二作品目の投稿ですが、こちらは少しずつ更新していきます。
使徒は、どんな事を考えているのか?そんな疑問を憶えたのは13の時だった。
それがわかるのは、すぐだった。
俺は山に来ていた。
家族で登山に出掛けていたのだ。その山はそこまで高いという訳ではなく、遭難する様な場所ではなかった。
しかし、俺は山の中にあった雑に作られた岩の階段から落ち、足があらぬ方向へと曲がり、打撲により体中に激痛が走っていた。しかし、痛みを感じる時間は長くはなくて、いつの間にか意識を手放した。
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いつの間にか意識を取り戻すと、落ちた時とは違って周りには夜の帳が降りていた。
更に周りを見渡すために立ち上がろうと、体を起こそうと力を入れると全身に激痛が走る。「ゔぁ…!」という呻き声を上げながら、もう一度倒れ込む。
そんな、ボロボロの状態ながらも生存欲だけでどうにか人を見つけるなり、山を出るなりをしようと痛みが走り、様々な症状で弱音を吐く体に鞭を打って這っていく。痛みにより脂汗を大量に流しながら、少しではあるものの地面に這った跡を残しながら進む。
夜目の効かない自分の目には暗闇しか存在せず、恐怖を覚え、諦めかけた時だった。目の前には暗い中に火の明かりの様なゆらゆらとした光があった。
その時、極限状態だった俺はそれを住居の明かりと勘違いし、助かったと思い必死に這っていった。
しかし、そこにあったのは住居ではなく魚の幼体の様な、身体を持った見知らぬ生物であり、さらに先程見ていた光はそれを保護するように存在するわけのわからない発光する液体だった。
自分の勘違いに絶望した。涙を流しそうになるものの、この状況で得体の知れない生物の近くで泣いていられなかった。直ぐに離れて、今まで這って来ていた目的を思い出すと、もう一度出かけた涙を手の甲で拭い進み出そうとした。
だがそんな時、目の前の生物から出てきた触手の様な物体が、身体中に絡みつきその後に痛みが走った。
痛みがあった場所を見ると、触手が身体の中に入り込んでおり、身体に赤い、紅い、赫い、血の色のような根が体を侵食してくる。
嫌だ…!、離れろ!!
そういって叫んでも変わらず、そして容赦なく体を蝕んでいく。
更に持続して痛みも来て、「助けて!!助けて!!」と大きな叫び声を上げたが、助けることのできる人間はおらず答えは返ってこない。
五分も経つと、身体が乗っ取られる様な感覚に襲われ、意識も薄らいできていた。笑い声が聞こえる。中学生くらいの男女の声だった。楽しそうな声で笑っている。懐かしい、この声が…。急に赤い海と十字架の風景が脳に浮かぶ。
その風景と声が唐突に消えると、先程まで身体に根を生やしていた触手がいつの間にか粉々になり始め、その生物も枯れるように粉々になっていた。
そして、助かったという安堵から疲れが来たのか、意識が薄れていった。
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いつの間にか、眠っていたようで寝起きで頭が働かない中、周りを見渡す為に立ち上がり周りを見ると、遠くには街の様な物が見えていた。
さらに、助かるそう思ったと同時に自分がなぜ立てたのかという疑問が思い浮かぶ。
身体中を見ても、擦り傷やさらには骨折といえる程度では済まないような怪我も、いつの間にか回復していた。
おかしい、そう不安になりながらとりあえず家に帰らなければと思い、街を目指し歩き始めた。
人の営みの象徴である家屋から漏れ出た光が近づいていく。ここはどこなのだろう…。自身の居場所などわからないままではあるものの、居場所を確かめて助けてもらうために交番へと向かう。
すると、交番特有の少しばかり近づくのに勇気のいる空気感と、赤いランプが見えた。それを目指して、疲れきって倒れこもうとする意識を無理くり、心の奥底に押し込めて走る。
なんとか、街に着いた後に交番に行き電話を借り、母親に連絡した後すぐに交番の近くに到着しなんとかこと無きを得た。
だが、その後から俺の特異体質が始まった。
たまに、幻聴を聞くようになったり、2km以上離れた場所まで見えたりし始めていた。
しばらく立つと、とんでもない事が起きた。
俺の身体が、何かに乗っ取られさらには性別まで変わった。
身体が、勝手に動き勝手に喋る、そんな奇妙な感覚に落ちいる。
そして、違う人格は母親と父親に話しかけていた。
だが、次にいった一言は衝撃的だった。
「私は、あなた達の息子さんと契を結ばして頂きます」
結婚?の許可をとっていた…。
それから、あいつは俺に話しかける様になって来ていた。
