「あれ?ここは?」
上下左右すべてが白い部屋に自分だけが立っている。
・・・夢か?そう思って記憶を辿る。
確か今夜は宿題を終えてからベッドで眠った筈だ・・・という事はこれは夢だという事になる。
「・・・なんだか妙な夢だな。」
そう言いながらほっぺを抓ってみる・・・あれ?痛いぞ?
「夢なんだよな?これって・・・」
夢なのに痛いとかおかしいような気がする。
『フフフ・・・いい感じに混乱しているね。』
夢について思考していると、全方向から聞いた事のあるようなないような声が聞こえる。
「・・・だれ?」
『んー・・・君たちの言葉に当てはめるなら神様って所かな?』
「神様・・・?」
にわかには信じられ無い事だが、これが夢でないと言うのならばそうなのかもしれない・・・夢でなければな!!
「俺はこんな夢を望んでいたのか・・・なんか嫌だな。」
そう言って地面に寝そべる・・・こっちで寝れば起きるかな?
『はぁ・・・まあいいか、取り敢えずここからカードを一枚引いてくれ。』
神様(自称)がそう言うと、目の前にカードが5枚出てきた。
特に眠気もこないので一応引いておく。
「・・・魔法科高校の劣等生?」
『おー、まあいいんじゃないかな?』
なんの事だ?・・・まあいいかどうせ夢だし。
『次はこれね』
また前にカードが出てくる・・・それを引くと数字の4が書いてあった
『さっき出た数字の分だけここから引いてね。』
またまたカードが今度は大量に出てきた。
「あーもうメンドクセェ!!」
適当に4枚つかむ・・・限界突破、瞬間記憶、全魔法使用可能(EXレア)、魔眼(SSレア)
なんだこれ・・・・
『おー!!君は運がすごくいいね!Sレアでも1000人に1人しか出ないのに・・・』
カードゲームかって・・・
「取り敢えず効果とか分からなければ遊べない」
なんのゲームかは知らないがカード効果を知れば何か分かるかもしれない。
遊戯○か?デュ○マか?なんでも出来るぜ!!
『限界突破は成長限界を無くす、瞬間記憶は見たまんまで覚えたいものをすぐ覚えられる、全魔法使用可能は魔法をCAD無しで使える、魔眼は使用時のステータスを2倍又は二乗にできるよ。』
「なるほど分からん。」
つまりチートなものがあるということは分かるが・・・
『おや?もう時間みたいだね』
「・・・は?」
神様()がそう言うと白かった視界がどんどん黒くなっていく。
『それでは哀れな死を迎えた貴方にプレゼント。』
そう言うと先ほどのカードが全て体の中に入っていった・・・なんか変な感覚だな。
『たのしんでいってね〜〜』
視界が完全に黒く染まると、意識を失ってしまった。