戦機絶唱インフィニット・ストラトス-G-   作:ニンニン忍者

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またお気に入りが増え驚いた忍者です。今日は多く投稿出来ますね。

ではどうぞ。ちなみにまだシェンショウジン流れてます。


-過去編-夢見た星空を

煙が晴れるとそこにはリフレクターを展開した光がマリア達を庇うように立っていた。

 

挿入歌【歪鏡・シェンショウジン】

 

「これが僕に馴染んだ神獣鏡……」

 

そこに立っているシンフォギアは先ほどまでの神獣鏡とは違っていた。脚部アーマーに劣らない肩アーマーとワイヤーのようなコード、手の甲には鏡を思わせる物がアームドギアの代わりにあるのが確認出来る。

 

「変身……違うデス、変形デェース!」

 

切歌はIS達への恐怖を忘れ僕の神獣鏡を見て目をキラキラとさせている。

 

今はそれだけでも十分だ。家族を守るために、全ての災厄を跳ね返す為の力を手に入れたのだから。

 

「今はありがたくこの力を使わせて貰う!この力で家族に降りかかる災厄は僕が跳ね返すから!!」

 

先ほどから流れるピアノの音を心地良く思いながら聴いているとループが終わり曲が始まるのを理解し知らないらはずの歌を歌い始める。

 

「ッ!」

 

歌いながら一気に残りのISとの距離を詰める。

 

余りの早さに片方は神獣鏡を捕捉出来ずに殴り飛ばされ壁に激突する。

 

普通の人間にも普通のISにも出来ない早さの攻撃を目にし最後に残った隊長らしき人物はにやりと顔を歪める。

 

「これが歌の力! 愉しい戦いになりそうだ!」

 

そう言って彼女は一振りのブレード兵装、レーザーブレードを構える。

 

光も歌いながらそれに答えるように拳を構える。

 

「はぁ!」

 

レーザーブレードを振りかぶり彼女は光へ一太刀浴びせようとするが手の甲にある鏡のようなものに弾かれてしまう。

 

「なるほど、流石は歪鏡と言われるだけはある。だがこれを防ぎきれるかな?」

 

彼女の腕部装甲からコードの様な物を伸ばしレーザーブレードに接続すると一気にエネルギー刃は大きくなる。

 

「切り捨て、御免!!」

 

圧倒的な大きさを持つレーザーブレードを振り下ろし壁が焼けるのを光は感じる。だが光には防ぎきる、いや反射をする自信があった。

 

光は特殊な生まれである。そのため様々な戦闘方法を『脳にインストール』されていた。そして神獣鏡は他のシンフォギアに劣る部分があるがある特徴があった。

 

脳にある物をそのまま写し行動させる事が出来る。これにより神獣鏡は圧倒的なバトルセンスを得たのだ。だから……

 

「剣を砕いた!? いや、吸収し己のエネルギーにして!!」

 

歌が間奏に入り光は一言答える。

 

「エネルギーを全て拳に乗せて跳ね返す!!」

 

腕部の装甲がスライドして筒状の鏡の中にエネルギーが反射しているのがわかる。今得たエネルギーを何回も鏡の中で反射しているのだ。

 

「撃ちぬけ! 逆光!!」

 

手の甲がスライドして前面に鏡が現れ殴りながら極太のレーザーを放つ。

 

光の本流が消え残ったのはISを解除され倒れている隊長らしき女と無数に破壊された壁や天井だった。

 

戦闘が終わり自動的にギアは解除される。疲労からだろう疲れにより光は倒れそうになる。

 

「全く、詰めが甘いと言うかなんというか。だが君らしいな……」

 

倒れる光をマリアが優しく受け止める。そんな二人を見て切歌と調はニヤニヤしている。

 

「マリア、嬉しそう…」

 

「ニヤニヤが止まらないデェース」

 

「ふ、二人とも!?」

 

顔を赤くするマリアを他所に二人はマリアに抱きつく。

 

「生きて逃げられるデス。これもお兄さんのおかげデスね」

 

「良かった……星を見る約束が叶うね…」

 

「あぁ。きっと光は喜んでくれるさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、んぅ」

 

目を開けるとマリアがこちらを覗き込んでいた。

 

「起きたようだな」

 

「ここは? それに切ちゃんと調ちゃんは……」

 

マリアは優しく笑みをこぼすと光の頭を撫でながら状況を説明する。

 

ここは研究所の外で車を持ち出し近くの森に隠れている事。

 

切歌と調は外の世界に興奮し疲れて眠ってしまった事。

 

逃げ出してすぐに大型ヘリがやってきた事。

 

光は説明を聞きながらそわそわしていた。それもそうだろう。マリアに膝枕されているのだから。

 

「その、ずっとこうしていたの?」

 

「ん? あぁ。君が中々起きないからな。私が着いていたんだが……迷惑だったか?」

 

「そんな! マリア姉さんが居てくれて助かるよ!」

 

顔を赤くしてそう伝える光を見てマリアはさらに微笑む。

 

「久々だな、姉さんと呼んでくれたのは……そういえばどうだ?君の見たがっていた星空は」

 

そう問いかけられ光は天へ手を伸ばしゆっくりと語り出す。

 

「データ以上に綺麗だと思う……」

 

「そうか。それは良かった…」

 

ゆっくりと流れる穏やかな時間。やっと自由を手に入れた。そう二人が思っている時だ。

 

ガサガサと草むらが動き二人は急いで立ち上がり警戒をする。光はいつでも神獣鏡を纏えるようにペンダントを握る。

 

草むらをかき分けて現れたのは意外にもうさ耳をつけた謎の女性、またの名を稀代の大天災、篠ノ之束だったのだ。

 

「やっほ〜! 天才束さんだよって!? タンマタンマ! 敵じゃないよ!!」

 

一難去ってまた一難。彼らは大天災と遭遇し己が運命を受け止める。

 




最後までありがとうございますm(__)m
次の次くらいでまた設定載せます。
オリジナルとあれこれを混ぜ合わせております。

お気に入り増えて驚きました。皆様ありがとうございますm(__)m
感想やご意見もお待ちしております。

ではでは次回予告!






previous#04

それは運命を動かす出会い

天才は語る。月の事、ISの事を

少年少女は選択する

戦機絶唱インフィニット・ストラトス-G-

-過去編-出発
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