朝、颯太は起きて万千代と街を歩いていた。
万千代「颯太、どこに行くんですか?」
颯太「腹が減ったから飯を食いに行く。それと貴様は我に様をつけろそれか殿だな。」
飯屋を探している様子の颯太。
万千代「別に構いませんが颯太様。」
普通に颯太に様をつける万千代。
颯太「うむ、それでよい。」
ご満悦の颯太は気分がいいのか飯屋を通り過ぎると川に来た。
万千代「なんで、川なんかに来たんですか?」
意味がわかりません。25点と採点付きで言ってきた。
颯太「なに、我は今、気分がいいからな。川の魚を捕ろうと思ってな。」
そして川に向けて一本の剣が目にも止まらなぬ速さで飛びまた返ってきた。その剣先には魚があった。
颯太「よし万千代よ、捕れたしこれを食うぞ。」
万千代「はぁ、構いませんが。」
川で調理を始めた颯太は、手慣れた手つきで魚を捌き内臓を取り出し三枚に卸し、近くにあった木の枝を集め火をつけその魚を炙りだした。
颯太「よし後はタレだな!万千代よ濃いか薄いかで言ったらどっちが好みだ?」
万千代「タレですか?私は濃い方で。」
あいわかったと言いポケットからタレを取り出し、空間を歪ませて取り出したご飯の上に魚を乗せた。
颯太「出来たぞ、万千代!鰻重だ!これは、ヤバいぞ?」
万千代「では、いただきます。」
鰻重を一口食べた万千代は体をプルプル震わせていた。まるで携帯電話のバイブレーションの様に。
颯太「どうだ?もう我の作った鰻重以外食えんであろう?」
万千代「美味です。それに作りたてなので余計に食欲をそそられ何よりこのタレが抜群にあっています。そうですねこれ以上の料理を私は食べた事がありませんから颯太様、また作ってくれますか?」
作ってくれますか?と万千代は色香で誘っているが颯太には、あまり関係がない。
颯太「その様な色香を使わんでもよい。また我に付いて来い、それより食ったのなら戻るぞ?」
万千代が話している時には既に鰻重を平らげていた颯太。
万千代「ッウプ…では、行きましょう。」
急いで食べた為万千代は噯をなかった事にした。
颯太「万千代、近う寄れ。」
颯太からのいきなりの命令にビックリした万千代だったが普通に颯太の方へ歩いて行った。
颯太「口の横に米粒が付いておるぞ?どれ我が食べてやろう。」
そう言い颯太は万千代の口の横に付いていた米粒を食べた。その行為に赤面する万千代。
颯太「なにをそんな変な顔をしておる。戻るぞ。」
万千代「颯太様、いきなりは卑怯です。」//
颯太「知らんな。それよりまだ足りぬ、またこっちに来い。」
こうして次は万千代の唇を奪った颯太。
キスを終えて未だ赤面している万千代と城に入ったが信奈と良晴が言い争っていた。
信奈「なんて事してくれたのよ」
良晴「ブビバベンベビバ」
信奈にボコボコに殴られた良晴。
六「信勝様はサルの首を届ける様にと。」
信奈「デ…アルカ」
良晴が正座をしてどうしたのか颯太が聞き万千代が話しに入った。
万千代「拒めばまたまた謀反を起こすでしょう。常習犯ですから。」
颯太「なんだ下郎、雑種を殴っただけか?」
六「颯太!殴っただけでも大問題だ!」
声を荒げて言う勝家。その通りなので良晴は何も言えない。
颯太「だが、その雑種の相手が下郎であって我でなくてよかったかもしれんな?」
良晴「はぁ?なんでだよ。颯太だって多分殴ってたと思うぞ?あれ。」
颯太「下郎、我が手を出すという事は殺すという事だぞ?」
それを聞き信奈達は顔を青く染めた。
颯太「その雑種の所に行こう。」
そう言い部屋を出ようとした時信奈に捕まった。
信奈「颯太!何勝手に行こうとしてるの?何する気?」
颯太「この我が自ら裁くんだか?」
良晴「颯太?もしかしてあれ出せるのか?」
颯太「下郎、あれとはなんだ?どっちのあれだ?」
良晴と颯太があれあれ言って信奈達は訳が分からなくなっていた。
犬千代「颯太、あれって何?」
よく質問した犬千代と信奈達は思った。
颯太「
良晴「そっちか〜よかった。ってよくねぇよ!やめろこの尾張が滅ぶわ!」
犬千代「サル語?犬千代人だからわかんない。」
良晴「サル語じゃねぇ!それと今はツッコミやらないからな!」
良晴にそう言われ犬千代は体育座りをして空を見つめて次は何故か走り出し犬千代は、もういらない子と言い颯太に抱きついた。
颯太「おい、下郎!我の犬千代に無礼だぞ!余程死にたいようだな雑種!」
空間が歪み、良晴の体の間に剣が何本も刺さった。
信奈「ちょっと颯太!何してんの?やめなさい!」
良晴「そうだぞ颯太!落ち着け!さっきの事は謝る。犬千代ツッコミ入れるから機嫌直してくれ。」
良晴は泣きながら綺麗な土下座を犬千代の前でした。それを見た犬千代。
犬千代「颯太、どうする?許す?」
なぜか颯太に相談する犬千代。
颯太「犬千代、貴様が決めろ。」
犬千代「分かった。許す。もう飽きた。」
飽きたと言い良晴を許しいつもの雰囲気に戻った犬千代。
颯太「飽きたそうだそ?雑種。よかったな。」
良晴「よくないわ!それと颯太!俺の事もう下郎と言ってくれないのか⁉︎ランク下がったじゃねぇか。」
そんな事は知らんと言い颯太は部屋から出て行った。
そして良晴は犬千代、五右衛門と一緒に米俵を買う旅に出かけた。