【完結】 艦隊これくしょん 艦娘たちに呼ばれた提督の話   作:しゅーがく

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第百六十八話  『FF』作戦⑦

 

最初の接敵以来、哨戒機や米機動部隊の索敵には深海棲艦は掛からなかった。

現在はサンフランシスコ、ロサンゼルスを通過して順調に海岸線に沿って航行中。それまでの間に一度、サンフランシスコで凍結されていた軍港で補給があった。

その際、こちらの艦隊は先に補給させてもらったが、皆ピリピリとした雰囲気の中での補給作業だった。それは端島鎮守府派遣艦隊も同じだっただろう。彼らには前科があるからだ。

赤城も例外なく警戒態勢だった。高角砲や銃座は俯角ギリギリまで下げられていた。妖精はいるものの、補給しているあちらからは見えない。だが、銃口は見えるのだ。補給作業にあたっていた兵士たちも分かっていただろう。同胞がしでかした事によってこんな目に遭っている事は。いつ機銃掃射されてもおかしくないと知っている筈だった。

 補給は燃料だけでは無い。贅沢品、嗜好品も少しばかり積み込まれた。と言うよりこちらが許可した非武装の輸送機が空中投下したのだ。

中身はお菓子や酒、タバコ、雑誌。ちなみに雑誌は英語ができる者が居ないため、箱に戻され、酒は赤城が土産にすると言って食料庫に入れていた。タバコは誰も吸えないので雑誌と同じく箱に戻された。

何故そんなものが投下されたか。推測だが、ねぎらいみたいなものだろう。

 ちなみにいえば戦列を外れた損傷艦の補充は無かった。どうやらあれだけがアメリカが出せるだけの精一杯の戦力だったみたいだ。だが、どこかに軍艦は残しているだろう。全部出す程頭が弱いわけでは無いはずだ。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 哨戒には横須賀鎮守府派遣艦隊や端島鎮守府派遣艦隊だけでなく、米機動部隊も艦載機を出している。

こちらは偵察機は長門と高雄の水上偵察機しか無いため、赤城が零戦隊を出していた。端島もそうみたいで、時より白いボディの零戦が飛んでいるのを見かける。

米機動部隊の哨戒機はどうやらF/A-18E/F スーパーホーネットを使っているみたいだ。様子を見ていると、どうやら積んでいるのはスーパーホーネット以外にはSH-60、ヘリだけみたいだ。この場合、ヘリは哨戒には向かないだろう。足が遅いからだ。深海棲艦の艦載機ともし、接敵し、派遣された場合、追いかけられるのは自明だ。そんな深海棲艦の艦載機の速度は零戦や烈風を戦う程度、直線で巡航しているなら300km/hは優に出るだろう。戦闘速度となれば空気抵抗を無視すれば400km/hは出る筈なのだ。そんな速度で追いかけてくる深海棲艦の艦載機をヘリが逃げきれる事はまずあり得ない。

 甲高い音を立てて飛び立つ米機動部隊の艦載機を赤城は眺めていた。

何を考えながら見ているか分からない。『哨戒は自分たちがやっているからわざわざやらなくてもいいのに』とか、『うるさいなぁ』とかだとは思うが、後者はないだろう。一時期ではあるが、横須賀鎮守府にもジェット推進の戦闘機はあったからだ。その時期は哨戒はそれが出ていたし、改造をしていたからテスト飛行もしょっちゅうしていた。だから慣れているはずだ。

となると前者だろう。『哨戒は自分たちがやっている』と言えど、米機動部隊はその哨戒情報をこちらに逐一送ってきていた。それが正しいか分からないが、確実に言えることはこちらの哨戒機の情報と同じなのだ。

だが、米機動部隊から情報を得ることで利点はある。情報速度だ。こちらの哨戒機、零戦が30度ずつに散開して哨戒活動を行っていたとする。そうなるとそれぞれの哨戒機は巡航速度で飛行し、情報収集にあたっているのだ。だが米機動部隊ならどうだろう。巡航速度は1280km/hでこちらの約4倍だ。零戦が哨戒して戻ってくるまでに米機動部隊は2回も哨戒出来るのだ。だから米機動部隊の哨戒情報は早いのだ。

 

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ーーー

 

 

 今度の緊急に入電は米機動部隊からだった。

 

「米機動部隊より入電。『南南東の方角に深海棲艦の艦隊を発見。編成は戦艦2、重巡1、駆逐2......。』」

 

 なんだかおかしな話だ。5隻編成の艦隊なんて日本近海や北方海域でたまに見かけるかという程度だったのだが。

 

「どうした。続きは?」

 

「えっ、あっ、はい!『おかしな深海棲艦が1杯......。こちらにデータなし、判別不可。』」

 

