極小アカムの異世界闊歩禄   作:艦これ@陸奥

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 お気に入り100突破!皆さん感謝感激です!こんな駄文を気に入ってくださってありがたい限りです!これからもエタルことなく頑張ってまいりたいと思います!

 ではどうぞ!


銀行?どっちかってんなら金庫番だろ

俺は転生者だ。いきなりどうした?、と思うかもしれないがこれだけは言わせてもらいたかった。だってそうしないと主人公(嘘)がどういう奴か分からないだろう?

 

 俺はどうにも不慮の事故、というより天界の馬鹿(神)によって死んでしまった、らしい。らしいっつーのは俺も良く分からないからだ。俺が実際に事故にあったのは本当だ。でいきなり死んだ後変な馬鹿(神)が現れて、

 

 

『ごめん、私のミスであなた死んじゃった。お詫びに転生させたげるから許して』

 

 

 って言うんだぜ、信じられるかっつーの。でもどうにも本当らしいから俺はあの有名なゲーム、モンスターハンターの世界に行くことになった。もちろん俺が頼んだ。俺は被害者でありその賠償を求めるのは当然の話だ。特典とやらくれるって言ったから、俺はこういった。

 

 

『モンハンのプラススキル全部をくれ!』

 

 

 ってな、実質それで人生楽勝だろ?俺は馬鹿じゃないからな、ちゃんと〝プラス〟スキルを全部って言ったからな。全スキルとかいって、回避性能つけても回避性能ダウンで相殺なんてしゃれにならん。そもそもガード性能と回避性能って両立したら神じゃね?あ、神は馬鹿だったな、俺の事殺したし。そして無事に転生完了。我らが団ではなく普通の一ハンターだった。とりあえず集会所に向かって俺の転生ライフは幕を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「謎の竜だぁ?」

 

 

 

「ああ、戦闘能力が極めて高い謎の竜さ。前に実力者が4人で行ったが一人は深い傷を負って、二人の武器は破損、・・・そして一人は殉職したよ」

 

 

 

 俺が話している相手はギルドマスター。酒を奢ってやったらよく話しかけてくれるようになった。で、今はクエスト何かないか?って聞いたらその話だ。そういえばこの前銅鐸鳴ってたな。丁度風呂入ってたんだけどな。

 

 

「ふ~ん、でどんな奴なんだ?」

 

 

「体型はアカムトルムに似ているが全くの別物だよ、ソニックブラストと言われるブレスにも複数のパターンが見られたらしい」

 

 

「へぇ~、ぎんこ・・・アカムかぁ・・・。爺さん、報酬金はどうなんだい?」

 

 

「100000zで出しているよ。捕獲でも討伐でもかまわないよ。あの竜を倒せるならね」

 

 

「んじゃ、そのクエスト受けるぜ。一人でいいか?」

 

 

「いや、一人で行くつもりならギルドナイトから一名出すよ。観測係の意味も含めてね、大丈夫だよ。腕利きを出すし、君の邪魔にはならないと思うよ」

 

 

 ギルドナイト、その噂は前世でも耳にしたことがあった。ギルド直属のハンターで、モンスターの討伐など行うハンター。ハンターといってもその概要は謎に包まれている。しかし単身で国王直属の近衛兵隊を相手に出来るほどの対人戦闘のスペシャリスト。噂では乱獲などの生態系を乱す行為をしているハンターの暗殺も行っているらしい。俺はいわゆる転生者であり、そこそこ調子に乗っていた自信があるので内心ビクビクしていた。

 

 

「・・・まあ邪魔にならなければいいぜ。準備してくるからそのクエスト取って置いてくれよ!」

 

 

 そして俺はギルドナイトと共に地底火山に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスター、いいのですか?あのハンターはあまりい評判は聞きません。スキルの細工などしているのではないか、といった質問も寄せられています、いくら実力があるとはいえ・・・。それに乱獲まがいのこともしているなどといった噂も・・・」

 

 

「ああ、知っていたよ。あのハンターには大分前から目をつけていたさ。確証は得られた。けれど実力があったから始末するのは惜しくてね」

 

 

