【完結】 艦隊これくしょん 艦娘たちに呼ばれた提督の話   作:しゅーがく

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特別編   Valentine's Day

 昨日、今日の秘書艦を決めるクジが白熱していた様だ。いつもならわいわいとやっているものだが、叫び声、鳴き声などが聞こえてくる。普段、秘書艦のクジは夕食後の食堂で引いているのだ。勿論、夕食後なら俺も食堂に居る訳で、次の秘書艦が誰か把握している。

それは置いておいて、昨日のクジは何時もと違っていた。

 

「何だったんだよ、昨日のは。」

 

 俺はそう言いながら執務室で肘を突いていた。時刻にして6時20分。すぐに食堂に行かなければならない時間だと言うのに、秘書艦が来ない。

 

「と言うか遅いなぁ......。」

 

 待てど全然来ないので俺は立ち上がり、執務室の扉を開いたその時、目の前に今日の秘書艦が立っていた。

 

「何でこういう時に引いちゃうのよ......。」

 

「やっと来たのか?」

 

 今日の秘書艦は大井だった。大井ならかなり早めに来るタイプだと言うのに、珍しい。

それと俺には大井の第一声は聞こえていない。

 

「おはようございます、提督。」

 

「おはよう。来て早々悪いが、すぐに食堂行くぞ?」

 

「あっ、はい。」

 

 俺は扉を締めると大井の横を通り過ぎ、食堂へ急いだ。

 食堂はいつも通りワイワイとしていたのだが、それは俺が入ってくるまで。俺が入った途端、静まり返り、全員がこっちを見ている。

俺は何の事だが分からずにそのままトレーを持って間宮に頼みに行った。

 

「おはようございます。」

 

「おはよう。いつも通りで。それと今日はどうしたんだ?」

 

「中華以外ですね......ふふふっ。そのうち分かりますよ。」

 

「はぁ?よく分からないけど......。」

 

 俺はそう言って席に着くと、妖精たちが朝食を運んでくる。

今日は洋食になった様だ。と言ってもこの頃は間宮は洋食に和洋を入れ替えて出してくれる。飽きが来ないし、有難い。

 

「いただきます。」

 

「いただきます。」

 

 俺と大井は手を合わせて朝食を食べ始める。俺の横は日ごとに変わるので、誰が据わってようが気にしない。煩いのも居れば静かなのもいる。大井は静かな方だ。だが、俺の知っていた大井なら煩い筈だ。『北上さん、北上さん』と連呼し、脅迫され、作戦が悪いだのなんだのいちゃもんをつけて来て、態度の悪いのが普通なのだ。

 

「......(無言でご飯食べてる)」

 

 やっぱりこうやって無言でご飯を食べられたら調子が狂うというか、多分、ここに来て一番インパクトがあったのは大井のこれだろう。俺の視界には北上もいる。近くで座ってご飯を食べているんだが、大井はそれに反応せず黙々とご飯を食べていた。

 

「なぁ、大井。」

 

「ん......何でしょう?」

 

「北上がいるけど、そっちに行かなくていいのか?」

 

 そう訊くと、大井は溜息を吐いた。どうやら違うようだ。

 

「北上さんならいいんです。姉妹艦ではありますが、親友みたいな関係ですし......ですけど、ずぼらなところもあるので面倒を見なくてはいけませんが......。」

 

 そう顔色一つ変えずに答える。

 

「そうなのか。」

 

「はい。......それに今日は提督の傍を離れる訳にはいきませんからね。」

 

「秘書艦だもんな。」

 

「はぁ......。」

 

 俺を残念な人を見るような目で見た後、黙々とご飯を食べる大井に少し戸惑いつつも俺はご飯を食べ終わった。

 

「あっ、待ってください。私、食べ終わってないです。」

 

 そう言いながら慌ててご飯を書き込んだ大井は立ち上がり、俺の横にトレーを持って立った。

 

「ん?まぁいいか。」

 

