朝起きた、目の前溶岩。わぁ、自殺するにはもってこいだね!
開口一番自殺発言。俺はどうかしてんのか?まあ現実逃避だけど、実際溶岩に潜っても普通に耐えられるし・・・。基本ステータスが高いゆえに自殺が出来ない。
で、何で溶岩が来たのか。心当たりが一つ・・・。
村クエスト、沈黙、狡猾、暗殺者の調べ。で間違いなかった気がする。話はこうだ。
地底火山の溶岩が止まり、様子探りに行ったナグリ村の村長。そして溶岩が止まり地底洞窟となった奥地でみたのは、大きな岩によって堰きとめられた溶岩。さて、その岩をどかそうとした村長が何かの気配に気がついて振り返ると、そこにはネルスキュラが、そして慌てて逃げ帰ってきたのでハンターに討伐依頼がでた。
・・・質問。岩どかそうとしたのは分かるけどさ、分かるけど・・・。もしネルスキュラがそこにいなかったら村長岩どかしてたよね?で、その瞬間そこに溶岩が流れてきて逃げる間もなく・・・。このへぐなちゃごが!
いや、あれだな。きっと村長は自らの命を犠牲にしてまで村を救い、我らが団を助けてくれようとたんだな。
村長『俺が死んでも、村は死なねぇ・・・。あとは頼んだぜ。キーアイテムみつかるといいな。達者でな!』
etc『村長~!』
そして我らが団は村長の分まで世界を見て回るのであった・・・。
わぁ、いい話。俺作家になれる。冗談、オマージュどころか完全に盗作まがいの作品だ。しかも村長がいなくなるだけだし。ストーリー的にはハンマーも壊れなくなって大助かり。
さて、やけに長かった現実逃避からの妄想もここまでにして・・・。
あのネルスキュラ殺さなきゃよかった・・・。火山とかお守りマラソンとかテオとか来るだろ?あいつら相手にするのはちょっとねぇ。まあお守りマラソンくらいの装備なら倒せるかもしれないけれど・・・。
どっちにしたってギルドに見つかる。最悪。今までハンターなんて見たこともない(嘘です、溶岩島で会ってる)温室育ちの俺がまさかハンターだと!?冗談じゃない。勢いあまって殺してしまうわ!そしてさらに危険度が上がり実力の高いハンターが来てしまう負のスパイラル!
これを防ぐ方法が一つ。ハンターに優しくすることだ。これは来たハンターを見ても攻撃しない。いいところとしては俺が人間に危害を加えないということを知ってもらえばギルドも下手に手が出さないだろ
悪いところ、危害を加えないということが弱い事と一緒にされて下位のハンターが来るかもしれない事、それに弱いからGアカムの行動パターン把握のために行ってくる。とか変な意味で〝先生〟扱いされかねない。クック先生にでも行っててください。そして予想以上にウザいクンチュウやとんでもなく技の出が早い尻尾回転食らってください。
そんなアカムトルムの名に泥を塗る事はできない!悪いがハンター諸君、私は全力で反撃させてもらうよ。なんならソニックブラストで古龍観測の気球撃つからね?
さぁて、ハンターを相手にする踏ん切りがついた。灰水晶食べに行こう~♪
なんてこった・・・。
火山になったせいなのか、灰水晶があったところはただの鉱石ポイントになっていた。おのれ、俺を餓死させるつもりか!ふふふ、死んでもあの世で国取りするだけよ!
・・・さぁ、他の鉱石食べようか。
どうやら灰水晶があったところには巨大な鉄鉱石の鉱脈が出来ていたらしい。食ったら分かった。だって味が鉄の味、言い換えるなら血の味。俺は猟奇殺人犯かよ。
まあ味がある分ましだ。とりあえずこの鉱脈全部食べよう。もちろん地下に埋まっている分まで含めて。
大丈夫、食べすぎで死んだ人間なんざいねぇよ。へーきへーき。いけるって。
・・・これ死亡フラグじゃないよね?
