戦機絶唱インフィニット・ストラトス-G-   作:ニンニン忍者

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最近はシンフォギア一期を見てます。翼さん声高っ!?こんなに声高かったっけってなりました。
1話です。どうぞ


-EPISODE1-学園生活、そして

「全員揃ってますね? それじゃあSHRはじめますよ〜」

 

目の前の副担任、山田麻耶先生が記念すべき学園生活初めてのSHRの始まりを告げる。

 

「それでは皆さん、一年間よろしくお願いします」

 

ぺこりと頭を下げる山田先生に僕は拍手する。だが周りの人は誰も拍手をしない。

 

「あ、ははは……じゃあ自己紹介をお願いします。出席番号順で」

 

廊下の方から1人、また1人と女の子達が自己紹介をする。それもそのはずだ。

 

だってIS学園には男は2人しか居ないのだから。

 

「織斑一夏くんっ」

 

「は、はい!?」

 

そんな事を考えていると自己紹介は隣の席の男子、織斑一夏くんまで回ってきていた。

 

山田先生はおろおろし始めてしまい織斑くんもおろおろし始めた。

 

「と、とりあえず落ち着いてください! 自己紹介しますから!」

 

そう言って織斑くんは教卓まで行く。

 

「えー、織斑一夏です。以上です!」

 

すると教室のドアが開きスーツを着た女性が入って来て織斑くんの事を叩いた。

 

「馬鹿者がッ。自己紹介くらいはまともに出来ないのか?」

 

「げっ、関羽!?」

 

もう一撃追加される織斑くん。何故関羽なんて言ってしまったのだろう。

 

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

顔を見て思い出した。第一回モンドグロッソの優勝者の織斑千冬さんだ。決勝戦で同じ日本人である天羽奏選手と激しい試合を繰り広げた事で有名だ。

 

「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

 

「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてすまなかったな」

 

「い、いえ。副担任ですから」

 

「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を__」

 

まさかブリュンヒルデがIS学園の教師をしているとは。織斑先生と戦った天羽奏さんのようにアイドルになった訳でも無く第二回モンドグロッソでは奏さんの相方、風鳴翼さんが試合を望んでいたが辞退してしまうなど謎が多い人物だ。

 

「きゃー!! 千冬様、本物よ!」

 

「ずっとファンでした!」

 

「私、お姉さまに憧れてこの学園に来たんです! 北海道から!」

 

「私、お姉様のためなら死ねます!」

 

ここまで熱狂的だと恐怖を覚えてしまう。それに最後の人、命は大事にした方が良いよ?

 

「……毎年毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ」

 

流石に織斑先生でも顔色が悪くなる。確かにこれは怖い。

 

「ついでだ、風音。自己紹介をしてくれ」

 

「わかりました」

 

そう言って教卓まで行くと呼吸を軽く整えてじゃべり始める。

 

「2人目の男性IS装者の風音光です。趣味は音楽鑑賞。まだ男子2人という状況に慣れませんが皆さんよろしくお願いします」

 

僕は頭を下げると自分の席に着くとパチパチとみんなが拍手してくれる。緊張したがなんとか自己紹介を乗り越える事が出来た。

 

何故このような状況になっているのか。

 

それは約一ヶ月前に遡る。

 

IS委員会から出された任務は二つである。一つは織斑一夏の護衛。これは男性IS装者を狙う輩から守るためらしい。

 

問題は二つ目である。二つ目の任務、それは人為的にノイズを発生させている組織、または人物の捜索だ。ここ数週間立て続けて市街地でのノイズの大量発生が多発している。さらには今までとは違いノイズが統率の取れた動きをする事だ。

 

確かに前回僕が殲滅したノイズも軍隊のような隊列を組んでいた。

 

ノイズの対応だけでも忙しい日本の特異災害対策機動二課、日本のシンフォギア運用機関も手を焼いており僕とマリアがこの地にやってくる事になったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付いたら休み時間。織斑くんに挨拶でもしようかと思っているとポニーテールの女の子が織斑くんを連れ出してしまう。

 

そのため分散されていた視線が全て僕に集まるのだ。

 

廊下からも他クラスや他学年の生徒が遠目に僕を見ているのがわかる。

 

勘弁してください……。

 

そんな時だった。

 

「ごめんなさい、道を開けてもらえないかしら」

 

聞き覚えのある声を聞くとみんなが一斉にざわざわし出す。

 

廊下の女子達を割って現れたのは僕と同じようにこの地にやって来たマリアだった。

 

「ねぇ、あれってマリア様じゃない?」

 

「え!? 本当!!」

 

「きゃー! 私ファンなの!」

 

「私も! それよりも風音くんと知り合いなのかな?」

 

「えー、マリア様と知り合いなんて羨ましいぃ!」

 

僕は苦笑いを浮かべながら立ち上がりマリアの方を向く。

 

「どうしたのマリア? わざわざ一年の教室まで」

 

「ちゃんと馴染めてるか見に来ただけよ。後、定期連絡。切歌も調も心配してるわ」

 

「了解。屋上へ行こう」

 

「そうするとしましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上にはどうやら先客が居たらしい。織斑くんと先ほどの少女が親しそうに会話をしていた。

 

そんな時だ。

 

連絡をするために通信機に電源を入れるとアラームが鳴り響く。

 

「どうしたの?」

 

「わからない……とりあえず見てみよう」

 

そこには一通のメッセージが送られていた。

 

ラボが完全聖遺物を纏った少女に襲われていると……

 




最後までありがとうございますm(__)m
いやぁ、物語を書くのは楽しいですね。思ったより大変ですけどね。
そういえば最近ISの一期が再放送してますね。
それは置いておくとして次回予告!







守るために戦う調と切歌

見た事の無い襲撃者

そして自身も戦場に立つ束

previous-EPISODE-#02

『砕けぬ鎧』
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