新世紀エヴァンゲリオン ~unknown~   作:魚王かます

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どうも、魚王かますです。

やっとこさ、東京喰種の方と、両立しながら完成した、ヱヴァンゲリヲンの二次創作

本編の方、どうぞ。


底のない、思惑

七つの板が、あるエヴァと、その搭乗者についての事が、話し合われていた。

 

『やはり、明らかになっていないモノを、使うのはどうかと』

 

6という、数字が描かれた板から、1の板に対して、疑問を投げかける。

 

『だが、剣や支えるなどの、意味まではわかっているのだ。』

 

『さらに、「裏死海文書」に記述されてある、時期がすぐ迫っていたのだ。』

 

1は、疑問に対する、答えを語っていく。

 

『そうか、だが、その部分は完璧に、解読すべき所ではあるな』

 

『と、言うことで、後はなにかあるかね?』

 

1は、会議に参加している、全員に対して、終了を確認する。

 

『『『『異議なし…』』』』

 

そうして、各々板の明かりが消えていく。

だが、残った2と書かれた者は、静かに呟く。

 

『裏と翻訳できる、部分もあるがな…』

 

この「裏」が、彼等のシナリオの、欠損を作り出すモノの、スイッチである事は、誰も気づいてはいなかった。

 

 

 

_____________________

 

 

 

戦闘シミュレートの、準備として、想也とエヴァの、シンクロテストが、行われている。

 

 

 

「シンクロ率、70%。やはり、高いですね」

 

「ああ、ネルフでは負荷として、限界に近いレベルらしいが」

 

シンクロ率が、映し出された、モニターを見ながら、実験服を着た男性が、操作を行っている人間と、会話をしていた。

 

そして、準備が終わり、エヴァの頭にヘルメットの様な、形のシュミレーターが装着される。

すると、目の前にはもう存在しない筈の、『サキエル』が現れる。

 

「へえ、使徒って、面白い形してんのな?」

 

『そりゃ、そうよ?私の赤ちゃんの姿みたでしょ?』

 

「思い出させんな!」

 

疑問として、思った事をコアの役目を、担っている、ルシエスに対して質問をしたが、返答は、軽いトラウマになった出来事を、掘り返されただけであった。

 

しかし、会話をしている途中、何度か職員の者から、返答が来てしまう事がある。

なぜなら、この会話が出来るのは、魂と魂で、接続されているから、出来る事ではあるが、傍からみれば、独り言を言っている様にしか、見えない。

 

 

「じゃあ、始ますよ」

 

「了解」

 

スタートの、合図と共に握っていた、コントロールレバーを、操作させる。

 

エヴァは、武器はなく、素手で戦う状態だ。

『サキエル』は、いきなり、仮面の様な顔面の目を光らせ、光線を放つ。

 

眼前は、光により眩み、白く見える中、左に体を逸らすことで、なんとか、光線を避けた後、自分の体と勘違いしそうな、エヴァを動かし、

急接近したサキエルを、膝蹴りを顔面にいれる。

 

攻撃により、吹き飛ばされ、座り込む様な体勢になった、サキエルを押さえ付け、手の平のポジトロンショットを、放とうとした時、拘束から抜け出した、右手から光のパイルが、打ち出される。

 

それが、刺さると全身に、激痛が走る。

だが、初めての時から、シュミレートで受けた、痛みに対して思うのは怒りだった。

 

その気持ちが、軽い暴走の引き金となる為、制御のための、バイザーが降りると、想也はなんとか、意識を保てる。

しかし、いつもここで、自分の中での、『本能』という、無意識の部屋を覗いてしまうのか、理性が失われていく。

 

「危険です!!、侵食と暴走が始まっています!」

 

「くっ!、抑えられないか…!」

 

この、暴走と侵食の同時進行は、コアであるルシエスと、搭乗者の想也が、危機的感情を抱いた時に起る反応で、通常ならば、暴走といっても、制御を失うだけだが、こちらは違う。

