【完結】 艦隊これくしょん 艦娘たちに呼ばれた提督の話   作:しゅーがく

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 予告からかなり時間が経ってしまいましたが、『艦隊これくしょん 艦娘たちに呼ばれた提督の話』のアフターストーリーです。提督が大本営に搬送されてから3週間後の話です、一応。

 それと後書きまでしっかり読んでくださいね。では。


After Story

 提督を失った私たち、横須賀鎮守府艦隊司令部は保有していた資源、鈴谷さんが集めていた膨大な地下牢の資源を全て大本営を通して民間に売りました。これまでにない量の資源に質が高かったからか全額で年間国家予算以上になったみたいです。それを手にした私たちは全てを使うわけではありません。鎮守府のために使うんです。

 そういえば、その資源売却と同時に鎮守府に務めていた門兵さんを始め、酒保の従業員さんたちら総勢700人超が軍を止めました。それに伴ったそれぞれの代表、門兵代表の武下さんと酒保の代表が私たち艦娘に話があるといって来ました。

 

「皆さん、軍を止めたのでは?」

 

「えぇ。」

 

 私たち古参組が代表してその対応をしているんですけど、私たちに話があると現れた武下さんや酒保の代表の人は私服でした。いつもなら制服を着ているので違和感があります。

 

「ならどうして?」

 

「それはお願いがありまして来ました。」

 

 そう言った武下さんと酒保の代表の人は頭を下げました。

 

「私らを私兵として雇って頂けませんか?」

 

「はい?」

 

 私の耳はおかしくなったんでしょうか。私兵というと軍とは関係のない個人のための軍隊です。

 

「私も、酒保の運営を任せて頂けませんか?艦娘の娘たちも無ければ困りますよね?」

 

「そうですけどっ......。」

 

「そこを何とか、お願いしますッ!!」

 

 武下さんと酒保の代表の人は私たちに頭を下げました。

私としては全然問題ない上に、門兵さんたちが辞めると聞いてから艦娘でそれぞれの門を守るシフトみたいなものを考えていましたのでこちらとしては好都合です。

 

「分かりました。ぜひ、お願いします。酒保の方もお願いしますね。」

 

「ありがとうございます。」

 

「ありがとうございますっ!」

 

 そう私が答えると武下さんも酒保の代表の人も喜びました。

ですけどその後にこう武下さんが言ったんです。

 

「ちなみにこれまで所属していた門兵が全員ここに務める事を希望してますので、よろしくお願いします。酒保の方もそうらしいので......。では本日正午より戻ります。」

 

 そう言って武下さんと酒保の代表の人は会議室を出て行きました。

鎮守府に務める人が辞めるといった時から、鎮守府にある施設の殆どの管理を私たち艦娘が引き継いでましたのであちこちに艦娘が管理に出ていて正直参っていたんですよね。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 提督の生死に関しては現段階でも大本営から知らせは届きません。

あれ程の傷ですし、血もかなり失っていました。助かると考えても仕方ない程です。私たちはどこかでもう分かっていたんですよね。提督は帰ってこないと。

 『提督への執着』が全員に発現した今となっては既に遅いですが、もう、何もすることがありません。

提督に感謝を伝える事も、寂しく思われない様に傍に寄り添うことも......。時より大井さんや金剛さんが提督の私室に居たらしいですが、それでも提督は甘えなかったそうです。

頑なに身体を密着させないようにして、『嫌に思うだろう?』って言っていたそうです。アメリカとの合同作戦の時は私がホールドしていたので逃げれなかったそうですが、大井さんや金剛さんの時は逃げられたりしたらしいですね。

それでも艦娘ではありますが、提督が言ってくださった人の温もりはあるつもりです。それを感じていただけたのならと2人は仰ってました。

あれ以来どうやら大井さんは提督の私室を毎日掃除に来ているみたいです。それに金剛さんは執務室の掃除をしに来ていると。今、鎮守府運営の拠点は艦娘寮ですのでもう本部棟に行くことは資料を取りに執務室に入ることと資料室に行くことくらいだけです。皆、艦娘寮と食堂、酒保を行き来してたまにグラウンドにいるだけです。

