結界女士になったようで   作:鼠色

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欲求に負けて始めた夢小説です。
どうなるかまだわかりません、が!楽しんで読んでいただけたらいいなー(願望)

完全に自分の好みです!!!ご了承ください!


プロローグ

私自身、周りに無害な人間だと思う。二次元が好きだという点があっても目立ったところはなく、「〜〜の世界にいきたーい」とか「〜〜と結婚したい!」とか二次元のキャラに夢を持つそんな考えもなく現実をしっかり見ている。冷めてる部分はあるけど、交友関係にも困ってたわけでもないし、家族も平々凡々なまあ一般家庭で生活するのには困らない程度には良好だ。

 

本当に、街中にいたら自然と溶け込んでしまえるぐらい周りとなんら変わりない人間だ。

 

安定していて面白みも何にもない、そんなちっぽけな自分だけどそれで構わなかった。

 

 

この世の中を生き抜くには平凡が一番でしょ。

 

 

テレビの中にいる芸能人やなんらかの功績を残して億万長者になったセレブとか世界進出を果たして海外でも活躍する人やら、そんな非凡なものになるには色々とリスクが大きすぎる。

 

私にはそんな人生を生き抜くなんてことできない。確かに憧れはあるけど、所詮憧れや夢だ。現実に起こせるわけがない。

それこそ夢小説であるチートや能力者とかそんなものが備わっていないと私はなれっこない。

 

そんな冒険をするぐらいなら安定した収入の入るとこに就職して、安定した収入を得ている男性と結婚して子供を産んで、問題を起こしながらも子育てに手を焼きながらも大人になるまで見守って。

夫となった人と喧嘩してすれ違いながらも幸せに死ぬまで過ごす。

 

これが一番自分にあった人生だ。

私も異論はない。

 

だから最低限の幸せを得るためにもそこそこの大学を受験したの。

そして、ギリギリではあったけど第一志望に無事合格して、親にも報告した。すごく喜んでくれて今日は特別だって、ご飯に連れて行ってくれると言ってくれて。

 

早く家に帰ろうと寒空の中マフラーを巻き直して信号が青になった横断歩道を渡ったのに。

 

 

 

 

 

なんで、信号無視したんだよ

この馬鹿運転手が。

 

虚ろな意識の中視界に入る私の体は普通ならありえない方向に曲がってたりしてなかなかグロテスク。

身体から血が流れていく感覚が鮮明だ。

痛みがないのが不思議でならない。

 

運転手が錯乱して叫び声を上げて周りの人に抑えられて、必死に私を揺する人とどこかに電話してる人が見える。

 

死ぬのかなーとか、意識が遠のいていく中思いついた。

 

お父さんもお母さんも、家でまってるのにな。

せっかく大学受かったのに。

これからが本番だったのに。

 

残念だなー

 

なんて、ね

 

 

 

寒さを感じなくなった身体が、温かい何かが目から流れたのを最後に

私の意識は完全に消えた。

 

 

 

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