代理屋の暗殺教室   作:スクリーム

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第一巻
第一殺:代理屋、依頼を受ける


「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙。づがれ゙だぁ゙ぁ゙ぁ゙。」

 

 今日の“依頼”も大変すぎて疲れた~。さて、風呂は明日にしてさっさと睡眠タイムへ―――。

 

「おにいちゃーん、お客さん来てるよー。」

 

「マイシスタぁぁぁぁぁ!!!私が夢の世界へ羽ばたこうとしていたのにぃぃぃ・・・・・・」

 

「ハイハイ、お兄ちゃんに用事があるらしいから対応しといてねー。じゃ私は寝るねー。」

 

 うぉぉぉい、我が妹ながら兄への態度が酷くないかねぇ。ま、いいや。

 

「はいはーい、お爺さんがダッシュで向かいますよー。」

 

 そう言いながら、ゆっくりと歩く。私の将来は!詐欺師であります!敬礼!

 

 そこに居たのはスーツを完璧に着こなし、オールバックって言うのかな、そんな髪型にした人が玄関に立っていた。

 

「すまないな、“依頼”から帰ってきたところを来てしまって。」

 

「・・・何の事ですか?私はバイトから帰ってきた所なんですか・・・。」

 

 やっべ、この人のこと“綺麗に掃除”しないといけないパターン?・・・・・・“箒”はあるからダイジョブ、かな?

 

「首相から話は聞いている。法で裁けぬ悪を裁き、果たせぬ恨みを代わりに晴らし、金次第では殺しすら行う国お抱えの代理屋、月島煉君。」

 

「なーんだ、最初っからバレてたんだね。」

 

「俺は防衛省の烏間惟臣。だから、その隠してる“ナイフ”をしまってくれ。」

 

 えぇ、この人気付いてたの?自然に手を後ろに回して用意してたのに?って言うか防衛省ねぇ?

 

「ま、貴方には勝てそうにないんでね。それで、何か“依頼”ですか?」

 

「君にはこいつを殺して欲しい。」

 

 そう言われて差し出された紙を見ると、黄色いタコ型の生物が写っていた。・・・しかもシマシマだし、何かムカつく。

 

「・・・これ生き物ですか?」

 

「頼む、後で資料は渡すから聞かないでくれ。」

 

 お腹を擦る烏間さんを見て、すっげぇ憐れな目で見ていたと思う。そのせいか、懇願するような目で訴えてきたのだ。“胃薬をくれ”と。

 

「月に金は送る。明日から椚ヶ丘中学校のE組に転校してもらいたい。」

 

「へーい、りょーかいでーす。」

 

 資料を渡し玄関から出ていったのを確認し、自室に戻り資料に目を通す。

 

「・・・へぇ、最高時速マッハ20、ねぇ。それに特定の攻撃しか通じない、と。」

 

 面白いじゃん。最近はつまらない依頼ばっかりだからねぇ。

 

 それに―――

 

「―――あの烏間って人、俺以上にできるし。あぁ、本当に人生って素晴らしいねぇ・・・。」

 

 




 1000文字ギリギリ。

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