 グラウンドはいつもなら駆逐艦の艦娘が元気に走り回ったり、門兵さんと遊んでいた姿を毎日見かけましたが今ではそんな光景は見られません。居たとしてもグラウンドの端にあるベンチに並んで座って空を見上げているだけです。

 調理室も予約制にする程艦娘が居たのに今ではほんの数人だけが居るだけです。

 鎮守府はすっかり衰退しました。精力もありません。皆さん、大きな穴が埋まらないんです。

 

 そういえば忘れてましたが、私たちは提督の名前を知らないんです。

こちらに来た時からずっと提督と皆さん呼んでいましたし、大本営の新瑞さんも提督と呼んでいました。大本営に提督をしている人がいなかったからか提督の固有名詞になってしまったみたいです。

 何故、こんな事を気になり始めたのかというと、大井さんがある日私に言った『提督への執着』の仮説です。提督にも同じ事を伝えたそうですけど、その時はかなりのショックを受けていたと言ってました。

確かに私たち以外の"気づいていない"艦娘が提督をモノとして見ているというのは理に適っていました。ですけどあまりに提督にそれを伝えるのは酷です。ただでさえ精神状態が安定していない頃でしたのでそれが提督の今まで見せてこなかった怯えに繋がったのではないかと思ってます。

その大井さんの言った仮説から私は新たな仮説を立てたんです。

提督という言葉は本来、固有名詞として使うものではないんです。○○提督といって使うものだったのに、私たちは提督を提督と呼んでいました。つまりそれ提督の存在、個人を否定していたんです。

だから私は調べたんです。提督の名を。

 天色 紅(あましき こう)というらしいです。天色は水色みたいな色のことで、提督の苗字です。紅は紅葉の紅とのことでした。新瑞さんに聞いたらすぐに教えてくださったんです。

 今考えると提督はモノとして見られ、しかも人として個人として認められていないところで戦っていたんだと思います。私たちは"気付いた"と言っておきながらそんな事も"気付けなかった"んです。最悪です。

 

 まだ忘れていた事があります。翔鶴さんのことです。

翔鶴さんは今でこそ皆と代わりのない『提督への執着』で"気付き"ましたが、以前はどうやら提督の事を眺めているだけで楽しくなるという変な『提督への執着』だったそうです。色んな表情を見てみたいと言っていたそうですが(※瑞鶴談)、今では皆と変わりません。

 

 新瑞さんから提督の名を聞いた時にあることをついでに聞かされたんです。侵入者のことです。

彼は搬送された先で死亡が確認されたそうです。それに彼の名も提督と同じ氏名でした。年齢は違いましたけどね。

そしてその侵入者の所属していた『海軍本部』の更に黒幕を調査しているという事です。あまりに分かりにくいのでかなり時間が掛かるとの事でしたが、私たちはその黒幕を知らなければならないんです。提督がどんな理由で殺されたのか、私たちは知りませんからね。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 私たち横須賀鎮守府艦隊司令部は提督以外全員がそのまま鎮守府に残っています。

 良い忘れてました、文化祭(仮)の時に提督の胸ぐらを掴んだ兵士は、牢での態度がとてつもなく良く、恩赦や一般牢だったからか保釈金が出て刑期が3~4ヶ月で終了したとの事でした。

その兵士は海軍に転属。下っ端の兵として働いているそうです。横須賀鎮守府に来たがっているみたいですけどね。

 揚陸艦の乗員が無許可上陸した時の青木さんとやらは、恩赦などで刑期が短くなったものの、態度が悪く、まだ牢の中だそうです。

 

 私たちが提督を失ってから、鎮守府にくるデモは激しくなりました。ですけど今は、近隣住民はそれに遂に堪忍袋の緒が切れたのか、排斥運動が始まってしまいました。今までは提督がいらっしゃったからからそれを抑える事が出来ていたみたいですが、その提督がいらっしゃらなくなってしまったので、ストッパーが外れた様に運動が起きたみたいです。

