魔装機神~THE HIGH SCHOOL D×D~ 作:半生
10話です。
何というか……精霊達が元気にはしゃぎ回ってます。
それでは……どうぞ!
2016年2月23日 後書き次回タイトル変更
「………はぁ!?」
サイフィス達が自己紹介した瞬間、リアスさんが声をあげた。
イッセーは何の事だかわからず頭にはてなマークを出してるし、それ以外の皆も固まっている。
それもそうだ。なんたって、俺の神器の中の存在4人は全員精霊王といわれる存在なのだから。
悪魔とか堕天使とかの人にとってはとんでもない存在だ(本人達談)。
スパロボで例えるならば、初めてネオグランゾンと戦った時と同じだと思う。しかも、第四次S版。3体出てくるなんて聞いてません。
「えーと……正輝君、これは?」
「あ、えーと、はい、俺の神器の精霊達ですハイ」
うん、そう言うしかないね。
本人たちが自分から精霊王って言っちゃったし、もう誤魔化せない。
「普通の
「……神器を持ってるのは知ってましたけど……こんなの知らなかったですわ」プクゥ
……何か朱乃ちゃんがかわいく怒ってらっしゃる。
「教えなかったのは謝るよ。でも、このことは簡単に人に話せるものじゃないし」
「……そうね。こんな神器が他の悪魔に知れたら、無理やり勧誘してくる輩も出てくるでしょうし」
「まあ……そう言うことならいいですわ」
ふう、よかった。許してもらえたらしい……。
俺は少しほっとして、魔法陣で姿をあらわにした精霊たちを見た。
今精霊たちの姿を映している魔法陣は、部屋の机の上にある。そして、精霊たちは現在――
『……グランバ、なぜあなたが私より先に自己紹介を済ましているんですか!』
『ハンッ、こう言うのは早いもん勝ちなんだよガッド。俺より早く、自己紹介できなかったお前が悪いんだよ。コレは確定的に明らか』
『あ゛あ゛っ?』
『おっ?やるか?』
『『……ハァ……』』
絶賛喧嘩中でございます。この二人には、もはや対面なんてものはないらしい。
「………“水”の精霊王と“火”の精霊王がとんでもなく仲が悪いって言うのは本当だったのね……貴重な体験といえば貴重な体験なのだろうけども……」
「…………」
こうなるからこの二人を出したくなかった。小猫ちゃんが、うわぁ……って顔で二人のやり取りを見てる。
多分、今この瞬間この場所にいる人達の精霊王への想像が完全に崩れ去ったと思う。
『まあ、この二人に関しては昔からこうでしたし。初めて会った人に呆れられるなんてよくありましたよ?』
『………何百年も……変わらない……』
「そんなに前からこんなだったのか……」
今明かされる衝撃の事実……でもなんでもないか。
当時の様子がものすごい簡単に予測できるよ。
「……そうね…それがいいわね……」
「ん?リアスさん、なんか言った?」
「……ねぇ、正輝君。あなた、悪魔になってみない?」
リアスさんがぶつぶつ何かを言っていたので、聞いてみたら悪魔に勧誘されました。
「……えっ?」
うん、悪魔になることがある物があるって聞いてもいきなり提案されたら驚くよね。
「この悪魔の駒はね正輝君、大分前に起こった戦争によって減ってしまった悪魔の人口を増やすために作り出されたものなの」
『先の戦争で天使・堕天使・悪魔の三陣営は多大な被害を受けましたからね』
戦争か……まあ、どう考えても天使と悪魔と堕天使なんて相いれないからな。
『………まあ、それもこれもどっかの馬鹿のせいなんですけどね』ボソッ
!?なんかサイフィスがすごいことを言った気がする……。気のせいか?
