「・・・?」
見覚えのない部屋で目を覚ます。
俺の部屋とは比べ物にならないほど大きな場所だ。
「・・・あら起きたの?」
ふと声が聞こえたので、振り返るととても身長の大きな女性がいた。
・・・デカイな、俺の3倍はあるぞ。
「あうあ、られあー」(あんた、誰だ?)
・・・あれ?なんか上手く喋れないんだが?
「あらあら、お腹すいちゃったのかしら?」
女性はそう言うと、笑いながら俺を抱き上げてドアへ向かっていく。
・・・そしてドアの直ぐ横に立てかけてある姿見で大体分かった。
俺、小さくなってるわ・・・
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俺が見知らぬ部屋で目覚めてから4年経った。
最初はただの夢だと思っていたのだが、今でも全く覚める気配がないという事はおそらく現実なのだろう。
・・・つまり、あの神様の言っていた事が本当だという事だ。
確か魔法科高校の劣等生というのだった気がする。
・・・なんだっけ?司馬 達也 ?って奴が主人公の俺TUEEEE系だった気がする。
友達に聞いただけで全然内容分からないしなぁ・・・
まあいいさ、生まれ変わったのなら俺は 無影 響 として生きていくだけだ。
幸いにも4つのスキルを貰っているんだ・・・そう簡単には死なないはずだ
でも不安だから毎日鍛えとこ・・・
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7歳になった俺は、パーティーに来ている。
俺の家こと無影家はどうやら結構なお金持ちらしい・・・そうでもなければこんな大規模なパーティーに参加できるはずがない。
適当に挨拶をして、外にある噴水にでる。
正直言ってパーティーなど経験したことがないので疲れる、しかも十師族だかなんだかのパーティーらしく粗相などは許されないとの事
ここで休憩していなければやっていけないですよ本当に・・・
噴水の淵に座って夜空を眺める・・・本当、空だけは前と変わらないのな。
暫く眺めていると、俺と同じ歳くらいの男女が言い合いをしながらこっちへ向かっている。
「深雪・・・お嬢様、会場にお戻り下さい。」
「いいえ、少し疲れていますので休んでから戻ります。」
「ですが母さ・・・深夜様が・・・」
「兄さんは戻っていて下さい」
「ですが・・・」
ん?なんだ・・・兄妹喧嘩かな?
しかもなんかこっち来るし・・・頼むから面倒ごとだけはよしてくれよ〜
「ですから!・・・あっ!」
女の子の方が俺に気づき怒鳴るのをやめた・・・顔を赤くして照れてらっしゃる。
うん、普通に可愛いな・・・小動物みたいで
「あの・・・貴方は?」
え?・・・いきなり聞いてくるの?
あー、そりゃ子供が1人でこんな所にいるのはおかしいよな。
しかも兄の方が前に出て庇ってるし・・・なんだ、妹思いのいい兄貴やん。
「俺は 無影 響 っていう、父さんに連れられてここに来た。」
「私は 四葉 深雪 と申します。先程はお見苦しい所をお見せしてしまって・・・」
「いいや、気にしてない。それよりも3人で少し話さないか?」
結局、拒否される事もなく適当に雑談した後、2人のお付きの人?が探しに来たので、そこで別れた。
そういえば兄の方が達也って言ってたけど・・・苗字違うし別人だよね?