闇夜に紛れて学院からティファニアを連れ去った人物を追いかけることにした月渚はそのままエルフの国に到着してしまったのであった。
大龍に応援を要請したので、月渚は突入のチャンスを伺っていたのであった。
「此処は、どうしたらいいの、マチルダ姉さん、月渚さん、良かった、これは盗られなかったのね」
寝ている間に地下牢に閉じ込めらてしまったティファニアは目が覚めて辺りを見まわした所どこもかしこも、石材の壁だったので、月渚のように日本刀で扉を破壊してそこに待ち構えるエルフの軍勢には到底敵わないので粒子化していた月渚からもらった日本刀と腕輪型の龍女神デバイスを眺めていたのであった。
しばらく大人しく日本刀を粒子化して待機していたら、
「おい、出ろ」
「はい‼」
扉が開いて見張りの兵士がティファニアに外に出るように命令したので大人しく言う通りに外に出たティファニアはそのまま評議会が行われる場所に連行されてしまったのであった。
「にゃ~‼」
「この子、月渚の妹みたいね、送ってあげるわ‼ 行きなさい‼ そして必ずしも守るべき存在を守りなさい‼」
「にゃ~!」
「さてと、龍美達は根回しできたかしら?」
ところ変わって、地球では月渚の兄妹の真っ白い子猫が捨て猫になっていたので明がハルゲキニアのエルフの国に転送したのであった。
その時、ハルゲキニアでは、
「もう‼ 月渚はどこ行ったのよ‼ あの馬鹿猫‼」
「ティファニアを探しに出かけたんでしょ? ルイズと月渚は意思疎通できるのよね?」
「あ、忘れていた‼ え‼」
「月渚は何処にいるんですか‼」
「それがエルフの国にいるのよ‼」
ルイズ達が月渚がいないことに気が付いてそのまま朝を迎えたので月渚に起こしてもらっていたのだが今回はシエスタが起こしたことで気が付いたのであった。
今日は授業がある日なので月渚がいるエルフの国には距離があるので一日そこらではいけないので手をこまねいていたのであった。
「ティファニアを悪しきもと交わった存在として、処刑とす‼」
「マチルダ姉さん、ルイズさん・・・月渚さん‼」
「ねぇ、ぶっ飛ばされて、ティファニアを返すのと、ティファニアを返してぶっ飛ばされるのと、どっちか選んでくれる?」
「誰だ‼ えええい、ひっ捕らえろ‼」
「月渚さん‼」
エルフの国ではもう評議会で強硬派のエスマーイルがティファニアを処刑することを提示したのであった。
エルフ達は喚起に湧き、我を見失っている傍らでティファニアが会いたいと思っている人物の名を思いそして天を仰いで月渚の名を叫んだ瞬間、月渚が戦闘服を着た姿で評議会一行にデルフリンガーを抜刀した状態で啖呵を切ったのであった。
もちろん兵士に月渚を捕まえろと指示を出した瞬間、
「にゃ~!」
「痛い‼ この子猫‼」
「ご主人様‼ お姉ちゃん‼ 助けに来たよ‼」
「お姉ちゃん?」
「ええ~い こいつもついでに・・・」
「そこまでです‼ これ以上の戦闘は無意味です‼」
空間の亀裂から白子猫が現れてティファニアの指を噛み血を飲んだことで明をモデルにしたので髪が金髪で黒い瞳の月渚とティファニアに引けを取らないほどのスタイル抜群の巫女服の天真爛漫の女の子に変化してしまった上に、月渚のことお姉ちゃんと呼んだので辺りが騒然してしまったのであった。
それでも月渚達を捕まえる気満々のエルフ達は槍を構えてきたのだが、扉が開き、現れた人物が叱咤したのだ。
「ティファニアの身柄は、テルカ・リュミレース、皇帝、ヨーデル・アギュロス・ヒュラッセインが預かりましょう」
「ヒュラッセインって、まさか‼」
「皇帝、誰が信じるか‼」
「そう、この状況でも信じられる?」
「こいつら、全員、連行しろ‼」
「クソ‼ 覚えてろ‼」
そう何を隠そうテルカ・リュミレース帝国、帝都ザーフィアスの皇帝でエステルの従妹で、超神次元ゲイムギョウ界の監視者の一人でもある、皇帝、ヨーデル・アギュロス・ヒュラッセイン本人が龍美達の護衛の下ティファニアの身柄を貰うと啖呵を切ったのだがエスマーイル達強硬派は全く信じてなかったのだが、先ほどの武力行使で龍美達が制裁したことで今いる場所に戦える兵士が全員気絶していたので、そのまま連行したのであった。