 話しかけたギルドの職員はその言葉を聞いて背筋が凍る思いがした。マスターは竜人族であり長年生きているから経験豊富なのは知っていた。けれど怪しいハンターには前々から目をつけて一番近い位置から観察し、そして確証になるものがあったら躊躇いも無く〝始末〟ということに向かうのが怖かった。そして全てのハンターがこういった目でいつも見られているのを知らずに生活しているのだと思うとまた背筋が凍る思いをしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地底火山についた俺達は支給品を確認し、半分とった。噂のギルドナイトはこちらから話しかけるまでは黙って武器の手入れをしていた。そしてそれが終わると黙ってジッとしていた。話しかけても質問答え以外の回答は返さなかった。これぞ由緒正しきギルドナイトって感じですよ~。

 

 

 始めて会ったときに自己紹介したときに名前を教えてもらった。セロというらしい。それ以外は喋らなかった。

 

 そいつの防具はナルガⅩ装備に武器は・・・分かんねぇ。なんか太刀っぽいんだが柄の部分しか見えない。

 

 俺の防具は・・・。ってもスキルは俺の特典のおかげで効果が発揮しない。てなわけで一番かっこよく見える装備のジンオウZだけどな。え?格好いいだろ?武器のほうはチャージアックスだ。ナバルデウスのな。素材交換でしかないらしい。作るのは大変だった。

 

 

「どうする?別れるか?」

 

 

 モンスターを見つけるためにはある程度歩かなければならない。そのためには人数を分散させたほうが効率がいい。だがそれではモンスターを見つけた際に少数の人数での戦闘を余儀なくされる。人数を収束させれば安全性は高くなる、がそれではモンスターに遭遇する確率が下がり、運が悪いと一日歩いてもモンスターと遭遇しないなんてこともあるくらいだ。

 

 

「あなたの意見に従いましょう」

 

 

「おお、じゃあ分かれて探そう」

 

 

「承知」

 

 

 承知ってw。古風すぎるけど何?忍者なの?軽く日常的に黒歴史刻んでんじゃねぇの?w

 

 

「んじゃお先に」

 

 

 俺は先に飛び降りる。これで気まずい雰囲気から抜け出せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ!あれか?」

 

 

 俺が見つけたのは白いアカムトルム。小さいが・・・。

 

 俺は竜に近づいてチャージアックスを剣モードで構える。そして独り言。

 

 

「こんな小さい銀行で報酬がいいんだからな。本家の銀行よりも効率がいいな」

 

 

 そして俺は竜に向かって攻撃した。どうせ高級耳栓ついてるしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アカムside

 

 

 俺は今から目の前のハンターを血祭りに上げてやろうと思う。理由としてはあいつが俺を銀行呼ばわりしたからだ!許せん!確かに報酬金はいいよ、そりゃ黒き神だもの。だからって閃光玉でハメるのは嫌いだ。そして『銀行いってくるw』とか自慢気に言い出す輩も嫌いだ。アカムトルムの報酬金がいいのは仕方のないことであり、素材もほしいハンターが頑張って倒す分には問題ない。だが素材は足りてるのに金欠だから行ってくる、ハメしねぇ?ってのが嫌いなだけ。そういう輩は剥ぎ取りもしないこともあるしな。

 

 ってことで・・・いいよね?この前のハンターみたいに『死してなお勝利の栄冠に輝いた事を!』っていうクレプスリーばりの格好いい最期を遂げさせてあげる気は微塵も無い。運がよければ一撃で死ねるかもな。

 

 

 俺は体から鉄の棒を出して電気をチャージ。その間にチャージアックスを抜刀し、切りかかってくるハンター。それを車庫要れで下がって避ける。そして電気が溜まった。これでオッケー。

 

 ハンターはそのまま前転で近づいてくる。おお、距離アップついてるな。ジンオウZなのに。そういえばジンオウZは性能ついてたな、気をつけよう。

 

 俺は後ろ足に力を込めてハンターが前転から起き上がる瞬間に跳躍し、爪で一撃を浴びせた。手ごたえ・・・無し。当たってはいるが大したダメージではないはず。

 

 吹き飛ばされていってハンターを見ると、頭を振って気を直していた。なにやら呟いている。だが知ったこっちゃねぇ。

 