 俺は戸惑いが増長しつつも気にせず食堂を後にした。

執務室に向かう道中、大井は何かに警戒している様に歩いていたのでなんだろうと思っていたが、別にそれは今日に限った事ではないので放置しておくことにした。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 この提督。どうやら気付いてないみたいですね。

今日はバレンタイン・デイ。女の子、もとい艦娘たちが何もせずにいる訳がありません。多分、食堂に入った時点で突撃をしようとしていたのが数人いたので威嚇しましたが、もし1人で入っていたら猛攻に遭っていたこと間違いなしです。

 赤城さんたち、古参組や主力として前線に出ずっぱりな方たちは何を考えているのか分からない事が多いですが、それ以外なら何を考えていて、何をしようとしているのかは大体分かるんですよね。

駆逐艦たちやかつて『近衛艦隊』として居た方々は日頃から『提督への感謝が絶えない』とか言い続けているし、私自身鎮守府という設備自体が良いものではないと感じていましたが、全くそうではなかったんです。

 疲労を無視した連続出撃や傷を負っても長時間放置、捨て艦と呼ばれる戦法、提督との連絡が途絶えた鎮守府は衰退し、荒れ果てる。そうだと思い込んでいました。ですがこの鎮守府に進水したら違ってました。艦娘の事を考えた出撃、かすり傷でも入渠でき、捨て艦なんて以ての外で小破でも撤退、鎮守府は繁栄していてすべての施設が巨大で充実していました。こんな鎮守府があるのか、そう思いながら生活していると皆、口を揃えて『提督が良くしてくれた』と仰るのです。

 確かに、そうなんです。私も満足してます。こんな生活は他の鎮守府に進水していたら夢にまで思うでしょう。

だから、猶更、バレンタイン・デイには何もしない訳にはいかないんです。

 日頃の感謝、気持ちを伝えるべく、そして提督と話をするために艦娘たちが何もしていない訳がありません。ですけど私の横で呑気に歩いている提督はいつもと様子が変わらないのは何ででしょう。

 

「執務の書類は?」

 

 提督は執務室の前に着くとそう私に訊いてきました。

 

「朝持ってきてましたよ?」

 

「そうか。なら早速始めて、炬燵に入る。」

 

 噂で聞きましたが、最近の提督は執務が終わるとすぐに炬燵に入るらしいんです。いつも難しい顔というか、怖い顔をしている事も多い提督ですが、その時は何というか年相応という感じらしいんです。私もそんな提督を見てみたいと思ってますけど、それどころではないんですよね。

 こうして私が提督の傍をぴったりくっついて離れないのには理由があるんです。

それは......。

 

「ヘイッ!提督ぅー!!バーニングっ......」

 

「はいはい、今は執務中ですから出て行ってくださいねー。」

 

 こうして執務室に強襲をしてくる艦娘たちから提督を守る為です。

この鎮守府にいるだけの艦娘全員が、こうして強襲してくるはずですのでこうやって安全を確保しているんですよね。提督の事になって暴走するのが艦娘ですから、多分見境なく動くと思うんです。

 何故、こんな事を考え付いたかというと、私の特性です。『提督への執着』が無い私だからこそ、考える事が出来る事でした。

 

「なっ......今、金剛来たよな?」

 

「いえっ!来てないですよ?!」

 

 私はそうやって誤魔化しながらあと12時間位過ごさなくてはいけないんですね......。先が思いやられます。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 俺が執務室で執務を初めてから終わらせる約1時間の間、秘書艦の大井は忙しそうに扉と俺の近くを行き来している。何があるのだというのだろうか。

そもそも、大井が扉の方に行く度に誰かしらの声がする。誰かが来ているのではないだろうか?それなら意地悪せずに入れてあげればいいのものの、何が嫌なのだろう。

 大井は『提督への執着』が極端に少ない異例の艦娘だ。だから俺も少し期待している事がある。『提督だから』とかじゃなくて、大井は俺を1人の人間として見てくれているのではないかと考えている。他の艦娘は俺をそういう風に見ているように見えて仕方ないのだ。俺自身を見ていると、そう考えている。