 デモが起きては近隣住民のは席運動で鎮守府を囲む塀の外ではにらみ合いが起きているみたいです。

 

 鎮守府は海軍籍ですので勿論毎日書類は送られてきます。それを私たちは分担して処理していますが、提督がいらっしゃった時にはみなかった書類があることが増えてきました。例えば『海軍広報誌に出てくれないか』、『夏にまた観艦式をしてくれないか』とかです。後者は時期的に綿密な予定を立てるのなら必要な事ですが、前者は突然来たものです。提督なら快く受けるだろうと思い、私たちは受けましたが、表情を明るくすることが出来ました。出来ても張り付いたような笑顔しか出来ずに満足行く写真は取れなかったそうです。

 

 巡田さんら諜報班は私兵として契約後に鎮守府外にて情報収集をしています。提督に関してと『海軍本部』の残党全員の名簿作成です。警戒するために必要ですからね。最も、提督を失った私たちには必要ないかもしれませんが。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 今日も私は提督の代わりに書類の処理を分担して処理しています。と言っても、私の担当は1枚だけなんですけどね。

私室で机に向かい、分担された書類に書き込むとほんの2分くらいで執務は終わります。

 

「出してきますね。」

 

「はい。」

 

 私は相部屋の加賀さんに声を掛けてから私室を出ていきます。

提督を失ってから加賀さんは皆の前ではなんともないように振る舞いますが、部屋ではずっと空を見ています。特に何がある訳でもないとの事でしたが、多分考え事をしながら見ているんでしょうね。

 書類を片手に私室を出て私は窓からいつものようにグラウンドを横目で見ながら歩きます。今日も快晴ですが、グラウンドには楽しそうな笑い声は聞こえてきません。今日はベンチに座ってぼけーっとしている叢雲さんが見えます。

 事務棟に着き、そこで執務を分担している艦娘から書類を受け取って一括で私が窓口に提出しています。窓口の人はこちらの事は察していただいているので、特に何か世間話をするという訳ではありません。ただ事務的に提出手続きを済ませて私は事務棟を出て行くだけです。

 鎮守府にはこれまでとは違った静けさなのは言うまでもありません。

今日は執務室にある資料が見たいので、少し執務室に行くことにしました。途中、鈴谷さんとすれ違いましたが、目を合わせるだけです。いつもの雰囲気でしたが、やっぱり元の調子には戻ってないみたいですね。夜になって消灯時間が過ぎると部屋から抜けだしては、提督が撃たれた廃工場の方を見ているそうです。何を言っても戻ってこようとしないみたいですが、朝には戻ってくるみたいですから、任務がない毎日ですので私も注意はしません。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 執務室は金剛さんが毎日綺麗に掃除をしているので、ほこりひとつありません。まるで提督が居たような雰囲気です。そこに微かに紅茶の香りがします。

多分、掃除を終えた金剛さんがここで紅茶を飲んでいったんでしょうね。

私は本棚にあるファイルを見始めました。自分が見たいファイルを探すと言っても、普段出し入れしない上にどれに入っているかも分からない書類ですからね。

幾ら秘書艦経験があったとしても、普段出さないものは把握している訳がありません。ですけど、長門さんはちゃんと把握しているみたいですけどね。

そんな時、執務室の扉が開かれました。

 

「こんにちわかもー。」

 

 入ってきたのは秋津洲さんです。手には籠があります。

 

「こんにちわ、秋津洲さん。」

 

「お邪魔するね。......提督、今日のお菓子っ......あははっ......そうだったっ。」

 

 そう言って籠を提督の机に置きながら秋津洲さんは言います。時刻的には午前11時くらいです。どうやら提督にお菓子を届ける癖が抜けないようで、毎日籠を持って執務室に来ては思い出して帰って艤装で妖精たちと食べているとこの前、おっしゃってました。

 

「あたし、なんでいっつも思い出さないんだろうっ......。」

 