 俺は再び突進。電気のおかげでどこぞの少年探偵のように筋力は大幅に上がっている。距離が開いていたせいか難なく回避されるがその場で急停止。筋力が上がればこんなこともできるのだ。そして振り向きざまに尻尾で薙ぎ払う。これは回避されるが尻尾を振りぬき、そのまま頭をハンターの方向に向けて球状ソニックブラストを見舞う。今度こそ完全に体制を崩し吹っ飛ぶハンター。ざまぁw。

 

 性能がついていようがいまいが波状連続攻撃を永遠に避けきれるなんてスキルはない。だからデカイ一撃は回避されてしまうがコツコツダメージを蓄積させればいい。・・・。そういえばあのハンタージンオウZに水属性のナバルチャアクとかスキル合わないだろ。龍属性攻撃だしな。

 

 悪いがここらで終わりだ。

 

 俺は再び鉄の棒に電気をチャージ、そしてあの雷属性を付与したとんでもない威力のソニックブラストを打つ準備をした。そういえばあのハンターが死んだ後に調査団っぽいのが来てたな。放置したけど。

 

 それはそうと新展開だぜ。俺がこの前ハンターを葬ったあの雷属性ソニックブラストはまだまだその先があったんだよね~。知りたいか?

 

 実は俺の中の雷属性は体にはどこでも通せるらしい、これは実証実験済み。鉄の棒付近が一番強力だけどな。で、体に電気は纏える。だがソニックブラストを撃つのに使う口付近にはまったく電流が流れないらしかった。じゃあ何でこの前は撃てたのかって話だが、どうにも肺付近の電流を少しだけ放出できたらしい。まあ少しだけな。そもそもの話で俺には電気を増幅させる特殊な脂肪があまりない。あまりっつーのはフルフルを食べたせいで脂肪がついたのかどうかは分からないからだ。それでも少しだけ俺が吐き出す空気の渦に乗せて雷属性は使えたんだ。

 

 でも俺は思いついた。あれ?これって牙とか歯に鉄鉱石纏えば・・・。

 

 

 で、今はそれをハンター向けて放つ準備。別に30秒くらいは息切れしないで撃てるしな。その間ずっと避けるのは無理だろうし。まあ当たり判定とか攻撃範囲が馬鹿でかいからな。避けられたら褒めてやろう。

 

 俺はある程度ハンターを引き付けて狙いを定める。目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ、・・・。

 

 

 今だ!食らいやがれ・・・・。ネーミングしてなかったな。まあいいや、あとで格好いいのつけよ。

 

 

 俺は四肢を地面に固定し、それを放った。そういえばこれって副作用や反動あるんだぜ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 セロside

 

 

 エリアに衝撃が走る、と同時にまるで昼間のような明るさに包まれた。

 

 何だあれは・・・?あれは生物なのか?

 

 ああ、私はセロ、ギルドナイトを勤めている。今日はあるハンターに付き添って地底火山に来ている。謎の竜の狩猟がメインだ。あるハンターの随伴としてここを訪れたのだが・・・。実は私は二手に分かれたふりをしてずっとこのハンターを尾行していた。マスターのご指示だ。色々と不自然なスキルや乱獲もしていると聞いている。もしもあの竜の狩猟に失敗したら始末しろ、とも言われている。だがその必要はなさそうだ。あの竜が全てをやってくれたようだ。

 

 第二の任務は遂行した、今度は第一の任務を遂行する。

 

 そう、あの竜の狩猟だ。

 

 本来ギルドナイトはハンターとはまた違った才能を必要とされる。例えば未開の地で自力で何日も生き延びながら調査をしたり、全く行動パターンや習性が分からないモンスターを相手にする事だってある。今回はそのいい例だ。さて、武器は手入れ済みだ。今日も愛太刀、ファントムミラージュの調子はいいようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アカムside

 

うう・・・、これですよ。副作用と反動だ。俺はこの正真正銘全力全開の雷属性を使ってしまうと一定時間まったく動けない。分かりやすくいえば俺の体のオーバーヒートだ。電力を流しすぎたのがいけないのか、それとも力の大きさとか色々関係してるのか分からないがとにかく動けない。時間にして3分ほど。長いだろ。カップ麺はおろかウルトラマンにもギリギリでボコられる。ムスカにもな。

 

 あれ?ハンターまだいたの?何か人影が見える・・・・。

 




 噛ませすぎたか・・・。転生者ハンター・・・。

 次回!ガチンコの力押しか!?

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