 

「あ"-。終わった。」

 

「お疲れ様です。」

 

 俺が最後の書類を書き終えると、大井はそう言って積み上がった(※と言っても1mmもありません)書類を見ると、執務室から出て行こうとする。だが途中で立ち止まり、こちらを向いて言った。

 

「一緒に、行きませんか?」

 

 突然言われ、俺の思考回路がショートしかける。先ず、これまでの秘書艦がそんな事を言った試しがない。そしてそれを初めて言ったのが大井だという事だ。

あり得ない。俺はそう思った。だが、大井が変なのは進水した時からだ。今に始まった事じゃない。俺はソレの回答をした。

 

「分かった。」

 

 何も羽織る事無くそのまま立ち上がり、俺は大井を連れて出て行こうと扉を開くとそこには鎮守府中のと言えるくらいの人数の艦娘が押し寄せてきていた。

見晴らしの良い窓も、廊下だって全く見えないくらいだ。

 

「えっと......あ、あはははっ。」

 

 俺は取りあえずそれを見て笑うと、大井が俺の袖を引っ張り、そのまま艦娘の壁を乱しながら進んで行った。

艦娘とぶつかるのを繰り返して数十回。艦娘の壁を乗り越えた後、そのまま大井に『走りますよ』と言われてそのまま走り出す。何故、こんなことになっているのか分からないが、そうしなければいけないと思い、俺は走り出した。

 本部棟内をひとしきり走り回ると、誰も見てないのを見計らって本部棟を飛び出し、すぐに物陰に入った。

息を切らせながら大井が物陰から本部棟を睨んでいたので、どうしたのか尋ねた。

 

「どうしたんだ?」

 

「ハァハァ......どうしたもっ......ないですよっ......。......このまま、色々経由しながら事務棟に向かいますからっ。」

 

 そう言う大井の本意には俺は気付かない。

 

「分かったから、取りあえずここから出ようか。」

 

 今いるのは本部棟を出てすぐにある林の中だ。

 

「いえ、このまま林伝いに事務棟を目指します。」

 

「何故だ?」

 

「まぁ、そんな気分なんですよ。」

 

 俺は大井がそうしたいならとそのまま林を進んだ。

林の中は案外ちゃんとしていて、うっそうと生い茂っているという感じは見受けられない。管理の行き届いたものだ。と感心しながら歩いていると、いつの間にか事務棟に到着し、また林の中を通り抜けて本部棟まで戻ってきた。

そして、俺と大井は本部棟から出てきた時と同じ場所に居た。

 

「なぁ。」

 

「はい。」

 

「どうしてそこから入り口を見ているんだ?」

 

「そりゃ......いえ、何でもないです。」

 

 大井はしきりに入り口を気にしている。さっぱり分からないが、隠れながら進むなら俺は都合の良いところを知っていた。

 

「隠れながら執務室に帰りたいのか?」

 

「えっ?......まぁ、そうですけど......。」

 

「ならいいところを知っている。」

 

 そう言って俺は内ポケットから紙を出した。普段持ち歩いているものだが、何故持ち歩いているかというと、金剛にしつこく持てといわれて持っているものだ。話によれば、隠し通路の入り口など、色々な事が書いてあるらしい。

 中を開いてみると、確かに本部棟の地図にあちこち線が引いてあり、出入り口のところには印をつけてあった。

 

「これ、何ですか?」

 

「金剛から貰った。まぁ、これを使わせてもらおう。」

 

 そう言って俺は地図を見ながら隠し通路に入っていった。

隠し通路の中は薄暗ければよかったのだが、真っ暗だった。入り口から入って、入り口を締めると途端に真っ暗になった。

 

「きゃっ!!」

 