ゲフッ、しかし鉱石っつーもんは腹にたまらないねぇ。ん?フラグ?知らん。俺の二つ名はお決まり殺し
『あれっ?ここにでかい鉱脈があったはずなのに・・・』
って言うくらいだ。問題ない。そしてそのハンターは背後で俺が大きく息を吸い込んでソニックブラストの構えをしている事も気がつかないだろう。
俺は食った気がしないのでどうせなら大型でもいねぇかなとそのエリアを後にした。
グラビモスッ!グラビモスッ!
この掛け声に聞き覚えがあるだろうか?あるはずだ。我らが団の受付嬢の掛け声である。あの重量級のモンスターを見かけたら嫌でも浮かんでくるフレーズだ。
そしてまた俺もそう叫びたい感覚にとらわれていた。そう、目の前にはグラビモスが・・・。
生態系では火山の頂点とも言える存在。俺にとっては主食。
ただ考えてほしい。俺のサイズは未だ変わらず。つまりはドスと同じ。
何で俺ってこんなに大きくならないんだろう?マジで、なんか悪いもん食べた覚え・・・は・・・。あります。ごめんなさい。色々体に悪そうな物食べてました。一番はフルフルだな。あいつは未来永劫に俺の敵だ。
そんなこと考えてたら見つかったぽいです。
グオオオオ!
やけに長い咆哮。これだよなぁ、乗りや咆哮の拘束で苦しめられたハンターは多いはずだ。まあ高級耳栓持ちには格好の攻撃チャンスだ。まあ俺の場合は遠くにいるから効果ないけど。
俺は上段からウカムばりのジャンプで下の段に降りた。そしてソニックブラストの構え、相手もグラビームの準備に入った。さぁて、新しい弾幕ごっこ
俺は威力を試す意味も含めて球状ソニックブラストにしておいた。これだけ威力が未知数だからな。まあ硬い甲殻の相手にはビームソニックブラストなんだろうけど。
「(音速衝撃波
俺が球状ソニックブラストを吐き出すのとグラビームが打ち出されたのが同じだった。
俺が放った球状ソニックブラストはグラビームに当たった瞬間少し持ちこたえたがすぐにかき消された。・・・。つまりはグラビームは俺のところまで来た。
「キュアア!(やりやがったな!このやろう!)」
え?俺?無事だよ。いやアカムの基本ステータス的に平気でしょう。俺も確信してたからわざと負ける確率の高い球状で迎え撃ったしね。
でもちょっとイラッときたよ。熱量は消えども質量消えず。by俺。ちょっと明言&詩的な表現だが要するに熱は効果がないけども威力はそのまま、若干後ろに押し返されたしね。
今度はこっちの番だ。覚悟しろよ。その甲殻をバラバラにされる準備はいいかぁ!?
食らえ!ビームソニックブラスト!
俺が全力で打ち出したソニックブラストは少々外れた。否、わざと外した。そのまま首を全力で横に振りぬく。そしてその後は縦に振りぬく。
撃ち終わってグラビモスを見ると・・・。十字に切れていた。わぁ、切り口きれいだね。そのわりに血が激しいね。食欲が失せる。まあ食うけど。
甲殻ごと食べる、さすがにリノプロスより硬いけれど食える。鉱石を食べいるせいかわずかにジャリッ、ってする部分もあった。
ふぅ、さすがに大きかったな。結構腹パンパンだ。まあいいや、早くあの穴に行って寝よう。食ってすぐ寝ると牛になるとかいうけど人になれたらいいなぁ。とか考えて寝た。擬人化ねぇ・・・。できんのかな?
(できません)
その夜、俺は猛烈に体に激痛が走って飛び起きた。体の中に熱せられた鉄の棒を突っ込まれ内臓ごと引っ掻き回されている気分だ。
じっとしていられなくなって、痛みに悶えて無闇矢鱈に動き回る。痛みに耐えかねた咆哮を上げるとマグマに小波がたった。正直体に異常をきたす心当たりがありすぎて困る。ってそんな冗談いってる場合じゃなくやばいかもしれない。
俺は夜通し咆哮を上げ続けた。
どうした!?アカムさん!