 

様々な、現象が絡まり、起るのだ。

 

まず、コアの状態のルシエスは、一つの大きな感情しか抱けない、それは『独占欲』しかも、とびっきりの強さのだ。

 

そして、ルシエスは、身体でも、心でも、自分以外のなにかの、痕跡を残される事を、嫌う為、意識を奪い去ろうと、侵食と暴走を行うのだ。

 

 

そこに、バイザーによる制御が、悪く作用して、人間が誰しも持つ、動物的本能が目覚めると、共に僅かに残る理性が、戦闘の知識までも、引き起こす。

さらに、敵味方なく、戦闘知識のあるエヴァが、襲いかかる、簡単に言えば、殺人鬼に武器を持たせ、街に送りだすのと同じなのだ。

 

シミュレーターの中では、サキエルの腹部は、大きな風穴があき、両腕は垂れ下がり、仮面の様な顔面は、殆ど割れて、血が流れていた。

 

それでも、悪魔の様なエヴァは止まらず、シミュレーターを壊し視界を、現実の光景へと戻す。

そして、手の平のポジトロンショットを、観察室に向け、最大出力の射撃を放った。

 

 

 

そして、油断していた彼らの居た、観察室は溶けた…。

 

 

 

 

 

基地を、破壊したエヴァは、基地の外に出た。

だが、エヴァに乗っていた者は、色素の薄い金色の、肩まで程の髪の女性に、乗り替わっていた。

 

 

 

 

_____________________

 

 

 

 

近かった、4号機のあるアラスカ基地には、裏からゼーレにより、予想外の『エヴァンゲリヲン』の、暴走を止めるため、4号機が配備された。

 

すぐに、4号機の調整を終え、出撃された。

 

 

その頃、アラスカ基地に迫っていた、unはバイザーは、解除されており、なぜか、走り出す体制に、入っていた。

 

しかし理由は、すぐわかった。

 

 

2km以上先の、4号機が視界に入った瞬間、手足を付いていた、地面を大きく抉り、とんでもないスピードで、走っていく。

 

 

そして、勢いを殺さず近付いた、4号機の顔面部分を、右手で掴み掛かり、地面にとてつもない勢いで、叩き付ける。

 

さらに、動く事のない人形となった、4号機を裏返し、コントロールポッドを引き抜き、捨てる。

 

 

「異物は、いらないから排除っと」

 

「後は、この身体のだけかな、っと」

 

 

機体内の、彼女はいつもの、ルシエスではなく、使徒でありながら知恵の実を、手に入れた『ルシファー』であった。

彼女は、腕部分の侵食は完成していた為、手の甲から鋭い、針を生やすと、4号機のコアのある場所をめがけ、突き刺し、針がコアに到達すると、針が三つに別れ、突き刺さる。

 

さらに、4号機が段々と縮小し、一体化していく、5分も経てば、跡形もなくなった。

 

 

「ん、拘束具ごと食べたけど、使えるね」

 

4号機に満足ようで、満足気にいうと、unの背中から、4号機の顔が現れ、口が開くと、銀色と赤、まさに4号機のカラーリングの、翼が生え、飛び上がる。

 

 

「これを、得たのは大きな収穫だね。ゼーレ、私は他の人間と、一体化するのは、望まない」

 

「望むのは、想也との一体化、ただ一つだよ」

 

 

遅れてきた、戦車が射撃をするものの、無傷のunは、4号機の翼で羽ばたき、上空へ舞い上がると、両手ポジトロンショットを重ね、接続させると、侵食により、威力が小規模のインパクト程になった、それを、接続により、さらに威力を上げると、とてつもない轟音と共に撃った

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?、unは少し化け物じみてますよね。

ちょっと、チート過ぎましたかね 苦笑

まあ、これからも、ゆっくり投稿していきますので、ゆっくりお待ち頂ければ、嬉しいです。

では、さよならーヾ(ω` )/

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