 大井が暗くなった途端にそう叫ぶものだから俺も驚いたが、すぐに携帯端末のライトを点灯させて大井の足元を照らした。顔を照らすとまぶしい思いをするからだ。

 

「大丈夫か?」

 

「えぇ......それにしてもここは何ですか?」

 

「隠し通路らしい。これで執務室まで行ける。

 

「そう、なんですね。」

 

 俺は携帯端末を胸ポケットに入れて地図を見ながら歩き出した。進行方向は照らされていて見えているが、手元は薄暗く、なんとか見えるという具合だ。そして地図を見ながら歩く俺の背中にぴったりとくっついている大井は『まだですか?』と何度も聞いてくる。どうやらこういうのは苦手らしい。

 

「もう少しで......よっ、と。」

 

 俺は執務室の壁に隠されていた入り口を押し開けて、執務室に入った。今まで暗いところに居たためか、目が慣れずにいると次第に慣れはじめ、何時もの様に見え始めた。そこは、いつもの執務室だ。

 

「はぁ......。」

 

 俺は炬燵の電源を入れて入ると、大井も炬燵に入ってきた。

 

「どうして、俺を連れて?しかも他の艦娘から隠れなくても良かっただろう?」

 

 そう訊くと大井は溜息を吐いた。

 

「はぁ......。いいですか?」

 

 大井はそう言うと話し始めた。

 

「提督の執務の邪魔をして欲しくなかったのと、色々と面倒事が起きるからですよ。」

 

 そう言って大井はみかんを手に取った。

 

「面倒事って?」

 

「艦娘たちが見境なく提督に突撃する事が予想されていたので、それが面倒事ですかね。」

 

 俺もみかんを手に取り、剥き始めた。

 

「そうか。」

 

「まぁ、私は目つきも悪いですし感じ悪いとよく言われるので人払いには丁度いいんです。」

 

 そう大井は遠い目をしながら言った。

その目はどこか悲しそうに思えた。

 

「感じ悪い?そりゃないな。」

 

「何故ですか?」

 

 俺は思ったことを口にした。

 

「目つきが悪いのは、まぁ......北上関連だろうからいいだろうけど、感じ悪い事は無いと思う。何故なら、大井はこうやって俺を案じてやってくれただろう?だから俺の中では大井は感じ悪くない。良い娘だな。」

 

「そっ、そうですか?」

 

「あぁ。『提督への執着』が無いに等しいという事なら、その辺に居る一般人と変わらない。そんなんだったら俺は大井みたいな娘には俺は見向きもされないし、関わってこようなんてしない。」

 

 そう言って俺はみかんを口に放り込んだ。

 

「もしかしたら何かあるかもしれない、それだけでこうやってしてくれるのは良い事だ。だから俺は大井を感じ悪い奴なんて思ったりしないさ。優しい娘だ、大井は。」

 

 俺はそう言いながら最後のみかんを口に放り込んで、深く足を入れた。

俺がどう思っているか、別に大井は聞きたかった訳では無いだろうが、見る限り結構気にしている様だった。目つきが悪い事も、感じ悪いと思われているかもしれないという事も。だがあえて答えた。そうすることで大井の気がまぎれるならと思って。

 

「ありがとう、ございます......。」

 

 少しどもりながらも大井はみかんを口に運んでいた。

 

「そんな事、言われた事無かったです。」

 

「そうか。」

 

「嬉しい、です......。」

 

 大井はそう言って俯くと、がさごそと何かをし始めた。座りながらだが。

少しがさがさすると、俺の目の前に何かが置かれた。ぼーっとしていたので何か分からなかったが、次第にそれが何か分かる。

 

「いつもありがとうございます。私や鎮守府の皆の為に色々しているせめてもの感謝です。」

 

「ありがとう。開けてもいいか?」

 

「いえっ?!夕食後くらいにして欲しいです......。」

 

「分かった。」

 

