死人は守る為に戦う 作:味噌神のスペリア
それは、ある日のことだった。
とある森の中に一人の少年が
目を閉じ 死んでいた。
だが、少年は目を覚まし
立ち上がると
辺りを見回した。
俺、上我 守(じょうが まもる)は…
化け物に殺された…
剣で斬られた俺は痛みで
苦しみながら 死んだ…
友達や幼馴染みとはもう会えず
俺は……
「何故…生きているんだ?」
何故か生きていた。
手元には四つの目玉の用な色とりどりの玉と
透明のようなベルトが腰に巻かれていた。
「一つわかったことは…俺は幽霊なのかも知れない」
一つわかることは
自分の体が薄く
木も通り抜けれること…
「わからねぇ…取り合えず
俺が出来ることを見つけよう
そしたら、成仏が出来るかも知れないしな」
守は取り合えず
森から出ることにした
幽霊となった少年
上我 守の戦いの日々が始まるのだった。
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守は取り合えず
森を抜け街に着いた
幽霊だから、空が飛べると思っていたが
全然 飛べなかった…
あと、オマケに…
「「「~♪」」」
三つのフードのようなお化けが
俺の周りにいる
赤いお化け、黄色いお化け、青いお化けが
俺の周りにいる。
「まぁ、危害はなさそうだし…いいんだけどね」
俺は、街を歩くが
沢山いる人々に気付いて貰えずに
孤独になった気がした。
俺は歩くと
目の前には公園があり
その公園は俺が知っている公園であった。
守はその公園に入ると
その公園には…
「ヒック…なんで…なんで…死んじゃったの…まもる…」
俺の幼馴染みの
高町 なのはの姿があった。
「なのは…」
俺は幼馴染みのなのはの名を呼ぶが
なのはには守の声は聞こえない。
俺は泣いているなのはの側にいることしか
出来ず…ただなのはを見ることしか出来なかった。
すると、なのはは立ち上がり
泣きながら、自分の家の方角へ向かっていた。
「もしかして…俺の葬式って終わってるのか?」
死んだ自分の葬式は
終わっているかも知れない
だったら、俺が死んだことは
友達や幼馴染みたちは知っているかも知れない…
なのはの様子から見ると
アイツらも悲しんでいるのかな?
まだアイツらと話したいし
遊びたかった…だって
俺は、まだ17歳だし…
まだ幽霊が見えるなら、
話が別だが…
なのはが見えていないなら、
誰も見えないかも知れない。
俺の心は寂しさと悲しみが
込み上げてくる。
「前向きに考えるか…俺が幽霊になったのは
何かあるかも知れない…このベルトだってわからないし…
あのお化けたちもわからないからな…」
俺は取り合えず
難しいことは忘れ
自分が出来ることを見つけようと
そう決意するのであった。