先生達はいません。
この主人公は新しく作りました。他の作品のと名前は同じですが別人です。
さて、ジョジョはどこまで通用しますかね?
突拍子も無い出来事とは本当に突然始まるものである。
道を歩いていたら突然思いもよらぬ方向から犬に吠えられ、転びそうになったりする。テレビをつけると音量が大き過ぎて驚く事がある。
普段の生活の中で油断している時に起こる出来事、それが突拍子も無い出来事である。
大抵、そういう時は状況を飲み込めるまでどういう行動をすればいいのかが分からなくなってしまう。
いつものように屋上で授業をサボりつつ惰眠を貪る。
そして次に目覚めた時、
空から落ちているのも同じである。
「……………………おぅふ」
とんでもない速度で落ちていく最中、少年は深く深呼吸をする。
(地上までおおよそ4,000メートル………そして着地地点には水が張られている。スタンドを使った場合は落ちた時衝撃は吸収されても衣服が濡れる事は確実。すなわち)
「コオォォォォォ………………」
修夜が深呼吸をした時、体が黄金色に輝いた。
その色はまるで、あの太陽のような暖かい色をしていた。
そして
「水を弾け、
水面に当たるほんの一瞬、少年はそういうと同時に素人では見えない速さで正拳突きを水面に叩き込む。
そしてその振動で落下の勢いを完全に殺し、ついでに体に飛び散った水を弾く。
「し、信じられないわ!まさか問答無用で引き摺り込んだ挙句、空に放り出すなんて!」
「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」
少し離れた場所からこれが聞こえてくる。
よく考えてみると先程まで自分が使っていた愛用の枕が無い。
少年は枕を知らないか尋ねる為に、声のする方向へと『水面を歩きながら近づいてく』。
「此処…………どこだろう?」
「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねぇか?」
「……………なぁ、ちょっといいか?」
「ん?どうした?」
「俺の枕知らない?」
「……………多分あれ」
短髪の女の子の指差す方向を見てみると、水浸しになった少年の枕が浮かんでいた。
「がっあぁぁぁぁあ⁉︎俺の枕がッ!」だだだだ
「………元気」
「まああいつは放って置いてだ、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」
「そうだけど、まずは”オマエ”って呼び方を訂正して。ーーー私は久遠飛鳥よ。以後は気をつけて。それで、そこの猫を抱きかかえてる貴女は?」
「………春日部耀。以下同文」
「そう。よろしく春日部さん。そして野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」
「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」
「……………あの人は?」
「彼、寝てるわね……」
「水の上で寝るとはな。中々いいセンスしてるじゃねぇか」
「…………何か言ってる」
「よく聞き取れないわ、近づいてみる?」
「水の上を歩けるならいいかもしれないが、出来るか?」
「無理ね、悔しいけど。」
「ここから呼んでみるとか?」
ヘッドホンをした少年はそれを聞くと、まるで隣の人に話しかけるように遠くの修夜に話しかける。
「お前、名前は?」
すると修夜は起き上がり、ヘッドホンをつけた少年の方へ向かって歩き出した。このままでは眠れないと察したのである。
「……………」
「よお、水の上はよく眠れたか?」
「……………おう」
「それは良かったわ。いちおう聞きたいのだけど、貴方」
「いや、聞こえてたから」
「………それで名前は?」
「修夜。空条修夜」
「へえ、それでお前も変な手紙があった口か?」
「………あぁ、寝る前にそんなようなものを見た気がかっこ
心からケラケラと笑う逆廻十六夜。
傲慢そうに顔を背ける久遠飛鳥。
我関せず無関心を装う春日部耀。
とりあえず眠りたい空条修夜。
そして四人を見つめるウサギがいた。
超亀更新で。