 そんな事を秋津洲さんは独り言のように言います。

 

「赤城さん......。」

 

「何ですか?」

 

 目頭を赤くしながら秋津洲さんは私に話しかけてきました。

 

「大本営から連絡はないかも?」

 

「はいっ......。」

 

「そっかー。」

 

 秋津洲さんが聞きたいのは大本営からの提督に関する書類です。搬送されたまま音沙汰が無いですからね。

秋津洲さんは多分、信じてないんだと思います。提督が死んだということを。あの状況から生還するのは無理です。

動脈血も大量に流した提督ですし、左胸を撃たれてましたからね。素人目から見ても一目瞭然でした。

 

「じゃああたし、行くかも......。これ、良かったら食べて欲しいかも。じゃあ!」

 

 そう言って秋津洲さんは私に籠を渡して走って出て行ってしまいました。

籠の中身はきっと提督のために作っているお菓子です。

私はそれを持って私室に帰ります。秋津洲さんに返しても仕方ないです。食べて、感想を言って、ちゃんと返します。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 昼食後、私は艤装の艦載機を眺めていました。

甲板に出ているのは整備し終わった烈風と零式艦戦52型。提督が指示で良く航空隊が使っていた艦戦です。そんな艦載機は毎日整備を欠かせない妖精たちのお蔭で新品みたいになってしまいました。排煙で黒ずむ発動機周りは黒色が一切なく、風防も傷一つありません。多分コンパウンドか何かを使ってこれでもかと磨いたんでしょう。機関銃、機関砲も煤はなく新品の鉛色をしています。機体も塗装の剥げているところはないです。きっと塗り直したんでしょう。

 そんな風に私が烈風を眺めていると、下の方から声が聞こえました。

 

「乗ってもいいデスカー?!」

 

「かまいませんよー!」

 

 金剛さんみたいです。いつもの表情に見えますが、どうでしょうね。

 金剛さんはタラップを上って艦内に入ると数分で飛行甲板に上がってきました。

 

「相変わらず赤城の艦内は広いデスネー。迷いかけマシタ。」

 

「大丈夫でしたか?」

 

「妖精さんが案内してくれたから大丈夫だったネー。」

 

 そう言って金剛さんも烈風を見上げます。

 

「.....提督は...........。」

 

 そう金剛さんは切り出します。

 

「提督は、艦載機が好きだったみたいデスネ。」

 

「えぇ。よくお話してくださいました。」

 

「そうみたいデスネ。艦載機の話が出来るのは横須賀鎮守府でも赤城だけみたいデスカラ、提督にとっては話の会う赤城が居てくれてよかったデショウ。」

 

 金剛さんはそういって長い袖からあるモノを出しました。

 

「これ、見てくだサイ。昨日、いつもの様に執務室を掃除していたら見つけマシタ。」

 

 私はそれを受け取って見る。普通のノートに題で『航空戦術』と書かれています。

このノートは見たことないですね。提督はいつも話をするときはホワイトボードを使ってましたから。

私は何も言わずに中を開いてみます。

 

「航空戦術......。巴戦、爆撃、雷撃に関する提督独自の戦術デスネ。」

 

「はい......。」

 

 金剛さんの言葉に耳を傾けながら私はノートの中身を見ます。

このノートの内容には見覚えがあるものばかりです。多分、私と艦載機に関する話をする時にネタにしていたものを書き留めたものです。印象に残っているのは『艦戦による巴戦中はフラップを開くが、深海棲艦の艦載機によって機動性が違う。そこで相手の機動性が烈風や零戦を上回った時に使う旋回法。』と言って『フラップを着艦位置まで下げる』というのがありました。フラップを着艦位置まで下げると戦闘速度にある艦戦の速度は急激に減少して、追従する敵艦戦と接近するのと同時に機体をひねって後ろを取る』という戦法です。現実で使うとこちらの艦戦へのリスクが有るために、使えないとボツになったやつです。

その他にも様々な題で書かれていました。

私はページを捲りながらどんな話をしたか思い出していきます。

 