 俺は背中に嫌な汗が伝うのが分かった。

おかしな深海棲艦。そういう比喩を使った言葉をこの世界に来て一度だけ聞いている。長門が装甲空母鬼、装甲空母姫を見た時の言葉だ。

米機動部隊が見たことのない深海棲艦だったとして、それが本当に鬼級や姫級である保証は無い。深海棲艦の駆逐艦級でも種類がある。もしかしたら普通の級で米機動部隊が見たことのないだけという可能性も拭い切れない。

 どっちなのだろうか。俺はそんな考えが脳内を走り回らせている。

もし駆逐艦で姫級なら十中八九、駆逐棲姫だ。俺たちはまだ戦ったことはおろか見たこともない。俺も正直、駆逐棲姫に関して詳しいわけではない。知っているという程度だ。

 

「......戦闘よーい!戦闘よーい!おかしな深海棲艦がいようが関係ありません!!」

 

 赤城は凍りついた空気を打ち壊し、そう指示した。それを聞いてた、固まっていた妖精たちも動き出す。俺も赤城に話しかけた。

 

「相手がおかしな深海棲艦なら十中八九、装甲空母姫のような個体だ。」

 

「それじゃあ......。」

 

「あぁ。『FF』作戦は失敗になる。もし撃破したとしても装甲空母姫のようにまた現れるだろう。」

 

「そんなっ......。」

 

「だからここは一度、こちらの指示に従ってもらおう。通信妖精っ!!」

 

 俺は通信妖精を呼びつけ、指示を出した。

 

「特殊陣形の解除を米機動部隊に進言するのと同時に端島鎮守府派遣艦隊に陣地交代を知らせろ!訳は聞かない!」

 

「了解です!」

 

 通信妖精は慌てて通信を始める。そして俺は指示を出した。

 

「艦隊に通達。これより艦隊は特殊陣形前衛に就く。米機動部隊と端島鎮守府派遣艦隊を追い抜き、戦闘に備える。」

 

「了解!!」

 

 俺はそう伝えると赤城に話しかけた。

 

「今回はノウハウが無い。戦況に合わせて陣形離脱を視野に入れておけ。」

 

「分かりました。」

 

 俺はそう言って思考を巡らせる。どちらかと言うと、思い出そうと努力する。

だがどういう特性があり、どういう戦闘を取り、どう倒すべきなのかが全く分からない。

こうやっていても刻一刻と、深海棲艦の艦隊が迫ってきている。焦らずに、だが的確に思い出さねばならない。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 結局俺は思い出す事ができずに、アウトレンジに入った。米機動部隊から逐一報告があるが今は進路上前方およそ50kmらしい。

 

「第一次攻撃隊、発艦してください。砲撃戦可能範囲内に入るまでに減らします!」

 

『第一次攻撃隊、発艦。繰り返す。第一次攻撃隊、発艦。』

 

 赤城の飛行甲板に並んでいた艦載機たちは次々と飛び立つ。

最初は零戦隊、次に攻撃隊の順に飛び立ち、最後に流星改が飛んで行く。

 

「セオリー通り行きます。」

 

 赤城はそう宣言し、一呼吸置く。つかの間の息継ぎだ。

 

「砲雷撃戦用意。」

 

『砲雷撃戦よーい!砲雷撃戦よーい!』

 

 そう続けて指示を出す。

 

「長門さん、高雄さんへ。射程に入り次第弾着観測射撃開始。」

 

「了解。」

 

 赤城はそうやっていくつも指示を出していくが、俺はそんな時、後ろを見ていた。

艦隊の真後ろには米機動部隊が居て、その後ろに端島鎮守府派遣艦隊がいる。端島鎮守府派遣艦隊からはどうやら艦載機の発艦が終わったらしく、こちらと同じ態勢に入っていた。そして米機動部隊はというと、ジョン・F・ケネディから艦載機が発艦中だった。その時、通信が入る。米機動部隊からだ。

 

「米機動部隊より入電。『巡洋艦、駆逐艦によるハープーン一斉射を行う。攻撃隊の退避願う。』」

 

「返答。攻撃隊の退避了解しました。ただし、攻撃目標は未確認深海棲艦ではなく、重巡と駆逐に限定してください。」

 

 赤城はそう返答した。赤城の判断は正しいだろう。

未確認の深海棲艦相手にハープーンがどこまで通用するかわからないからだ。

 

「米機動部隊より入電。『了解。攻撃目標を重巡、駆逐艦に限定。』」

 

 その刹那、艦隊後方でハープーン斉射が始まった。飛び上がるハープーンの数はおよそ10あるかないかだ。だがあれでは目に見えている。明らかに攻撃力が足りない。

 

「攻撃隊より入電。『我、攻撃に成功。戦艦1中破、1大破。未確認深海棲艦への被害は軽微。』」

 