『ゴホン……それに、純粋な悪魔だとしても出生率がかなり低いですから人口を爆発的に増やす方法がないのです』
「そう、それを解決するために悪魔の駒は作られたといってもいいわ……ありがとうございます、サイフィス様」
『いえ、いいのです。それとリアスさんは主様の友人ですから私のことも別に敬称など着けず好きに呼んでもらっても構いませんよ』
「……でしたら、今度からそうさせてもらいます。……さて、話をつづけるわね。それで、今魔界ではこれで転生させた眷属を使って行われている『レーティングゲーム』というものがあるの。まだ、私は成人していないからできないのだけれど」
なるほど、ゲームと称して実践に近い戦いをすることで自分たちの陣営の強化も図ってるのか。
……螺旋残道場と同じ感じがしてきた。あそこ、実践ばっかりだし。
「私の目標は、このレーティングゲームで上位のランクに上り詰める事なの。そういう意味だと正輝君、あなたはとんでもない逸材なのよ。種族的な意味で劣っているのにほぼ生身で堕天使と戦える存在なんて、のどから手がほしくなる位の逸材よ」
なるほど、そういうことか……。
「もちろん正輝君、あなたの意見も尊重するわ。どう?」
そう言って、リアスさんは微笑んでこっちを見た。
今の俺に、悪魔になるということに対する忌避感はない。妹がすでに悪魔になってるからな。
――――――だが
俺は少し考えて、精霊たちに言う。
なあ、みんな。俺が悪魔になるとしてだ……俺はもっと強くなれるかな。俺の手の届く範囲の誰かを、ちゃんと守れるくらいに。今度こそ、家族を―――イッセーを守れるくらいに。
『…それは主様、あなた次第です。あなたの意志一つで、力はどこまでも届くようになりますよ』
『そうだぜ、マスター。要は、考えようだ考えよう』
『あなた様の力で、誰かを守ろうと考えさえすればその思いに力は答えます』
『………強くなれるでない……強くなる……そう考えるんだ……』
そうか、だったら……。
「リアスさんさえ良ければ。よろしくお願いします」
「……いいのね、正輝君」
「大丈夫、俺に二言はないよ」
俺がそう言うとリアスさんは一つ駒を取り出した……が、
「……もしかしたら、これだけでも足りないかも……少し足しましょうか……」ボソボソ
何か口に出してから駒をいくつか追加で出した。
「では……我リアス・グレモリーの名に於いて命ずる。兵藤正輝よ、その身を捧げ悪魔として我と共に生きよ」
リアスさんがそう言った瞬間、リアスさんが持っていた
駒が胸に入った瞬間、リアスさんがまだ持っていた駒に変化が訪れた。
「えっ…?」
さっきの駒が単純に光っていたのに対し……こっちの駒が4色の光を放ちながらこちらに迫ってきたのだ。
迫ってきた駒は先ほどの駒と同じように俺の胸に入っていった。
これで終わりなのかな?
「……今のはいったい……いったんお兄様に相談する必要がありそうね」
ん、なにかリアスさんが考えている。
そう思っていたら、背中から黒い翼が生えてきた。
おお、なにこれ!?なんか不思議な感覚がするんだけど!?
「まあ、いいわ。それじゃあ、改めて自己紹介でもしましょう」
俺がいきなり生えてきた翼に少々混乱している内に、リアスさんがそう言った。その直後、イッセー以外の全員が羽を出した。
「私はリアス・グレモリー。駒は“
「姫島朱乃ですわ“
「僕は木場祐斗。“
「塔城小猫です……。“
「あー、3年の兵藤正輝だ。精霊の王だとかそんな感じの四体が入った神器を持ってます。悪魔の勝手だとか、そう言うのはよく分からないからしばらく迷惑かけると思うけど、よろしくお願いします」
「いっ、妹の兵藤一誠です。私も悪魔とかそう言うのはよく分かりません。でも、よろしくお願いします」
こうして、俺たちの悪魔生が始まりました。
今度こそ……家族や友人を守るために、頑張ろうと思う。
『大体あなたは何年そんな感じなんですか!!もうあれですか!?頭まで炎に取り込まれて馬鹿になりましたか!?』
『ああ?ああ、お前の場合運動しなくて貧弱だからな!少しは運動したほうがいいんじゃないかぁ!?』
『『……ハァ……』』
「……とりあえず、正輝君。アレ、止めてくれない……?」
「……うん」
正輝「アレ、なにこれ?」
サイフィス『どうやら作者の気まぐれで、今回からスパロボの中断風に次回予告をすることにした
ようですね』
グランバ『本当に迷惑なマスターだよなぁ。行き当たりばったりで急にこの作品書き始めたり
よぉ。せめて、きちんと原作を読み込んでからにしろよ』
正輝「一応、書くにあたって原作買ったようだけどな」
ガッド『珍しいですね、私も同じ意見ですよグランバ。最近なんて作者、「今週ジョジョの
ゲームの発売日だヒャッホォーッ!」なんてことを言ってるらしいですからね』
正輝「まあ、仕方がないんじゃないかそこは?」
サイフィス『主様疑問形になってます』
正輝「とりあえず置いておこうそれは。
それでは次回、魔装機神~THE HIGH SCHOOL D×D~第11話
「俺、悪魔の仕事をします」!お楽しみに」
サイフィス『ところでこの作品、どのようになるんでしょう』
正輝「……作者も知らないらしい」
感想、誤字脱字報告、お待ちしております。