「提督はやっぱり艦載機が好きだったんデスネ。」

 

「はい。この話をする時の提督の目は輝いていましたから。」

 

「やっぱり?」

 

 そう軽口を言いながら私はノートを捲って行くと遂に最後のページになりました。

そしてその最後のページに書かれている文字を読みます。

 

「......航空戦術に関係のない内容が書かれてたデス。その最後のページだけに。」

 

 私はひとつひとつに目を通していきます。

そこには多分ですが、提督の思いが記されていました。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 『艦これ』の世界に来て、俺は艦娘を指揮する提督をしている。

今考えるとこの世界に来てもう6ヶ月も経っていた(※書いた当時)。徐々に艦娘も増え、楽しい鎮守府での生活に俺は満足している。これまでに体験したことのない事をたくさん経験することができた。人の上に立つ事は俺のこれまでの人生で初だったかもしれない。

だが、それと同時に大きな期待や責任も背負うことになった。これに関しては今まで目を逸らしてきたことだが、赤城や金剛、鈴谷によってそれにちゃんと正面から見ることが出来た。

幾ら異世界からの人間であろうと、この世界にとっての俺はどの異世界かもしれないがそれは戯れ言に過ぎない。等しく、同じ世界の人間でしかないんだ。

 色々な問題に直面してはそれを解決してきたが、俺はそれを追うごとに成長できたのではと思う。色々な人間に会って話した。それだけでもとても尊い貴重な経験だ。

 俺はこの世界に来れて良かったと思ってる。最初は勇者気取った中二病だった。だが、様々な経験を通して俺は成長できた。そして艦娘にも会えた。画面の向こうに居た存在、ただ従順に命令を聞いていただけの艦娘に。

これまでの人生、いいことなんてほとんど無かった。苦しい思い、辛い思いばかりしてきて正直、自ら命を絶とうとした事もある。あ......(消しゴムで消した跡)。そんな俺の人生だったから、誰かがこんな経験をさせてくれたんじゃないかって思える。この世界に来て暗殺されかけた事もあったが、今ではもう笑い話だ。巡田さんが新兵で急所を狙えなかっただけだからな。痛くて苦しかったがもういい。気にしてない。

俺はやっぱり良かったって思える。皆に会えて。皆と話せて。皆と遊んで。皆と団結して。

これからも俺は頑張って行こうと思う。深海棲艦を殲滅して、平和を取り戻して......多分退役させてもらえないだろうけど、楽しく皆と暮らして行きたいと思う。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 金剛さんはこの最後のページに書かれていたモノをひとりで読んだそうですが、もう涙が出なかったそうです。

比叡さんから金剛さんが夜な夜な泣いているのは耳にしてましたからね。

私だってそうです。もう涙は流し尽くしたんじゃないかってくらい、涙を流しました。あれから1ヶ月も音沙汰ないのなら提督は亡くなってしまったんですよ。私たちの暴走を恐れて連絡を入れてないだけです。

といっても私たちのところに連絡が来ても私たちは何もしません。ただ、提督の亡骸に花を添えて、提督の葬儀をこれでもかと言うほど華やかにするだけです。

 この世界に来て戦った提督はもう私たちの目の前に姿を表さないでしょう。それが大本営が1ヶ月も連絡をしない証拠です。

 これから私たちはきっと朽ちるまでこのままの生活を続けるのでしょうね。




 これにて本当に『艦隊これくしょん 艦娘たちに呼ばれた提督の話』は完結です!
 
 本当に最後までお付き合い頂きありがとうございました!

 それと、お知らせがこれを読んでくださった皆さんにありますので、作者の活動報告を"必ず"ご覧下さい。

 では、またお会い出来る日を楽しみにしています。


※バグが発生していたみたいで、修正させていただきました。
 不快に思った皆様、気付かずに申し訳ありません。

【お知らせ】
続編、『艦隊これくしょん 提督を探しに来た姉の話』をどうぞ、ご観覧下さい。
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