「攻撃隊へ。全機退避。米機動部隊から噴進弾が来ます。」

 

「了解。連絡します。」

 

「端島鎮守府派遣艦隊旗艦 翔鶴より入電。『制空権確保を確認したため、攻撃隊急行中。』」

 

「何を勝手にっ!......零戦隊に通達。端島鎮守府派遣艦隊所属攻撃隊の直掩に回ってっ!!」

 

 どうやらさっき端島鎮守府派遣艦隊から飛び立ったのは攻撃隊だったらしい。確かに、固定脚の艦載機が飛んでいったからそうだろうとは思ったが、本当にそうだとは思わなかった。

戦況は芳しくないというか、初撃で失敗した様だ。そして端島鎮守府派遣艦隊が無駄な攻撃隊を出したと考えていいのか?

ハープーンとこっちの攻撃隊で削りきれなかった深海棲艦に少しでも傷を負わせる事ができると俺は思った。だが、赤城の反応を見る限り、そうでもないらしい。

前回の戦闘で端島鎮守府派遣艦隊の艦載機隊は損害が出ているのだ。正直、完全でない編隊が飛ぶのには信頼性が欠ける。連携に関しては言うことがない。勿論、いい意味ではない。

 

「赤城。零戦隊をこちらの攻撃隊の直掩に戻せ。」

 

「えっ?ですが、こちらの零戦隊を外してしまうと丸裸になってしまいます。」

 

「こちらの攻撃隊を丸裸で帰還させる気か?深海棲艦の艦載機を引き連れて来るんだぞ?」

 

「うぐっ......そうですね。妖精さん。零戦隊に元の直掩に戻るように言ってください。」

 

「了解しました。」

 

 案外早く引き下がった。だが俺はどちらが正しい選択か分からない。

どのみち、損傷をして戻ってくるのは確実なのだ。それが俺たちの艦隊の艦載機か、端島鎮守府派遣艦隊の艦載機かという違いにすぎないのだ。

ならば、練度を高いこちらは逃げまわる自信があるから直掩無しでもいいのかというのはそうではない。練度が高いからこそ、帰還させ無くてはならない。それなら練度が足りない攻撃隊はどうでもいいのかとも言えない。練度が足りないからこそ、実戦で経験するものだ。

なら、どうすればよかったのか?それは端島鎮守府派遣艦隊は攻撃隊を発艦させてはいけなかったのだ。もしこちらの直掩が戻ってしまったのなら、少なからず制空に充てていた零戦隊を直掩に回すだろう。そうすれば制空は緩くなる。今対峙している艦隊が幸い、空母が居なかったのでよかったがいたらどうなっていたか。

こちらの艦隊は深海棲艦の艦載機の攻撃に遭っていた筈だ。しかも、今度は米機動艦隊の防空能力は低下した状況だ。

 その一方で、砲雷撃戦に移行する前に殲滅しなくても良かったのかというのもある。

その理由として一番大きいのは米機動部隊だ。砲雷撃戦の命中率こそ低いが、一撃が重いのだ。しかも回避できない状況にある。

 

(どっちも正しくて正しくない......。結果が分からない。)

 

 選択を間違えば必ず被害は出る。否、どちらを選んでも被害は出る。

今回俺が選んだのは端島鎮守府派遣艦隊の攻撃隊全滅だった。

 

「くっ......。」

 

 下唇を噛んでいると、どうやら戦況が動いた様だ。

 

「長門さん、高雄さんが弾着観測射撃を開始。中破している深海棲艦からも弾着来ます!」

 

 俺はすぐに目線を外にやった。

砲弾が降り注ぐ水面に水柱が上がるが、嫌な音が一つ聞こえた。

 

「加賀さんが左舷に被弾したっ?!」

 

 俺は慌てて後ろを航行している加賀の艤装に目を凝らした。

本当に当たった様だ。左舷というと艦橋がある方だ。どこに被弾したか目を凝らす。

 

「煙突か......。」

 

 煙突に被弾していた。被害は小破に届かないくらいだろう。

加賀は元は戦艦として設計されている。搭載する予定だった41cm連装砲に耐えれる設計がなされているはずだから、深海棲艦の砲撃にはある程度耐えれる様になっている。

むしろ、耐えれないハズがないのだ。

 

「艦橋に被弾しなくて良かったです。艦橋なら一撃で大破、もしくは轟沈ですからね。」

 

「そうなのか?」

 

「えぇ。」

 

 加賀の具合を見ていた俺に赤城はそう言った。

 

「艦橋には艦娘が居ますからね。もし艦橋に被弾するなら艦娘は怪我を負います。ですけど被弾するなら砲弾ですから怪我どころではないですね。率直に言えば死んでしまいます。死体も残らないでしょう。」