食事を食べている時は。
「やっぱり、感覚の共有っていいね最高だよ…ハァハァ」
とセクハラじみた発言をしてきていた。
学校にいる時は。
「そこは、答えがこれであれが、こうでああで」
と思考を共有して教えてきて。
家のタンスには、いつの間にか意識が奪われたのか、女物の洋服が増えていた。
そして、あいつは自分の名前をルシエルと決め、新たに分かったのがルシエルの人格になると、性別が変わってしまうという事。
そんな、不可思議な存在だったあいつが2年経つと日常的にいる者だと、認識し始めた。
だがそれも、長くは続かなかった。
いつも通りの日の
筈だった。
目の前に、バンが止まり中から体格のいい黒スーツの、男達が現れる。
「え?なんだ?」
『もしかして、想也なんか悪い組織とか入ってたの?』
「いやいや、んなことあるわけない」
『なら、なに?この人達?』
俺にも、ルシエルにも思い当たる節は、無く。
少し、警戒していると目の前の体格のいい人の1人が質問してきた。
「あなた、黄川 想也さんですか?」
「あっ、はい。」
「そうですか、少し一緒に来て頂けますか?」
俺は、急な質問に驚きながらも答えた後、付いてきてほしいと言われ頭の中が?になっていた。
「えっ、なんでですか…?」
「理由は聞かないで頂きたいのですが…」
「来ないというのならば、力ずくで連れていくまでですが。」
理由を、聞いた後すぐに男達は俺を抑えつけ、バンの中に押し込み発信する。
暴れはするも、縛られており紐もほどける様子はない。
『どうしよう、やばいのでは!?』
『あの後、すぐに逃げればよかったのに』
『そう言ったって!』
そんな、小競り合いをする中すこし、ルシエルに対して違和感を覚えた。
いつもなら、俺の身に危険になると無理矢理人格を奪ってでも撃退する筈なのにと。
すこしすると、バンが停車しドアが開けられ、俺は担がれながら運ばれていく。
そして、先程着けられていたアイマスクを取られ、視界が自由になると目の前には、アニメで見たような司令室が広がっていた。
そして、偉い人らしきバイザーを着け白髪の鼻の高い外国人だろうか、そんな老人が話しかけてきた。
「キール・ローレンツという、君が黄川想也君か?」
「あっ、そうですけど、俺になんのようですか?」
「君の身体には、使徒が存在している可能性が高いそして君には、今開発している、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの、開発に協力してもらう。」
よく話しがわからない、エヴァンゲリオン?何でそんなのに乗らないといけないんだ。
「とりあえず、俺を家に帰してくれ」
「悪いがそれは出来ない、君もある程度は知っているだろうが、使徒はいつサードインパクトを起こすかわからないのだ。」
「さらに、ここの情報漏らすわけには、いかないんだよ。」
俺は、あの時から俺の人生は変わっていたのかもしれない。
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主人公 黄川 想也 (きかわ そうや)15歳
2年前、出掛けた山で行方不明になりさまよっていた所、偶然未成熟であった使徒の幼体を発見してしまい、危険な状態まで身体を浸食されたが幼体の身体が、限界を迎え死亡し助かった。
だが、それ以降多重人格になり、さらには人格が変わると身体の性別まで変わってしまうという、特異体質になってしまう。
さらに、不幸は続きゼーレが開発、研究をしていた『エヴァンゲリオン un』の搭乗者に無理矢理させられてしまう。
搭乗機 『エヴァンゲリオン un』
ゼーレが開発、研究するエヴァンゲリオン。
今まで、撃破した使徒の残骸などを拘束具に使っており強い拘束になっている。
さらに、両手の平にコアを使い作られた射撃武器を内蔵されており、威力としてはポジトロンライフル(スナイパー)並の威力をもつ。
頭部は、初号機に似ており、後頭部から鋭い突起物が生えている。
眼: 双眼 (「暴走時」バイザー型)
機体色 枡花色《ますはないろ》
コア: 黄川 ルシエス
: 黄川想也
黄川 ルシエス ?歳
想也の、もう一つの人格で想也に恋愛感情を抱いており、想也と共になる事に執着している。
エヴァのコアの、役割を担っており人格の主権を奪う事で自身も、エヴァを操縦できる(その場合想也がコアの役割を担う)。
性格としては、温和な性格だが本質としては残虐無比であり、目的の邪魔であれば想也以外は殺す。
どうでしたでしょうか?。
エヴァunの手の平の武器は、アイアンマンの武器を参考にしていただけると幸いです。