 俺はその包みを受け取ると、立ち上がり、普段使っている机の艦娘の死角になるところに置いた。机の上だから俺が取り忘れる心配もない。

 

「......てっきりそのまま置くのかと...........。」

 

「そんな事しない。これからも艦娘の猛攻を跳ね返してくれるんだろう?」

 

 そう言って俺は炬燵に再び入って、ぼーっとし始めた。

 それからというもの数分置きに艦娘たちの執務室突入が図られ、それを大井が事前に察知しては追い返していた。その騒ぎはぼーっとしていても耳に入るもので、数時間粘った末に『あまりに大井が入れさせてくれない』との事から制限時間付きで入室を許可にし、1人ずつ執務室に入ってくるようになった。いつのまにそんなことを決めたのか分からないが、誰か来てはものを置いて行き、入れ替わる。

 置いて行くものは決まって箱、それもラッピングされている箱だ。それが炬燵の上に積み上がっていく。適度に積み上がると大井が俺が普段使っている机に移動をしてくれたりとよく分からない事になった。そして最後の艦娘が出て行くと、俺は気付いた。今日の日付だ。

 

「あー、今日は2月14日か。」

 

「やっと気付いたんですか?」

 

 机に山積みになっている箱や袋を眺めながら俺は大井に言った。

 

「これまでこんな貰った事は無いな。初めての経験だ。」

 

「そうなんですね。」

 

「毎年、俺はそっちの人間じゃなかったからな。貰うとこういう気持ちになるんだな。」

 

 何だか嬉しいと思っている俺がいる。多分部下としての社交辞令だろうが、それでも嬉しかった。だが、社交辞令にビックリするくらい大きいのを持ってくるのはどうかと思うが、俺は気にしてない。

 

「そうですか。......でも赤城さんとかには驚かされましたね。こういう事には関心が無いのかと思ってました。」

 

 大井はそう言いながら笑っている。赤城も制限時間に従った入室でものを置いて行っていた。出ていく時に『何だか緊張しました。よくお話しするのに......。』とか言っていたのはなぜだろうか。

 

「俺はどうとは言わない。だが忙しくなるなぁ。」

 

「何がですか?」

 

「お返しだよ。一体何人いるんだよ......大井は数えてた?」

 

「はい。ざっと90人超ですね。全員の艦娘と、偶に酒保の人も居ましたが......。」

 

 俺は溜息を吐いた。これから約3週間後、俺はお返しの準備で大忙しだ。

 

「そんなにか......。大変だぁ。」

 

 そう言って俺は机の山を見上げた。これは食べきれるだろうか。いつまで食べ続ければ終わるのだろうかと思う程だった。

 

「まぁ、大井のお蔭で猛攻に遭わなくて済んだな。ありがとう。」

 

「いえ、気にしないで下さい。」

 

 そう言って俺と大井は夕食までゆっくり時間を過ごした。途中、北上も入ってきて炬燵で3人だらだらとしていたのは楽しかった。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 夕食後、大井から貰った包みを開いてみる。

そこにはカードが入っていた。

 

『執務で無理をすることは無いですが、作戦立案や色々な悩み事で無理をしないでくださいね。提督が倒れたら私だけでは収集がつきませんから。それと、いつもありがとうございます。 大井』

 

 俺はカードを読むと、箱を開けて中を見た瞬間、ふき出した。何故なら......

 

「大井は感謝だとか言ってたな......。」

 

 中身はハート形のチョコレートだったのだ。

 

「これは違うだろう......。」

 

 そう呟きながらも俺は食べるのであった。

 皆から貰ったものをいつまでに食べきれるかは神のみぞ知るだろう。一応、言っておくが甘すぎるものは得意ではない。

 




 今日はバレンタインデーという事で、特別編にしました。
 
 内容は......うっすいので、はい......(白目)
  
 ちなみにオチは自分ではありませんが、実際に見たことがあります。受け取った本人は複雑そうな顔をしてましたけどね。

 ご意見ご感想お待ちしてます。

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