 

「そうなのか......。」

 

「はい。ですから一撃大破というのは艦橋に直撃した時のみなんですよ。まぁ、致命傷を船体に食らっていても大破することはありますけどね。」

 

 そう言って赤城は指揮に戻ってしまった。

俺も気を戦闘に集中させ、深海棲艦との交戦中に入る通信に耳を傾ける。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 結局戦闘はジリ貧になり、未確認深海棲艦を大破まで追い込んで、回頭。撤退することになった。

アルフォンシーノ群島に戻る最中、米機動部隊から連絡があり、作戦失敗が伝えられた。沿岸部の掃討が完了しなかったからだ。

それに未確認深海棲艦との戦闘中、米機動部隊の揚陸艦が1隻、爆沈。巡洋艦2隻が大破。駆逐艦1隻が損傷し2隻が爆沈した。今回の戦闘でも接近した砲雷撃戦が行われたからだ。

なら何故、前回よりも被害が大きかといえば勿論、未確認深海棲艦の仕業だ。これは装甲空母鬼と装甲空母姫と戦った際にもあった。通常海域で通常の深海棲艦を相手にするよりも損傷が激しくなるのだ。

 それに案の定、端島鎮守府派遣艦隊の艦載機、攻撃隊は未確認深海棲艦に迎撃され、戻ってこれた攻撃隊は出撃した攻撃隊の約半分だったと訊いた。だがこちらの直掩をしっかりしたからだろう、第二次攻撃でも未確認深海棲艦に中破に追いやったのだ。そして全機帰還。未確認深海棲艦の迎撃を零戦隊が撹乱しているうちに攻撃隊が引き返してきたとの事だった。

 

「負けたのか。」

 

「はい。」

 

 俺は甲板で座りながらそんなことを呟いた。

正直、未確認深海棲艦が相手だと分かった時点で薄々気づいていたのだ。今回の出撃は失敗だと。

その要因は大きく2つある。1つは米機動部隊だ。言うなれば完全なお荷物だった。艦隊も大きくなり、鈍重になった。もう1つは端島鎮守府派遣艦隊の練度の低さだ。これは今回の2回に渡る戦闘で顕になっていた。何故5ヶ月間も俺たちが使っていたレベリング海域を占領していた割に練度が低いのかと疑ってしまうほどだった。

更に言ってしまえば、特殊陣形を無理やり転換した際に分かったことだが、端島鎮守府派遣艦隊は大和型戦艦を連れていた。そんな火力がずば抜けている艦がいながらもこちらの戦果の約半分しか挙がっていない。むしろ半分もないだろう。なぜならその大和型戦艦はこちらの雪風や島風よりも戦果が無いのだ。

 

「再度出撃要請、あると思うか?」

 

 俺は横に座る赤城にそう尋ねた。

 

「あって欲しくないです。私たちは私たちで攻略していってますから、それに合わせて海域を奪還したいですね。」

 

「そうだな。」

 

 そう呟いた刹那、爆音が辺りに轟いた。何かと見回してみると、艦隊後方の米機動部隊の方から水柱が上がっている。

艦橋の観測妖精が状況を俺たちに知らせてくれた。

 

「米機動部隊に魚雷攻撃!揚陸艦、巡洋艦、駆逐艦が大破!......ジョン・F・ケネディの船体が真っ二つに割れていますっ!!」

 

 俺は頭を掻きむしった。どういう事だと考えを巡らせる。

考え事が増え、常に何かを考えていたらパンクしそうだった。だが俺はそれを無理に使い、考える。

そうすると1つの答えが導き出された。

 

「『イレギュラー』かっ?!観測妖精っ!」

 

「はいっ!」

 

「通信妖精に雪風、島風に連絡を取らせろ!潜水艦を探せっ!!」

 

 俺はそう言って米機動部隊の方を見る。

炎上する被弾した艦の中で、真っ二つになったジョン・F・ケネディが見えた。もう半分以上沈んでいる。

どうやら最悪な当たりどころだったらしい。確かジョン・F・ケネディは系列艦を調べると原子力空母だ。様子を見る限り、心臓部には被弾しなかったみたいだ。船体を維持するものに命中したのだろう。

 

「いきなりだ......。しかもこんなあっさりと......。」

 

 そう言って俺は見ていることしかできなかった。

 




 
 ずっと戦闘続きですが、まぁ主人公が戦場にいるからでしょうね。
ちなみに鎮守府は変わりない模様。

 今回の作戦で気づくことが多かったですね。更に設定が追加されましたよ(血涙)
さぁ皆さん!今までの設定に更に付け加えてくださいね!!(血涙)
 予定してた設定ですから仕方ないです。はい。

 ご意見ご感想お待ちしてます。

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