石に今攻撃するとティファニアを人質にされてしまうのでそのまま追いかけることにしたのであった。
「此処はエルフの国のようじゃな」
「相棒、良くばれてないよな」
月渚はティファニアを連れ去った人物を追いかけていたらいつの間にかエルフの国についてしまったので、人気がない林の中に隠れて、
「もしもし、大龍様、今大丈夫でしょうか?」
「大丈夫や‼」
「実はティファニアがエルフの国の評議会に連行されてしまったんです‼」
「わかった‼ そこ動くなや‼」
月渚は元の姿に戻り、超神次元ゲイムギョウ界のルウィーの大龍にティファニアが連行されてしまったことを告げた所、任せとけとそのまま大龍からの通信が切れたのであった。